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平成28年 (2016年) 8月 2日

政策企画課

山口県優秀賞

感謝の気持ちを持って水を使う

周南市立桜田中学校 3年 山田 千聖


 水は当たり前にあるものではありません。水があるということは、ありがたいことです。

 先月、熊本県で地震が起こりました。震度七という大きい規模の地震でした。私はそのことを、テレビのニュース番組で知りました。また、私が住んでいる山口県でも震度三の揺れがありました。ニュースによると、地震によって多くの地域で停電になったり、水道が止まったりしたそうです。ふと私は疑問に思いました。なぜ水道は地震があると止まってしまうのだろうか。また水は、どうやって私達のところへ流れてくるのだろうか。気になったので、自分なりに調べてみることにしました。

 私達のところへ届く水は、雨が降ることから始まります。その雨水や森林の地下水が、川へと流れていきます。川の水をせき止めて、水をたくわえる施設がダムです。ダムによって、雨の多い時期も少ない時期も同じように水が使えます。ダムに貯められていた水は、浄水場へと運ばれます。浄水場とは、水をろ過したり、消毒したりして、安全な水をつくるところだそうです。そこから水は、給水所という町のすみずみまで水を送る役割をしている場所へ行きます。給水所から配水管へ流れ、家のすぐ近くまで水を運びます。そして、給水管についているポンプで水を汲み上げれば、蛇口から水が出ます。こんなにいろいろなところを通ってやってきているんだということを初めて知りました。私達が使っている水は、手間ひまかけた貴重な水なのだ、と思いました。

 地震が起こって断水になる理由は、主に二つありました。一つは、ポンプ場施設が損傷してしまうということです。主体となる場所が壊れてしまっては、水は送れません。また、ポンプ場が停電してしまって、水を送れない可能性もあります。もう一つは、配水管が損傷してしまうということです。そのまま水を流し続けると、水が大量に漏れてしまうため、地域の大元のバルブを閉めて修理するそうです。熊本では、その両方が原因で断水になっていたのだと思います。

 そして、私はそのテレビの続きを見ていました。すると、アナウンサーの人が避難されているおばあさんに、

「今、一番困っていることは何ですか。」

と質問していました。私は、食べ物がないことかなと思いました。しかし、おばあさんは、

「水がないことですかね。」

と答えていました。初めはあれ?と驚いたけれど、自分のことに置き換えてみるとよく分かります。水のない暮らしを想像してみてください。私達は飲料水を一日二リットルぐらい飲みます。それから洗濯や歯みがき、お風呂、食器洗い、そうじ、料理にも使われます。その水がなくなったら?私達の生活は、水に支えられているということが分かります。

 でも、私達が熊本の方々へ、きれいな水を届けることはできません。私のお小遣いで寄付をすることもできません。

 私達が熊本の方々のために出来ること。それは節水だと私は考えます。シャワーを出しっぱなしにしないこと。バケツを使ってそうじをすること。食器洗いのとき、水をこまめに止めること。節水した水が、熊本に直接送られるわけではないです。しかし、熊本の人が今ある水を大切に使っている時に、普通に水を使える私達が、軽い気持ちでどんどん無駄に使っていくことは、許されないことだと思います。避難している方々の気持ちになって、自分の生活を見直してみることが大事だと思います。

 最近の私は、ありがたいことをあたりまえだと思っているところがあります。小さなことにも感謝できれば、物を大切にできるはずです。そのきっかけを「水」にします。環境、自分、周りの人のために節水したいです。






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