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おいでませ知事室

ページ番号:0011357 更新日:2024年2月9日更新

~ 県庁から始める男性育休の取得促進! ~

 こんにちは。村岡嗣政です。

 皆さんは、男性が長期間の育児休業(育休)を取得することにより、様々な素晴らしい効果があることをご存じでしょうか。

 女性にとっては、家事・育児の分担による負担軽減はもちろんのこと、産後うつの予防など、育児ストレスの軽減に加え、キャリアロス期間の短縮などを通じた女性の活躍促進につながります。

 家族にとっては、家族の絆も深まりますし、夫の家事・育児時間が増えると第2子以降の出生率が大幅に増加しているというデータもあり、出産への前向きな気持ちの醸成につながっています。

 また、企業においても、効率的な働き方への見直し等による労働生産性の向上や、企業のイメージアップによる人材確保の促進などにつながるとされています。

 このような効果を生み出す、男性の育休取得ですが、山口県では、夫が育児に携わる時間が少なく、地方公務員における男性の長期間の育休取得も進んでいないという状況にあります。

 進行する人口減少の大きな要因が、加速している少子化です。共働き世帯の割合が高まり、女性が子育てとキャリアの両立を望む中で、家庭内で女性に家事・育児が集中する、いわゆる「ワンオペ」の実態が少子化の要因の一つとされています。

 少子化に歯止めをかけるために、県庁自らが、率先して取り組むことが重要であり、その取組の一環として、男性職員の長期育休の取得率を全国トップレベルの水準に引き上げていきます。

 今年1月から、県の男性職員の育児休業取得率の目標を「2週間以上の取得率100%」へと大幅に引き上げ、さらに、「令和7年度までに子の出生後1年までの男性職員の1ヶ月超の育児関連休暇等取得率100%」の目標も新たに設定しました。

 男性の育休取得は、夫婦の共働き・共育てを定着させる第一歩です。県庁が男性の長期育休の取得を進め、これを市町や企業に広げるなど、全県に展開して、本県における「男性育休が当たり前」になる社会の実現に、積極的に取り組んでまいります。皆さんも、男性育休の取得に、また、取得しやすい環境づくりに御理解と御協力をよろしくお願いします。

 

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