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平成29年 (2017年) 8月 2日

政策企画課

山口県優秀賞

水不足について思うこと

周南市立桜田中学校 2年 下岡 莉子しもおか りこ


 水がないと日々の生活に困るということは、誰もが知っていると思います。先日も「東京の父島で深刻な水不足」というニュースをやっていました。毎年日本のどこかで水不足という話を耳にするのですが、ロボットが人間の話す言葉を理解したり、近い将来、車の自動運転が実現しそうだったり、世の中の科学技術がこんなにも進歩しているのに、なぜ水については、同じことで毎年騒いでいるのだろうと思ってしまいます。そんなにも水が不足するのなら、水を貯める工夫をするか、日本が持つ技術を活用し、水を新たに作り出せば良いだけではないかと思い、調べてみました。

 まずは、「水を貯める」ということについてですが、思い浮かぶのは、ダムによる貯水です。私の住んでいる市には三つのダムがあり、飲み水や風呂水に使うには十分あると思っていました。でも実はこの地域でも毎年水不足になると聞き驚きました。ダムは、人の飲み水や風呂水などの生活用水以外に、工場で使う水、水力発電に使う水を貯めているそうです。その他、田や畑などの穀物に必要な水も貯めているのですが、この水の量が全然足りていないことも新しく知りました。例えば、ふだん自分たちが食べている牛肉1キログラムを作るのに、10キログラムの牧草などの穀物が必要で、その10キログラムの穀物を作るには10トンの水が必要といわれています。つまり、ダムの貯水だけでは、私たちの生活に必要な穀物を育てられないことが簡単に想像できます。これに加えて、工場に使う水も化学反応や燃焼によって発生するたくさんの熱を、これまたたくさんの水を使って冷やしているそうです。結局は、ダムによる貯水だけでは足りないので、雨の水に大きく頼らないといけないことが分かりました。

 それでは、「新たに水を作る」という方法はどうでしょうか?調べてみると、海水をろ過して真水にする方法や、理科の授業で習った水素と酸素を結合する方法などがあるようです。しかし、海水をろ過する方法は、ろ過をするのにたくさんの熱が必要であり、水素と酸素を結合する方法は、元となる水素と酸素を作るのにたくさんの電気が必要となるようです。どちらの方法も水を作るのにたくさんの熱や電気がいるということはお金がかかってしまうので、「新たに水を作る」という方法をとることも、実際には難しいことが分かりました。

 水を貯めることも作ることも難しいなら、私たちに何ができるのか、何をするべきかを考えてみました。

 最初に思いつくのは「日々節水を心がけること」です。一人ひとりが減らせる量は少しかもしれませんが皆が力を合わせれば、その量は大きなものになります。節約した水が植物や動物に回り、地球の環境を守るのにつながると考えると、やってみようかなと思います。

 次は、「節電」にも意識して取り組むことです。水力発電に使う水を減らせば、その分ダムに蓄えることができます。照明をこまめに消す、使わないコンセントは抜いておくなど、ふだんから身近なことでできることを探し、やっていきたいです。

 最後に「ゴミを減らす」です。多くの水を使う原因になっている工場で作られるモノを減らし、有効に使うことによって、間接的に節水に関わりたいと思います。具体的には、買い物のときに不要なレジ袋をもらわない、リサイクル(再利用)、リユース(再利用)を考えてゴミの分別、減量をきちんとしようと思います。

 私は、この三つの事に意識を高めて、日々生活していきたいと思います。






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