おいでませ知事室　やまぐちへの移住、「YY！ターン」を進めます！

　皆さん、こんにちは。村岡嗣政です。

　梅雨入りして、しばらく経ちました。
　梅雨は、「梅の実が熟すこの時期に降る雨」という意味で、呼び方については、「露」からきたというものや、熟した梅の実がつぶれてしまう時期であるため、「つぶれる」という意味の潰ゆ（ついゆ）から“つゆ”と呼ぶようになったとの説があるようです。その語感からも、湿気の多いこの季節の感じが伝わってきますね。

　そんな梅雨入り直前の6月3日、晴天のもと、山口市徳地のやまぐちサッカー交流広場で、「やまぐち移住倶楽部」キックオフミーティングを開催しました。

　県では、人口減少が進む中、県内に人をとどめ、新たな人を呼び込み、人口の社会減に歯止めをかけるための取組を積極的に進めています。そうした中で、本県へのＵＪＩターンの促進に向けては、これを新たに「ＹＹ！ターン」（「やまぐち」のＹ、「ワイワイと楽しい暮らし」のＹ）と名付け、市町や関係団体で構成する「住んでみぃね！ぶちええ山口」県民会議を中心に、全国への情報発信や受入支援などに取り組んでいます。その一つとして、このたび、移住者同士の交流と支え合いのネットワーク「やまぐち移住倶楽部」を設立したものです。

　当日参加された皆さんは、全国各地から県内の中山間地域へ移住された「地域おこし協力隊」の方々などで、地域の活性化に向け、日々活躍しておられます。この日は、皆さんのこれまでの活動報告や、やまぐち暮らしの魅力などについての意見交換を行い、参加者全員で今後の抱負を宣言し、活動のスタートを切りました。

　今後、この倶楽部を通じて、移住者同士の交流が深まり、また、先輩移住者には新たな移住者の相談に乗っていただき、皆さんが安心して山口県に住み続けていくことができるよう、活動を進めていきたいと考えています。

　全国の移住情報を掲載したポータルサイト「全国移住ナビ」＜外部リンク＞では、山口県へのアクセス件数が全国トップになるなど、今、本県への移住に注目が集まっています。県民の皆さんも、様々な場面で、「ＹＹ！ターン」の推進に御協力をよろしくお願いします。