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おいでませ知事室 知事からのメッセージ(平成18年(2006年)9月7日)

ページ番号:0011200 更新日:2006年9月7日更新

 9月6日、秋篠宮家に親王殿下が御誕生されました。県民の皆様とともに、心からお祝いを申し上げます。
 秋篠宮同妃両殿下のお心持ちは申すに及ばず、天皇皇后両陛下のお喜びはいかばかりかと拝察申し上げます。
 秋篠宮同妃両殿下には、平成13年7月、山口きらら博にお成りいただいておりますが、その際、誠に和やかな雰囲気のもと、県民と心温まるふれあいを賜り、深く感銘いたしたことを思い出します。
 どうか親王殿下がお健やかに御成長されますよう心からお祈り申し上げますとともに、皇室の一層の御繁栄を祈念申し上げます。

 さて、去る8月29日、私は、山口大学で行われたシニアサマーカレッジの第1回目の講義の講師として、久しぶりに教壇に立ちました。
 このシニアサマーカレッジは、団塊の世代の定年退職で増加するシニアの生涯学習意欲の高まりに対応して、山口大学と大手旅行代理店が共同で、50歳以上のシニアを対象に全国から参加を募り、生涯学習、地域学習を行うものです。大学施設を活用し、2週間にわたって、全23講義を行うという本格的なものは、全国初の試みだそうですが、遠く青森県や東京都など全国から32名もの参加がありました。
 私からは、山口県の歴史や人、また、県の取組など、お話しをし、皆さん、熱心に聴講いただきました。また、質疑応答の際には、「山口県の良さを改めて知った。帰宅後は、妻を説得して、移住を検討したい。」との嬉しくなるような発言もいただきました。

 また、8月4、5日には、小泉首相が来県され、下関市、秋芳町、萩市、山口市の観光地をご視察いただきました。首相からは、「山口県は素晴らしい観光地があるが、あまり知られていない。もっとPRすべきだ。」との励ましの発言もありました。

 山口県は、全国的にも「住み良い県である」との評価もいただいており、この山口県の「住み良さ」であるとか、「観光地の魅力」をもっと積極的にPRしたいと考えています。このため、こうした講義やまた様々な機会を捉えて、私が先頭に立って、本県へのUJIターンや観光客誘致等を積極的に進めているところです。
 UJIターンを考えておられる方に対しましては、山口県で、住み、働き、地域とふれあうための情報を総合的に提供するためのUJIターン支援サイト(別ウィンドウ)<外部リンク>を、8月初めに立ち上げましたので、是非ご覧いただけたらと思います。
 また、この9月には、首都圏で、「観光」と「県産食材」を中心としたイベント「まるごと!やまぐち首都圏フェア」や、首都圏と中部圏域の旅行代理店や交通事業者の皆様に本県の魅力をPRする「観光情報発信会」などの開催を予定しており、私がトップセールスを行うこととしています。
 加えて、わが国最大の文化の祭典「国民文化祭やまぐち」まで、あと2か月となり、その準備もいよいよ佳境を迎えておりますが、こうした機会を通じてしっかり開催のPRをし、全国からもできるだけ多くのお客様にお越しいただきたいと考えています。

 私は、この8月に、知事就任10年を迎えました。平成8年(1996年)に知事に就任して以来、様々な政策課題に直面し、また毎年様々な出来事がある中で、その時々において、一生懸命取り組んできましたから、もう10年たったのかというのが率直な感想です。
 就任10年を節目とし、改めて初心に立ち返って、「県民力」「地域力」が発揮され、誰もが生き生きと安心して暮らせる「住み良さ日本一の元気県山口」の実現に向けて、全力で取り組んでまいりますので、どうぞよろしくお願いします。