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知事発言集・平成15年公務納めにあたり

ページ番号:0011405 更新日:2003年12月26日更新

 職員の皆さん、この一年間、各々の職務を通じて、県勢の振興にご尽力いただき、ありがとうございました。

 今年は、年始めに、「信頼を基本にした県政の推進」と「自立」、「協働」、「循環」の3つのキーワードを念頭におきながら、様々な課題に積極的に取り組んでいただくよう、皆さんにお願いしました。
 一部の職員による不祥事が発生したことは誠に残念ですが、総じて見れば、県政の各分野での取組みを着実に進めることができ、充実した一年であったと考えています。

 中でも、21世紀にふさわしい地方分権の基盤づくりに向け、最重要課題である市町村合併については、4月に周南市が誕生し、県内各地域で法定合併協議会が設立されるなど、大きく前進しましたし、産業廃棄物税の導入を決定するなど県独自の取組みも進めることができました。
 また、ますます厳しくなる地域間競争に勝ち抜くため、本県の個性や特性を最大限に活かした「やまぐち方式」の施策として、やまぐち情報スーパーネットワークのループ化や、世界初のペットボトルの再生リサイクル施設の操業、全国初の森林バイオマスのガス化発電施設の実証試験など、全国に誇れる取組みも進みました。
 さらに、「のぞみ」の県内停車の実現、広島での「おいでませ山口館」のオープン、スペインナバラ州との姉妹提携など国内外との交流を促進する取組みも進みました。

 しかしながら、厳しい経済状況が続く中、景気・雇用対策や、少子・高齢化の進行、人口減少への対応など、県政にはまだまだ多くの課題が残されています。
 皆さんには、引き続き、「自立」、「協働」、「循環」のキーワードのもとに、これまでにも増して力を合わせ、県勢活性化に向けての諸課題に積極的に取り組んでいただくようお願いいたします。

 明日から年末年始の休暇に入りますが、例年より少し長い休みとなりますので、県庁マンとしての自覚と緊張を常に保ちながら、ご家族の皆様とゆっくりと過ごされ、良いお年をお迎え下さるようお祈りしております。一年間、本当にご苦労様でした。そして、新しい年には、フレッシュな気持ちで「住み良さ日本一の県づくり」に向けて共に頑張りましょう。
 今年も元気に頑張りましょう。