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平成30年 (2018年) 7月 3日

防災危機管理課

1 日時

  平成30年6月1日(金曜日)18時00分から18時40分


2 場所

  知事応接室


3 来庁者

  防衛本省:大野防衛大臣政務官、五味戦略企画課長

  陸上幕僚監部:前田防衛部長

  中国四国防衛局:赤瀬局長、宮川企画部長


4 応対者

  山口県:村岡知事、柳居県議会議長、弘中副知事

  萩市:藤道萩市長、横山萩市議会議長

  阿武町:花田阿武町長、末若阿武町議会議長


5 防衛省資料 イージス・アショアについて(平成30年6月) (PDF : 384KB)読み上げソフトに対応しておりませんので、読み上げソフトをご利用の方は、ページ下部の問い合わせ先にご連絡ください。


6 イージス・アショアに関する説明


7 防衛省ホームページへのリンク  http://www.mod.go.jp/j/approach/defense/bmd/index.html




6 イージス・アショアに関する説明 


【政務官】

まず、私の方から一言申し上げさせていただきたいと思います。

あらためて、村岡知事、それから柳居議長、それから萩市長、市議長、そして阿武町の町長さんそして町議長、こうやってお時間を一堂にとっていただけましたこと、本当に改めて感謝を申し上げたいと思います。

感謝といえば、我々、防衛省・自衛隊に対しまして、いろんな御理解と御協力を賜っておりますことに本当に心から厚く御礼申し上げたいと思っています。

特に、最近では、岩国の米軍の海兵隊の空母の飛行機の移駐に関しましても、あるいはその宇宙監視に関しても御理解を賜っていることに感謝を申し上げたいと思います。

私自身、山口に時々まいりますけれども、先日も家族もまいりましたけれども、こうやって、改めてこの場に入らせていただいて、近代日本というものが築かれていく過程の中で、多くの中心的な役割を担っていらっしゃった歴史上の人物を本当に多く輩出されている県の中にあって、そういった方を先祖に持たれている皆さんに対して、いろんな国の思いとか地域の愛とか、そういったものをお持ちなんだろうなと改めて感じさせていただいておりますので、そういった重厚な雰囲気を改めて感じさせていただいております。

そんな中で、今日参りましたのは、報道でも話題になっておりますけれども、イージス・アショアに関して、御説明、御報告を申し上げたいと思って、お時間を頂戴してこうして参りました。

我々としては、まずは、防衛省・自衛隊というのは、住民の皆さん、或いは国民の皆さんの御理解、御協力これはなくしては、決して成り立たない、そういった組織でもありますので、まずは、しっかりと御協力、御理解を賜れるような、そういったことを真摯に、そして謙虚に、本当に誠心誠意、やらさせていただきたいと思いますので、まずはそのことを申し上げさせていただきたいと思います。そういうことで、是非、よろしくお願いいたします。


【知事】

今日は、お越しをいただきまして、イージス・アショアにつきましてですね、報道が先行していてですね、いろいろと我々も心配している面もありますけれども、しっかり説明をお聞きしたいと思いますのでよろしくお願いします。


【政務官】

では、私の方から、簡単に概略を説明させていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

まずは、イージス・アショアについてでございますけれども、なぜ必要なのかというところから御説明させていただきたいと思っております。

まず1ページ目をおめくりいただければと思いますけれども、現在北朝鮮は、我が国を射程におさめる各種の弾道ミサイルをまだ数百基持っている、実戦配備しているというのは変わっていない、おらない状況でございますし、また、いろんな移動式の発射台とか、潜水艦などございますけれども、そういったもので、我が国を奇襲的に弾道ミサイル攻撃できる能力というのは引き続き保有しているというふうに評価してございます。

そんな中で北朝鮮の非核化をめぐって様々な言動を最近とっておりますけど、依然として、そういった能力を持っているということで、引き続き重大な深刻な脅威であるというふうに我々は評価してございます。

