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平成27年 (2015年) 8月 2日

政策企画課

山口県優秀賞

水の惑星

山口大学教育学部附属山口中学校 2年 藤田 千紘


 地球は水の惑星ともいわれています。しかし、その水のほとんどは海水で、利用できる水は、1パーセントにも満ちません。これは、以前、私が祖母から教わったことです。これがきっかけで私の水に対する意識が変わりました。

 私は、幼いころ住んでいた所が海に近く、水が無限にあると思い込み、いくら使っても無くならないと思っていました。だから、蛇口をひねればいつでもきれいな水が出て、世界中の人があたり前のように水を飲み、水を使っているのだと思っていました。

 しかし、祖母の話を聞き、水について調べてみると、約11億人が適切な飲用水を確保できず、約26億人が環境衛生用水を確保できず、下痢単症により、1日あたり約3,900人の児童が死亡しているという事が分かりました。

 そうした水不足の原因はいくつかあります。まず、地球温暖化により、異常気象が増加し、世界のいろいろな所で、干ばつが発生することで、水不足の大きな原因になっています。他にも、国が貧しいために、村に井戸を作るお金がないということも水が不足している原因の一つです。そして、最大の原因が人口増加です。人が急激に増えてきたので、水を消費する量も比例して多くなりました。人が増えると、もちろん食料を大量につくらなくてはいけません。さらに産業が成長すると工業用水が必要となります。

 ところで、日本の自動販売機には水が売ってあります。私は日本には家庭用水があるのだから、水をペットボトルに入れて持ち歩けばいいのにと思います。経済的な理由があるのかもしれませんが、日本でペットボトルに入れて売ってある水を、水が不足している地域に分け与えることはできないのでしょうか。もしも、その水が入ったペットボトルを、水が不足している地域にたくさん届けることができたら、その地域で汚れた水を飲むことによって感染していた病気を防ぐことができ、水が使えることにより産業などが発達し、それで得たお金で井戸を作れ、その井戸から水をくんで、もっと産業を発展させるという良い循環ができ、水不足の地域が少しでも減るのではないかなと思いました。

 水は、海に流れ、そこから蒸発して雲になり、雨になります。しかし、工場や車から排出される大気汚染物質が雲となり、それを含んだ強い酸性の雨、酸性雨が降ることがあります。酸性雨が降ることにより、人体、生物、土地、自然、建造物へ悪い影響を与えます。また、酸性雨以外にも、汚れた物質が海に流され蒸発し、雲となり、雨となることによって、だんだん水が汚れているかもしれません。実際、使用済みの天ぷら油(二百ミリリットル)を川や海にいる生物が住めるくらいに薄めるためには、お風呂の残り湯(二百リットル)が二百杯も必要だそうです。

 私は、今回、水について調べてみて、きれいな水を少しでも多く保ち続けるためにも、まずは自分から、自転車や歩きで行動できる距離なら、なるべく自転車を使うということや、台所で食器を洗う時は、一度汚れをふき取ってから洗うなどという身近な生活から変えていきたいです。そして、このことを家族や周りの友達にも伝えていきたいです。そして、水が不足している人が一人でも多くきれいな水が飲め、きれいな水が使えるようになればいいなと思います。人間の手によって汚してしまったこの1パーセントにも満たない利用できる水を、世界中の人が大切にし、少しでも多くきれいに保ち続けることができる、そんな本物の「水の惑星」になればいいなと思います。







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