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おいでませ知事室 「第63回全国植樹祭」が開催されます

ページ番号:0011239 更新日:2012年5月7日更新

 風薫る5月を迎えました。
 木々の緑が鮮やかさを増し、いのちが躍動するこの季節に、「育むいのち」を開催テーマに、「第63回全国植樹祭」が5月27日(日曜日)、山口市阿知須きらら浜で開催されます。
 山口県では、昭和31年(防府市矢筈山(やはずやま))以来、56年ぶり2回目の開催となります。
 海から生まれた大地「きらら浜」を舞台に、森の恵みが川や海を潤し、様々ないのちを育んでいくという「いのちの連環」の大切さを、全国に向けて力強く発信します。

森~川~海のつながり

 オープニングを飾る27日の記念式典では、天皇皇后両陛下をお迎えし、両陛下によるお手植え、お手播きの行事が執り行われます。両陛下には、昨年の「おいでませ!山口国体」に続き2年連続でのご来県となります。県民一同心からご歓迎申し上げたいと思います。
 また、その式典を盛り上げるアトラクションとして、県民楽団「やまぐちバンブーオーケストラ」による竹楽器の演奏や、会場全体を舞台にしたダンスパフォーマンスなどを繰り広げ、全国からの参加者の皆様を温かくおもてなしするとともに、会場の特性でもある「森・川・海のつながり」、そして山口からはじまる新しい森林づくりを存分に体感していただきます。

森を創る

 一方、干拓地である「きらら浜」に新しい森を創り、将来の豊かな大地に育てていくため、開催に先立つ24日(木曜日)から4日間(27日まで)、きらら浜北エリアを植樹会場として広く開放します。全35種類の苗木・約2万本を、県民の皆様の手で直接植樹していただき、参加された方々が将来、再び訪れたくなるような緑あふれる公園にしていきます。
 さらに、26日(土曜日)、27日(日曜日)には、植樹会場横のイベント広場で、「きららの森フェスタ」を開催します。森林・林業の歴史などの展示や森林・林業体験、特産品の販売、木工・竹細工教室を開催するほか、山口県が全国に先駆けて進めてきた「やまぐち森林づくり県民税」による荒廃した森林の再生や、森林バイオマスエネルギーの利用、県産木材などの利用の取組についても広く紹介します。

東北の復興に向けて

 また、このたびの植樹祭を通じて東日本大震災の復興を支援するため、植樹会場内に「復興の森」を設け、東北3県(岩手県、宮城県、福島県)をはじめとする県内外からの招待者の皆様による植樹を行います。さらに、「きららの森フェスタ」には東日本大震災復興支援ブースを設け、義援金の受付や東北地方の物産販売も行います。

おもてなしの心

 昨年の「おいでませ!山口国体・山口大会」は、県民の皆様の積極的なご参加と「おもてなしの心」により、素晴らしい成功を収めることができました。
 この植樹祭も、一人でも多くの県民の方々にご参加いただき、皆様の「おもてなしの心」で本県の魅力をしっかりと発信し、そして、その成果を平成25年の日本ジャンボリー、平成27年の世界スカウトジャンボリー、全国健康福祉祭へとつなげていきたいと考えています。
 県民の皆様の積極的なご参加、ご協力をお願いいたします。

※27日にスポーツ広場で開催される一連の「式典行事」は、招待者の方のみの参加となりますが、その他の植樹やイベントへの参加は自由ですので、奮ってご参加ください。