おいでませ知事室　春は新たな出会いの季節です！

　皆さん、こんにちは村岡嗣政です。
　4月に入り、ようやく春らしくなってきました。山口県庁近くの一の坂川や香山公園などでも桜の花が美しく咲き誇っています。私も子どもの頃は宇部の常盤公園などで花見をしたものですが、県内には数多くの桜の名所がありますので、皆さんも春の訪れを感じに出かけてみられてはいかがでしょうか。

　春といえば、進学や就職、転勤など、新たな出会いと別れの季節でもあります。新たに山口県に来られた皆さん、ようこそ、山口県にお越しくださいました。本県には、歴史や文化、食、温泉など、さまざまな魅力があります。是非、県内各地に出かけられ、その魅力をじっくりと感じていただきたいと思います。そして、山口県を離れられた皆さんには、ふるさと山口への思いを忘れず、いつの日か山口県に戻ってきていただきたいと思っています。

　今、山口県では、県づくりの推進力となる人口の減少が大きな課題となっています。そのため、このたび策定しました新たな県政運営の指針「元気創出やまぐち！未来開拓チャレンジプラン」では、人口の流出や少子化の流れに歯止めをかけ、人口減少・少子高齢社会にあっても、元気な産業や活気ある地域の中で、県民誰もがはつらつと暮らせる「活力みなぎる山口県」の実現を目指しています。

　こうした人口減少の大きな要因である社会減を抑制し地域の活力を取り戻すための取組の一つとして、4月1日に、国やＮＰＯ法人等と連携し、雇用やくらしなど本県への移住に関する総合的な支援を一元的に行う『やまぐち暮らし東京支援センター』を東京都千代田区有楽町にある「ふるさと回帰支援センター」内に開設しました。

　4月8日には、開設式を行うこととしていますが、今後、ここを首都圏における移住推進の拠点として、本県出身の大学生をはじめ、幅広い世代のＵＪＩターン希望者を本県に呼び込み、東京から山口県への人の流れを創っていきたいと思っています。このほかにも「移住するなら山口県」をキャッチフレーズに、国や市町、企業等とも連携しながら、新たにＵＪＩターンパスポートの発行も予定しているなど、本県に人を呼び込むための対策に取り組んでまいりますので、皆さんの御支援、御協力をお願いします。