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知事発言集・平成22年公務始め式 知事訓示

ページ番号:0011227 更新日:2010年1月4日更新

 皆さん、明けましておめでとうございます。年末年始の休みをどのようにお過ごしだったでしょうか。
 今年も、厳しい経済・雇用情勢の中での新年のスタートとなりました。このような状況の中、関係の皆さんには、昨年末、12月30日まで、離職者等に対する相談などに対応していただき、誠にご苦労さまでした。心から感謝いたします。
 どうか職員の皆さんには、今年も、雇用対策のみならず、直面する様々な課題に対し、常に、県民の皆さんの目線に立って、危機管理意識を持ち、きめ細かく、しかもスピーディに対応していただくよう、まずお願いしておきます。

 さて、私は、今年の書初めでは、「志」という字を書きました。私の任期はあと2年8ヶ月です。次の世代に何をどのような形で引き継いでいくのか、そのことをより明確にし、それに向けて突き進んでいくラストスパートの1年目にしたい、そのような思いを「志」という漢字一字に込めたところであります。
 その「志」の一つは、加速化プランで掲げる96の重点事業全てにわたって、国の政策等を十分に精査・検証し、それとの整合性を図りながら、県民の安心・安全を守ることを基本に、それぞれの事業推進の道筋をしっかりとつけていくということです。
 二つ目は、「新・県政集中改革プラン」に基づき、財政改革、行政改革、公社改革などに徹底して取り組み、自立できる持続可能な県政の基盤づくりを進めるということです。
 三つ目は、来年の「おいでませ!山口国体・山口大会」に向けて、県づくりの原動力となる「県民力」と「地域力」をさらに高めていくということです。
 以上、簡潔に、私の今年の「志」を申し上げました。

 昨年誕生した新政権は、地域主権国家を目指すこととし、その政策も大きく変わろうとしています。地方は今、大きな転換期にさしかかっております。
 そのような中、職員の皆さんには、もはやこれまでの経験や知識がそのままでは通用しないという認識に立ち、一人ひとりの「職員力」を高め、その知恵と力を結集して「組織力」を発揮することが、益々重要になっています。
 どうか、皆さんには、私と「志」を共有し、一層の緊張感とスピード感を持って、今日のこの難局を乗り越え、デザイン21の総仕上げに向けて着実な成果を上げていけるよう、一層の奮起をお願いいたします。
 以上、今年にかける私の決意と職員の皆さんへの期待を申し上げ、年頭の訓示といたします。今年もともにがんばりましょう。