我々としては、24時間365日、国民の生命財産を守っていく、そういったことを任務としておりますので、そういったイージス・アショアという、弾道ミサイルの脅威から国民を守り抜くアセットは必要なんだと考えてございます。

その中でいろんな検討をいたしました結果、イージス・アショア以外にもいろんなものを検討いたしましたけれども、いろんな制約やいろんなメリット、それらをあわせて検討いたしました結果、イージス・アショアがいいだろう、このイージス・アショアについては、日本全国を守るには2台必要になるということで、この2台をバランスよく、最適に効率よく日本を守るためにどういうふうな最適配置ができるのかというのを検討いたしましたし、また、そういったことについては、いろんな可能性もございます。

それは例えば、よく御懸念を受けますのは、攻撃をされるんじゃないかというのがございますけれども、そういったものについては、抑止力をしっかりと維持しつつ、対処力もしっかりとあげていく、そのようなアセットである。基本的には防護していくアセット、防衛的なアセット、つまり攻撃的なアセットではないということでございますので、抑止力の対処力があがっていくということで、攻撃という可能性は低くなっていくというふうに考えています。

それから、もうひとつ、なぜ今なのだと。つまり今米朝の会談が最近行われておりますけれども、これは、米朝首脳会談を目指していろいろな調整が行われている。米国と北朝鮮が進めているということでございますけれども、先程も申し上げましたとおりでございますが、この動きについては、我々自身は比較的好意的にとらえておりまして、平和に向けて第一歩を北朝鮮が踏み出された、これは大変結構なことなんだと思っています。

ただ一方で、北朝鮮の動きというのは、先ほど申し上げましたけれども、攻撃可能な弾道ミサイルの能力というのは保有しているということでございますし、また過去においてもですね、外交的な折衝をして、交渉の中でやると言ってみたり、やらないと言ってみたりして、そういった歴史がございますので、そういった過程で一喜一憂しながら、アセットを決めるということではなくて、やはり日本をしっかりと守っていくんだという必要性を我々は認識してございます。

そういった意味で、改めてでございますけれども、こうした交渉とは分離して、しっかりと日本を守っていくといったアセットが必要なんだと評価してございます。

これは日本の国民の皆様のみならず、周囲の海外諸外国に対しても、イージス・アショアというものは、どういうものなのかというのは、我々もしっかりと説明をしていかないといけないだろうと思っていますが、まずは第一は、地元の県民の皆さん、市民の皆さん、町民の皆さんにしっかりと説明をしていくことなんだと思っております。

次のページをおめくりいただければと存じます。配備候補地の検討という項目でございますけれども、この候補地につきましては、ある種、この配備が決まりましてから、実際に運用が始まるまでには、多少の時間がかかると言われておりますので、なるべく早く運用になるようにしていきたい、可及的速やかに配備をする、そういった観点から、まず我々の中では、あらためて土地の取得の必要のない我々の中の基地、あるいは演習地、こういったものの中から、最適な場所はどこなんだということを全国をくまなく、全国が対象でいろんな場所を探してまいりました。

先程も繰り返しになりますけれども、バランスよく我が国全体を防御できる。そして、さらに言えば、その実際の場所ですけれども、遮蔽がない場所で、レーダー施設ですので、レーダーを照射しますと遮蔽があっては意味がありませんので、そういったものがないような、ある程度広い場所があって、電力とかのインフラがしっかり整っているだろう、確保が見込めるであろう、そういった場所を条件として探してまいりました結果、ある種、北と南には一個ずつ配置をする必要がありますけれども、南については、今回の山口県のむつみ演習場にあるほうが最適であるということを評価いたしまして、こういった事情で改めまして知事には、あるいは皆様には大変ご心配をおかけいたしますけれども、そういった意味で、まずは最終的な調査に入らせていただきたいとお願いに参ったしだいでございます。

次のページをおめくりいただければと思いますけれども、レーダーの影響というのもよく御指摘をいただくところでございます。イージス・アショアのレーダーというのは、弾道ミサイルが飛来する方向に向けて、照射するものでございますけれども、人の所在する地表に向けてレーダーを照射するということはございません。

