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平成29年 (2017年) 8月 2日

政策企画課

山口県優秀賞

水の巡りと祖父の田んぼ

周南市立菊川中学校 1年 弘 空青ひろ そらと


 ぼくの中学校の近くには、「富田川」という自然いっぱいで、ホタルも見られる川があります。春には鮎の稚魚が放流され、地域ぐるみで川を身近に感じ、守っていこうという取り組みがあります。

 また、「川上ダム」が富田川の上流にあり、洪水調節、工業用水、上水道用としての役割を担ってくれています。

 ぼくたちにとって身近な水は、どのようにして地球を巡っているのでしょうか。

 地球上には、約14億立方キロメートルの水があり、そのうち、約97パーセントが海水です。残りの約3パーセントが淡水で、その中の約100分の1が、ぼくたちにとって使いやすい水なのだそうです。いつも使っている水は、地球にわずかしかないものだということに、とても驚きました。

 また、一人が一日に使う水の量はおよそ250リットルと言われています。その割合は、28パーセントがトイレ、24パーセントが風呂、23パーセントが炊事、17パーセントが洗濯、その他が8パーセントとなっています。ここから考えると、日本中で使われている水の量は一日約3000万キロリットル、年間10億キロリットル近くにもなります。ぼくは、いずれ地球から水が無くなってしまうのではないかと心配になりました。

 ですが、水は巡り続けています。使われた水は下水処理場を通って、海に流されます。その後蒸発して雲になり、雨が降って川や海などに注がれる…が繰り返されるので、水はこれからも無くなることはありません。しかし、そうかと言って、水を無駄使いしていいということではありません。人間の主な水の使い道は、家庭用、工業用、農業用です。ぼくたちが節水を心がければ、家庭用の水はもっと減らすことができるのです。

 ぼくの祖父の家は下松にあり、田んぼでたくさんの米を作っています。ぼくも毎年田植えや稲刈りの手伝いに行きますが、田植えをした後の田んぼには、オタマジャクシやアメンボ、ミズカマキリやタガメなど、今では絶滅寸前の水中生物がたくさん見られます。これは、水がきれいな証拠であり、生物にとって住みやすい水は、人にとっても安心な水だということです。祖父は田んぼの中の水が枯れないように、田植えの後は毎日見回りに行くそうです。川から田んぼに、しっかり水が行き届くように、水路の補修も毎年行っています。

「お米は少しでも水が足りないと枯れてしまうよ。水の管理をしっかりすれば、美味しいお米ができる。そのために、川の水がいつまでもきれいであるよう、自然を大切にして守っていかないとね。」

と、教えてくれました。ぼくが毎日食べている米も、水と深い関わりがあることを改めて感じました。

 人は、水なしでは生きられません。生き物、とくに人間の体はほとんどが水でできています。植物も80~90パーセントは水分です。こうして動植物や自然を支え、育んでいる水は、まさに生き物すべての母だとぼくは思います。

 これからは、水の大切さを自覚し、無駄にしないようにしていこうと思います。

 水を大切にすることは、自分を大切にすることにも繋がるのです。まずは、日々の小さな節水。そして、それが身近な自然を守ることに繋がるのだということを、多くの人に発信していけたらと思います。






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