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おいでませ知事室 「5つの全力」を支える基盤~「山口県民力に相応しい行政システムづくり」~

ページ番号:0011251 更新日:2013年5月9日更新

 皆さん、こんにちは 山本繁太郎です。
 風薫る5月、木々の新緑が鮮やかになり、つつじやバラなど、多くの色とりどりの花が咲き出すこの季節、生命の力強さに改めて驚きを感じます。
 そして、まさに行楽にもうってつけの季節であり、県内各地で花や緑をテーマにしたイベントなども数多く開催されます。是非、ご家族そろってお出かけいただければと思います。

 さて、新たな県づくりの本格始動となる平成25年度が始まり約1か月が経ちました。私の目指す「輝く、夢あふれる山口県」の実現に向け、県づくりの基本的方向である「5つの全力」の着実な推進に、全力で取り組んでいるところです。
 今回は、こうした県づくりの取り組みを支える基盤となる「山口県民力に相応しい行政システムづくり」についてご説明します。

 厳しい財政環境の中、明日に希望を持てる県づくりを進めていくためには、それを支える財政の健全化は不可欠です。このため、本年度予算は、「5つの全力」の具現化に向けた実効性ある予算の重点配分と併せ、「プライマリーバランスの黒字体質化」(※)と「県債残高の縮減」を目標にした財政健全化に向けた取り組みを編成の柱としました。
 また、県政を進める組織編成の面からは、個々の職員のスキルアップはもとより、より少ない職員で、より高いレベルの行政サービスを行えるような「筋肉質な体制」を構築していくこととしています。
 この4月に新たに立ち上げた「産業戦略本部」は、民間の委員と県職員が一体となって産業戦略を推進する、これまでの県の組織にはない新たな発想による組織として整備したものですが、今後の県政を進める目的実現型の組織のモデルになるものと考えています。
 私は、「全ては県民のために」の理念の下、県職員には「枠組みにとらわれない発想と行動」を徹底し、県の組織は真に県民の皆様のために仕事をする組織としていきたいと考えています。

 こうした行政システム面における取り組みと併せ、行政運営面におきましては、私は県民の皆様や市町のご意見をしっかりとお聞きしながら、県政を進めることが不可欠と考えています。このため、地域をよく知る県民局の機能強化を図るなど、現場主義を基本に、県民の皆様とのパートナーシップの関係を構築しながら、「山口県民力に相応しい行政システムづくり」に全力で取り組んでまいりますので、県民の皆様のご理解、ご協力をよろしくお願いします。

(※)プライマリーバランスの黒字体質化
 公債費(過去の借金の償還費用)を除く歳出(事業費)について、その事業が行われる年度の税収入や交付税など、県債に頼らない歳入(収入)で賄うことができる状態