実際、私も今日ここに参る前に、むつみ演習場に現地行ってまいりました。実際に周囲を見回してまいりました。実際に北朝鮮の方向はどちらなのかということを確認してまいりました。

そうしますと、北朝鮮に向けられた方向については、小高い山がありまして、そうしますと直接民家の方に照射されるということは、まずない。実際にその山にあえて民家を建てる方がいらっしゃらない限り、まずないということが言えますし、また、山がありますので、そんなところに照射しても意味がないので、我々としましては、そのようなところに照射しないというような形で実際に運用してまいりたいということから、その点に申し上げますと、そういった身体の影響があるというのは、実際に直接照射があたるような場合ですので、基本的にはあたらないような運用をしていくということでございますし、また、電波法とか、関連の国内法令とか、あるいは総務省が電波防護指針というガイドラインを示しておりますが、これは電波が人体に与える影響を、この基準を示している文書で、国際基準にも準拠しているものでございますけれども、これにつきましても、しっかりと準拠して、当然でありますけれども、しっかりと準拠して運用してまいることをお約束申し上げたいと思っております。

それから、イージス・アショアの適地調査の件について御説明申し上げたいと思います。今日、お許しをいただけますならば、この実際の調査に入らせていただきたいということを思ってございます。

そういった意味で、どういった形で調査を行うのかということでございますけれども、これは、今後、外部に委託する業務の入札公告というものを行いまして、業者と契約した上で、地質測量調査、あるいは基本設計というのを今年夏以降に実施をしたいと考えてございます。

また、電波の調査につきましても、並列的に、並行的に実施をしていきたいというふうに考えてございます。

地質測量調査につきましても、配備の候補地におきましてボーリング調査、地質の調査でございますが、その調査等の現地調査というのも実施する予定でございます。着手というのは本年夏以降ということになってまいります。

こうした調査等々を粛々と我々は行いながら、あらゆる状況を踏まえて、配備について正式決定をしたいと考えております。まずは、地元の皆様の御理解と御協力を得られるよう、議会の皆様方、先生方を含めまして、あらためて丁寧な説明に努めてまいりたいとの思いでございますので、何卒よろしくお願いいたします。


【知事】

ただ今、説明をお伺いいたしましたけれども、我々のほうもですね、確認したいところがいろいろございますので、まずは、私の方から伺わせて頂きたいと思いますが、まずは候補地の場所のですね、むつみが適地ということなんですけども、いろいろ候補のある中で、なぜ、このむつみに、萩のむつみになったのかというところを、具体的に聞きたいのですが。


【政務官】

これは先ほども申し上げましたけれども、おっしゃるとおり全国に展開している部隊がございまして、演習場とかあるいはその駐屯地というのが全国に700ぐらいあると思いますけれども、その中でたった2箇所を配備する、それで全国を守れるということでございますけども、ある種、南に1箇所、北に1箇所ということになり、南につきましてはどこかということになるんですけれども、ある程度、それで、2箇所で合理的に効率的に守るということになりますと、ある程度、そこで場所の制約がかかりまして、その上で、地形とか、先程申しあげましたけど、地形とかですね、ある程度広い面積があるということ、並びになるべくその他の民間のところに影響を与えないであろうということ、それからインフラというものは、電力あるいは水といったものが必要になってくるわけでございますけれども、そういったものが確保できそうなところといったところから、是非、むつみ演習場にさせていただきたいというふうなことでございました。


【知事】

聞きたいのは、いろいろある中で、ここにも書いてあるんですけれども、むつみになりましたと結論がでてるんですけれども、その検討のなんて言いますか、いろいろ候補がある中で、むつみになった妥当性を我々も確認をしたいと思うんですけれども、それについてはどうでしょうか。


