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おいでませ知事室 地域を創り、時代を拓く「人財力」の育成

ページ番号:0011248 更新日:2013年2月19日更新

 皆さん、こんにちは 山本繁太郎です。
 2月18日は二十四節気の「雨水」、暦の上では「立春」も過ぎ、雪融けの始まるころとされていますが、まだまだ寒い日が続いています。県民の皆様には、お身体には十分お気を付けください。

 さて、去る1月15日から2月3日までの20日間、県庁隣の旧県会議事堂で、「祝 安倍晋三内閣総理大臣御就任 山口県の総理大臣展」を開催いたしました。2月4日からは、柳井市を皮切りに県内各地域で巡回パネル展も開催しており、多くの方々にご来場いただいています。

 皆さん、ご承知のとおり、本県出身の総理大臣は、昨年12月に就任された安倍総理を含め8人であり、これは全国最多です。初代内閣総理大臣伊藤博文をはじめ、国軍の基礎確立に尽力した山縣有朋、歴代総理の中で最長の通算在職期間7年10カ月の桂太郎、第一次世界大戦後の難局の処理に当たった寺内正毅、普通選挙による最初の総選挙を実施した田中義一、総理在職中26カ国を訪問、積極的な首脳外交を展開した岸信介、そして、日本で唯一のノーベル平和賞受賞者である佐藤榮作、そして戦後最年少の52歳で一度目の総理に就任した安倍晋三。
 いずれの総理も、時々の難局に敢然と立ち向かい、我が国の発展に尽力してきました。
 さらに、文学、芸術、研究など幅広い分野でも多くの方々が活躍していらっしゃいますが、私は、こうした山口県の持つ「人財力」こそが、本県の真の底力であると確信しています。

 松下村塾で、近代日本の原動力となった多くの逸材を育てた吉田松陰先生は、「志を立ててもって万事の源となす」との言葉を遺しておられます。
 少子高齢化が進み、地域の絆が薄れてきたとされる昨今ですが、このような時だからこそ、私は、志を持ち、地域を、日本を、そして世界を支えていくような人財を、地域の力で育てていくことが必要と考えています。
 このため、来年度は、未来への投資ともいえる長期的・計画的な人財づくり事業等に活用する新たな基金を創設し、世代を越えた人財育成拠点としての「平成の松下村塾」を創り上げていきたいと考えています。

 未来を、そして、地域を創っていくのは「人の力」であり、人は地域の、時代の財産です。
 私は、県づくりの基本的な方向である「5つの全力」の一つに掲げる「人財力の育成」に全力で取り組む考えですので、県民の皆さんのご理解、ご協力をよろしくお願いします。