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おいでませ知事室 次代を創る子どもたちの育成~三世代交流教育講座「平成の松下村塾」の参加者募集中~

ページ番号:0011252 更新日:2013年6月17日更新

 皆さん、こんにちは 山本繁太郎です。

 「志を立てて以て万事の源と為す」(※1)

 皆さんもよくご存知の吉田松陰先生の遺した言葉です。何事も「志」がなければならない。「志」を立てることが全ての源であるという意味ですが、今、本県では、この吉田松陰先生の言葉のように、まさに「志」を持ち、これからの山口県、さらには日本を支えていくような「人財」を育てるための取組を進めています。

 その一つが、松陰先生も講義を行い、数多くの維新の志士たちを輩出した、おなじみの「松下村塾」にあやかり、山口市秋穂二島にある県の研修施設「セミナーパーク」を「平成の松下村塾」と位置づけ、次代を創る子どもたちの育成を進める三世代交流教育講座(全4回)<外部リンク>(※2)を実施するというものです。
 この講座は、我が国の発展を支え、歴史や文化・伝統を形づくってきた山口県の先人たちについて、お父さん・お母さん、さらにはおじいちゃん・おばあちゃんも一緒になった「三世代交流」という形式で講義を行います。
 初回は、7月27日(土曜日)・28日(日曜日)開催の「吉田松陰と家族」。松陰先生の功績を肌で感じることができるゆかりの地での現地学習も取り入れながら、その立志やチャレンジ精神について、専門の講師から1泊2日でお話を伺います。
 現在、この「平成の松下村塾」への参加者を募集中です。
 県内在住の小学校4年生から6年生の児童を含む二世代、あるいは三世代の家族・グループ(※3)が対象です。家族や地域の絆が薄れてきたとされる昨今ですが、世代を越えてみんなで学び、語り合うという体験をきっかけに、世代を越えた価値観の共有や伝承、そして、子どもたちの「志」を育てる支えとなっていただけるものと期待しています。
 是非、この機会に多くの皆さんにご応募いただきたいと思います。
 また、7月27日には、セミナーパークの図書室内に「山口県の先人学習コーナー」も開設します。パネルや映像による本県ゆかりの先人たちの紹介や関係書籍を常設いたしますので、多くの県民の皆さんにご活用いただくことを願っています。

(※1)「士規七則」より。安政二年一月、野山獄に投獄されていた吉田松陰が従兄弟にあたる玉木彦助の十五歳の元服式に贈った武士の心得七か条を書いたもの。後に松下村塾の規則となった。
(※2)第2回「幕末の名君 毛利敬親(もうりたかちか)」、第3回「日本の電気の父 藤岡市助(ふじおかいちすけ)」、第4回「宇部の発展の礎を築いた 福原芳山(ふくはらよしやま)」というテーマで、今後、講座を開催する予定です。
(※3)児童のみの参加はご遠慮ください。なお、参加者は肉親以外の者(成人)との参加も可能です。