【政務官】

繰り返しになってしまいますけども、そのレーダー等がですね、適地になる条件ということで。


【知事】

ここでもなく、ここでもなく、むつみだというところをですね、もし、今でなければまた改めて照会等もさせていただいてですね、いろいろある中で、このむつみが適地だというところをですね、我々も確認ができる妥当性についてですね、確認ができる形で御説明いただきたい。


【政務官】

これは、ほとんど、一番目の部分になるんだと思いますけれども、これは何かというと、制約がかかると申し上げたのが2箇所で全国を効率よくカバーするというところの中で実際に我々自衛隊の駐屯地がある場所というのがあります。

そういったことで例えば東京ですと1カ所ともう1箇所はどこか違う所になると、上の方をカバーできないということになりますし、やっぱり南と北どこかということが、効率よく配置した時に日本のこの辺がということになるんだと思うんですけれども。


【知事】

それがむつみなんだという、この近隣にもいろいろあると思うんですけれども、むつみが一番いいというところが分かるような説明をいただきたい、ということでございますので、それはまた改めてでもいいですけども。


【政務官】

改めて、何かしっかりとご理解いただけるような形で説明をさせていただきたいと思います。


【知事】

中ではいろいろ検討されているんでしょうが、我々は、いきなりむつみというところからきていますので、そこが分かるように納得できるように説明していただきたい。


【政務官】

基本的には、日本海側ということに照射するということに相成りますので、そういったものも日本海側のどこかということには基本的にはなるんですが、申し上げたとおりになってくるのかと思いますけれども、今後改めて、そこはしっかりと御説明をさせていただきたいと思います。


【知事】

それから、その上で、調査というところですけども、具体的な内容とかスケジュールについて、具体的に教えていただきたいのですけども。


【政務官】

スケジュールについては、これも先程にちょっと触れさせていただきましたが、資料の3枚目。スケジュールは今から調査に当たっての業者選定をします。入札の公告をうちまして、業者を選定いたしまして、夏以降にその実際の調査の作業に入っていくということになります。

実際に、調査がどのくらいかかるのかということについては、今現時点で、確たることは残念ながら申し上げることはできませんけれども、これもなるべく早く、我々としてはその調査の結果を出していきたいと、業者の方に出していただきたいと思っておりますし、また、その結果を踏まえて適時、これは結果がでるまでということではなくて、適宜折に触れて、自治体の皆様にもしっかりと説明をしながら進めさせていただきたいと考えております。


【知事】

ぜひ丁寧な説明をお願いしたいと思いますけれども、その上で、最終的にむつみが適地となる、どういったものを満たせばなるとその要件の部分というのは、どのようにお考えなのでしょうか。


【政務官】

これは、我々といたしましてはですね、結局ある程度の広さというのが必要となってございます。例えば、今実際に配備をされている例で申し上げますと、ルーマニアにこのイージス・アショアが配備されてございますけれども、だいたい1平方キロメートルの範囲だと言われております。

だいたいその様な目安になるもの、そういったものが一つ必要になるということがございますし、また、先ほどの繰り返しになりますけれども、障害になるものがないとか、住民の皆さんに影響がでるようなものがないとか、そういったところが基本的には要件になるのだというふうに理解しております。


【知事】

先ほど、ちょっと話がありましたが、北朝鮮については対話の動きもある中で、その上で、イージス・アショアの配備の必要性について、あらためて、どのようにお考えなのか。また、これがまた、変わってくるのかどうか。必要性についてですね。そこはどのように理解されているのでしょうか。


【政務官】

北朝鮮につきましては、今基本的には南北の板門店宣言を行いまして、その後にアメリカとの交渉を進めていると、こういう段階でございます。これにつきましては、冒頭申し上げましたように我々としてはまずこういったものは、これは私、防衛の政務官として申し上げる立場にはないのですけども、その上で申し上げれば、政府全体としては外交メインにやっぱり主軸にしていくこと、そしてあくまでも平和を追及していく、こういったスタンスが妥当なんだというふうに理解しております。

