ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織で探す > 総合企画部 > 政策企画課 > おいでませ知事室 県民の皆様へ(平成20年 (2008年) 1月 4日)

本文

おいでませ知事室 県民の皆様へ(平成20年 (2008年) 1月 4日)

ページ番号:0011213 更新日:2008年1月4日更新

 皆様、明けましておめでとうございます。
 すがすがしい新年を迎え、謹んで新年のお慶びを申し上げますとともに、皆様やご家族にとりまして、今年が希望に満ち、輝ける年となりますように、心からお祈りいたします。

 今年の干支は、「子(ねずみ)」ですが、ねずみは、十二支の始まりの干支であり、また、その生命力から転じて、新芽が伸び始め、新しい力が創造される象徴でもあると言われます。私も、初心に立ち返り、新たな気持ちで県政の課題にチャレンジしていきたいと思っています。

 さて、県では、山口県の住み良さの水準を具体的に表す、「やまぐち住み良さ指標」を策定・公表し、「安全」「居住環境」「健康と福祉」「子育て・人づくり」「働く環境」の5分野において、全国比較が可能な57の指標を示すとともに、そのうち42の指標については、目標値を定め、市町や県民の皆様とこの指標を共有しながら、本県の持つ住み良さを高める取組を積極的に進めています。

 その取組も、今年で3年目に入り、大部分の指標は、順調に進捗しており、各分野の住み良さは着実に向上しつつあると考えていますが、さらなるランクアップを図るため、県民総参加による「住み良さ日本一県づくり県民運動」を展開しているところです。

 また、「山口きらら博」「国民文化祭」で培われた、「県民力」や「地域力」を、3年後に迫った「おいでませ!山口国体」では、さらに高めたいと考えています。今後は「国体きらめきセンター」を中心に、県民が主体となった国体県民運動への取り組みや、競技施設の計画的な整備、競技力の向上など、開催に向けた本格的な準備を鋭意進めることとしております。

 一方で、地方は今、少子・高齢化の進行や地域間格差の拡大、さらには、厳しい行財政状況など、さまざまな課題を抱えております。

 こうした中、行財政資源の「選択」と「集中」を一層徹底し、「山口県らしさを創造する」「住み良さを伸ばす」「人口減少社会に対応する」の三つを目指すべき方向に据え、暮らしの安心・安全基盤の強化をはじめ、子育て支援や中山間地域振興対策などに重点的に取り組んでいくこととしています。

 また、今年の具体的な行事としては、「みどりの月間」中の4月19日に、第19回全国「みどりの愛護」のつどいを、地方都市公園では初めて、本県の維新百年記念公園において開催する予定です。また、7月からは、JRグループ6社と連携して本県への観光客誘致を行う「おいでませ山口デスティネーションキャンペーン」を実施することとしており、こうした開催などを通じて、本県の魅力を全国に発信していきたいと考えています。

 本年も、市町、県民の皆様とともに、「県民力」と「地域力」の発揮による「住み良さ日本一の元気県づくり」の加速化に全力で取り組んでまいります。県民の皆様の一層のご理解と御協力をよろしくお願い申し上げ、年頭のご挨拶といたします。本年も、どうぞよろしくお願いいたします。