一方で、そうは言っても、実際にまだアセットを持っていらっしゃる。射程も十分に日本に届くものを多数持っていらっしゃる。それを例えば廃棄するということを一言もまだ触れていないわけでありまして、国際的に専門的な言葉で言えばCVIDと言われてますけども、大量破壊兵器あるいは弾道ミサイルこれはあらゆる射程の弾道ミサイルというものを完全に、そして検証可能でかつ不可逆な廃棄、これを我々は求め続けているわけでございまして、その上でその言葉だけじゃなくて、実際の行動もちゃんと示してくれということを、我々としては政府としてはずっと言っておりますし、アメリカ側からもそういった事を今交渉でやってらっしゃるんだと思います。

そういった意味で、まだ何も言っていらっしゃらない、行動も当然起こしていらっしゃらない。仮に何か言葉を表明されたといたしましても、それはその行動ということになるまでには、つまりCVIDというものが実体的に担保できるものというのは、やっぱり多少の時間がかかってくる、その間に、その交渉の中でやはり揺れてくるということも当然想定されるわけでございますので、これは、我々としてはあくまでも、この日本というものをしっかりと守るほう、守るほうは守っていかなくちゃいけないという認識にたってございますので、そのあらためてイージス・アショアというものが必要なんだということをお訴え申し上げさせていただいたと思っています。


【知事】

調査の関係ですけれども、国としても必要だというお話でしたけれども、我々は我々として、やっぱり地域の住民の皆さんのですね、安心とか安全、これをしっかり守っていくというのが、我々の大変大きな役割ですので、そこをですね、この件についても最も重視しながら対応していきたいと思うんですけれども、そういった意味では、今日御説明いただきましたけれども、報道のほうも先行している中で、いろいろと地域にも不安の声もあがっています。実際これから話もあると思いますけれども、そういう中でですね、ぜひこれから調査を行う上ですね、市町それから地域の住民の方々にですね、ぜひ、調査内容等につきましてですね、丁寧に詳細にぜひ説明をして理解を得ていただきたいというふうに強く思います。

それからまた調査をして、その結果についてもですね、同じように市町、また住民に詳細かつ丁寧な説明をぜひお願いしたいと思います。いかがでしょうか。


【政務官】

はい、これはもちろん、今御指摘の点でございますけれども、防衛施設の運用というものは、まずイージス・アショアに限らず、関係する地元の当然住民のみなさん、それから首長さん、議長さん、こういった方の御理解を得られなければ、なかなか運用できないというものがございますし、これは、ある程度恒常的なアセットでありますので、長期的な展望で、そういった御理解を得られないまま、いきなり無理やりするということはやっぱりできないわけでございますので、そこはしっかりと御理解を得なくちゃいけないということを思ってございます。そういった意味で、ご指摘の点、これしっかりと説明を継続的に行っていきたいと思っておりますし、当然、イージス・アショアの配備地ですね、適地に対しましても地元の皆さんの御理解を得られるように、しっかりと御説明をさせていただくという事をお約束申し上げたいと思います。


【知事】

今、お話を頂きましたけれど、また、これから質問があるかと思いますが、疑問等あれば、聞かせていただきたいと思いますので、また、文書等でさせていただきたいと思いますけれども、改めて確認ですけれども、これは萩市や阿武町のほうも同じですけれども、これから調査に入ってですね、最終的に決めるその前にはですね、またあらためて我々県や市町のほうにまたお話があるというふうに理解していてよろしいでしょうか。


【政務官】

それはもう当然、そういうふうな認識に立ってございます。もちろん、決定に当たってはですね、知事、それから議長、もちろん萩市の市長、議長、それから阿武町の町長、議長、しっかりとご説明に上がりたいとそういうふうに思っています。


【知事】

是非よろしくお願いしたい。


【県議会議長】

私からは、村岡知事が質問やご指摘等されましたので、ほとんど重複することになると思いますが、この計画に住民の方々が大変な不安をお持ちでございます。

そしてどうかひとつ、ひとつひとつ丁寧に理解ができるように御説明いただきたいし、安心安全に向けてですね、しっかりと説明を尽くしていただきたい、理解が得られるよう対応していただきたいというようなことで、よろしくお願いします。


【政務官】

議長ご指摘の点、まさに、先ほども申し上げましたけれども、これがなくては、御理解がなくては全く成り立たないとの認識の上に立って、真摯に謙虚に御説明させていただきたいと思っております。しっかりニーズを踏まえて、御意見を聞きながら、御指導を賜りながら、進めさせていただきたいと思っております。


【萩市長】

萩市長の藤道でございます。

萩市長ですので萩市民のですね、安心安全、これは必ず守っていかなくてはいけないという立場でございまして、特にむつみはもちろん萩市でございます。むつみの住民だけではなくて、萩市全体の市民の事を考えて、ご質問をさせていただきます。

あの、いくつか質問させていただきますが、被るところがございます、ご容赦いただきたいと思います。

まず、一番目なんですが、地元におきましては、やはり、イージス・アショアにおけるですね電磁波、これが強い電磁波で、住民の健康や畜産、畜産が盛んなところでございます。ここに影響を与えるという話が出ておるということでございます。資料の中にもございましたが、イージス・アショアが発する電磁波の強さだとかといったものを踏まえてですね、方向は住民のほうには向かわないという事ではございますが、もう一度その説明をですね、お願いできればというふうに思います。


【政務官】

まず、先ほど申し上げたように、現場に行ってまいりましたけれども、あくまで照射する方向というのはだいたい北西の方向ということに相成るんだと思います。その中で、そちらの方には全く直接的に住民の方々が直射を受けるような、そういったものはないことはこの目で確認をして参りましたし、あえて、その上で申し上げれば、そういったことがないような運用をしていくということを、お約束をこの場で申し上げたいと思っています。なおも、そのしっかりとした、周りのところですね、私も確認して参りましたが、反対側に、ちょっとした家畜関係の方の施設がございましたけれども、望遠鏡で見させていただきましたけれども、そういったこともあわせて、しっかりと国内法あるいは、ガイドラインに沿って、まったく影響が無いよう、あるいは影響が出ないようにしっかりと運用するということをお約束いたしますし、しっかりそこは確認してまいりたいと思います。


【萩市長】

それからですね、同じく、この基地建設だとか、あと適地調査ですね、これに必ずボーリング調査というのが関わってくると思います。この調査が水源に重大な影響を及ぼすという話もございますが、この点については如何でしょうか。


【政務官】

建設に当たりまして、やはり事前の調査、地質の調査を行いますので、ボーリングも行います。これは、基本的に他のなんでしょうか、建物をつくるのと全く同じようなボーリング調査でございますが、その上で申し上げれば、そういったボーリング調査等々のですね、水質に影響を与えないように、そういったことを与えないように、そこもしっかりと配慮して進めさせていただきたいと思いますし、また、その後について、運用段階になっても、水質に影響を与えて農家さんや住民の普段の営みに影響が与えることのないよう、しっかりと配慮して、留意してやっていきたいと思います。


【萩市長】

それからですね、イージス・アショアの配備される施設がですね、弾道ミサイル攻撃の標的にされたりとか、あるいは様々な今テロがございます。こういったテロの標的となるなどですね、こういったことにつきまして、地元の私どもや住民にとってのリスクが増大する可能性があるというふうに考えております。その点につきまして、どのような対策を講じていかれるのかといったこと、あるいは、その検討をされているのかという事を教えていただければと思います。


【政務官】

そのことについては、申し上げませんでしたけれども、この資料の最後のページの一番下に書かせていただいておりますけれども、これは、イージス・アショアに限らず、我々の持っている防衛の施設につきましては、普段から関係の警察とか、そういった関係施設としっかりと連携を図って、警備等をしっかりとやらせていただいておりますけれども、なおも、この、イージス・アショアについては、注目されているアセットでもございますので、なお、一層しっかりとした警備の体制というのを、我々自身もしてまいりますし、関係の機関にも協力を求めまして、協調してやらせて頂きたい、万全の備え、万全の警備の体制を整えていきたいというふうに思っております。


【萩市長】

それからですね、市民に不安を与えることがないようにですね、イージス・アショアや適地調査、この内容につきまして、国からぜひ住民に説明していただきたいというふうに考えておりますけれども、現時点で、お分かりになれば、どのような日程で住民説明会というのは実施されるのか、お分かりになっている範囲で結構でございますが、教えていただきたいと思います。


【政務官】

はい、説明会については実施を予定してございますけれども、これは現段階で何か決まっているというものではございません。

これは間違いなくさせていただきたいと思いますけれども、どういった形でどのタイミングで、どういったスケジュールでやっていくというのも、これは市長をはじめ、知事も含めて先生方もあわせてしっかりと調整をさせていただいて、このスケジュールを決めさせていただいてやらせていただくと、こういう方向になるものと思います。


【萩市長】

はい、わかりました。あといくつかございますが、仮にですね、このむつみがイージス・アショアの配備地となった場合に、この地域萩市にですね、自衛隊員が常駐することがあるんですか。どの程度の規模でその常駐を考えられているのかということでございますが。


【政務官】

はい、これは先ほどちょっと触れさせていただきましたが、今現時点では、実際のイージス・アショアが運用しているルーマニアにありますけれども、ルーマニアでは大体100名を超える軍人さんが働いていらっしゃるというふうに伺っておりますので、大体100名から、ちょっとざっくりとでありますけれども、100名を超える150とかそういった人数が基本的には常駐して勤務をするということになるかと思います。


【萩市長】

それからですね、萩市には離島の、有人国境離島ですが見島がございます。ここにも自衛隊は駐留しております。ここに今、資料の方にもございますが、レーダー基地が今整備されつつあるということなんですが、このレーダー基地との関係、このイージス・アショアの基地ですね、この2つの関係はどのようになっているかといったところを教えていただきたい。


【政務官】

見島にはレーダーを設置してございます。これにつきましては、地元の皆様方、市長をはじめ本当に厚く御礼を申し上げたいと思いますし、感謝申し上げたいと思います。その上で見島にあるものは広範囲にトラックする、トラックというか広範囲に探していくそういったレーダー設備でございまして、今回イージス・アショアというのはピンポイントでずっとトラッキングをするというか、ずっと追っていくというようなそういったものでございます。もちろん、その幅をもって探知するという機能もございますけれども、いろんな複合的に組み合わせて使うというのが基本的になってございますので、連携してその使うということになろうかと思います。


【萩市長】

最後ですが、今、萩市はですね萩ジオパーク構想これを進めておるところでございます。イージス・アショアの配備候補地であります陸上自衛隊のむつみ演習場の近くにはですね、伊良尾山などですねジオサイトがございます。配備によりこのジオサイトの保全等に影響が出ないように配慮していただくことを私からのお願いにしたいと思います。


【政務官】

かしこまりました。それは環境にも十分配慮してそういったところに影響がないように全力でやらしていただきたいと思います。


【萩市議会議長】

萩市議会議長の横山でございます。1点だけお伺いします。

市議会としてもイージス・アショアが配備された場合の地域と地元住民に与える影響についてですね、重大な関心をもっているところです。ついては市議会に対しても詳しい説明がお願いできるかどうか、どのような形で実施していただけるかというところがですね、少しお話していただけたらと思います。秋田は県庁所在地と市が一体となっていまして、山口県は萩市と45分位離れていまして、関心はあるんですけど、なかなかその辺の情報が入りづらいところもあるかもしれませんので、その辺をどのようにお考えでしょうか。


【政務官】

まず、この部分につきましては、先ほども知事にもお答え申し上げましたが、もちろん我々としては先生方の御理解というのは大変重要だと思っております。そういった意味で改めて説明をさせていただくということに相成ると思いますけれども、具体的などういった形でやらしていただく、これはやるということはここでお約束させていただきたいと思いますけれども、どんな形でやっていくのかというのは、今日初めて、こういった形で御報告、御説明に参った次第でございますので、これから、議長をはじめ先生方と調整しながら設定させていただきたいと思っています。


【阿武町長】

阿武町長の花田でございます。阿武町におきましてもですね、議長さんあるいは市長さんが言われましたとおり電磁波に関すること、あるいは水に関すること等々、いろいろと不安の声が出ております。これらの不安につきましては、更なる調査の内容等につきましてですね、しっかりと説明していただきたい。一回やったからこれで良しということではなく、丁寧にかつ内容的にも科学的、論理的な説明をしっかりしていただきたいというふうに思います。


【政務官】

かしこまりました。私としては今日、もう論理的、合理的な説明をこの場でできれば良かったんですけど、1回目ということで、すぐにはということにはならないのかなと思います。

これは私の方から改めてこの場でお約束をさせていただきますのは、間違いなく説明会というのは、やらせていただく、今後もやらせていただく、これは今日一回で終わりということでは決してない。これは誠心誠意、全力を挙げてやらしていただきたいと思いますので、もちろん先ほど町長もおっしゃっていただきましたけど、レーダーに関しては、ご不安をお持ちの住民の皆さんも多々いらっしゃるということを伺っております。

我々、全国に多々レーダー施設をもってございます。その中で改めて、そういう健康被害が起きたという事例は現在のところ報告はありませんし、ことイージスというシステムでは、イージス艦という船の上に載っているものをそのまま地上に下ろして今運用しようとしているわけですが、イージス艦におきましても、原則使っているときは、照射しているときは、原則、艦外に出る、外にでるということは制限していますけれども、ただ照射しているところ以外については出て行って作業できなくもない、実際作業していらっしゃる方もいらっしゃいますので、そこにおいてその健康被害が出ているという報告は全くないということはあります。

そういった中で、それでも、そうはいってもご不安に感じられる方々が多々いらっしゃるというのは十分理解はできますので、そういった意味では繰り返し、繰り返し説明には、あがらせていただきたいと思います。


【阿武町議会議長】

阿武町議会ですが、議会といたしましては今町長が申しましたように、住民のサイドで見ると、しっかりと丁寧な説明をしてほしいということでありまして、先ほど来の話の中にも住民の理解がないと前に進まないという話でございましたので、是非そこのところはしっかりと説明してほしいと思いますし、萩市議会さんが言われたように、萩市議会のほうでも説明ができるのであれば、我々阿武町議会のほうでも、ひとつお願いしたいと思います。


【政務官】

それはもちろん、萩市だけで阿武町には行かないということは決してございませんので、我々としてはどんな努力も惜しまずに、しっかりと説明にあがらせていただくということをイメージしておりますので、改めてよろしくお願いしたいと思います。


【知事】

各市町のほうからも話がありましたけれども、やっぱり我々基礎自治体、地方公共団体としてですね住民の皆さんの安心や安全これをしっかり守るということが大変重要な、一番重要な役割でありますので、今、話もありましたがいろんな不安がある中でですね、政務官も繰り返しおっしゃいましたけれども、丁寧な説明を行っていただいて、ぜひ地元のですね、理解を得て進めて、政務官も理解が得られなければ進められるものではないとの話がありましたので、ぜひですね、そういった形で丁寧な説明、調査が終わってもしっかりやっていただきたいと思いますし、その後の進捗、調査結果とかですね、あるいはこれからどうするかという方針を考えていく、そういった段階で、しっかりと我々にも説明していただいて、ぜひですね理解を得て進めるというところをしっかりやっていただきたいと思いますので、重ねてよろしくお願いいたします。


【政務官】

今御指摘の点は非常に重要だと思いますので、しっかりと真摯に受け止めさせていただいて、繰り返しにはなりますけれども、しっかりと全力を挙げてやらしていただきたいと思います。今日はありがとうございました。            (終)



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