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トップページ > 組織から探す > 防災危機管理課 > 防災・防衛大臣の県庁訪問について

平成30年 (2018年) 8月 17日

防災危機管理課

1 日時

  平成30年6月22日(金曜日)13:20~13:55


2 場所

  知事応接室


3 来庁者

  防衛本省:小野寺防衛大臣、岡防衛政策局次長、五味防衛政策局戦略企画課長、青柳報道官

  陸上幕僚監部:高田副長

  中国四国防衛局:赤瀬局長、宮川企画部長


4 応対者

  山口県:村岡知事、柳居県議会議長、弘中副知事

  萩市:藤道萩市長、横山萩市議会議長

  阿武町:花田阿武町長、末若阿武町議会議長


5 発言要旨


【大臣】

今日はどうもありがとうございます。村岡知事、柳居議長、また、藤道市長、横山議長、阿武町長の花田町長、末若議長をはじめ、皆様には、大変今日は、お忙しいところお時間をとっていただき、大変ありがとうございます。

私ども今日、防衛省自衛隊として、日頃、山口県の皆さまには大変お世話になっております。

特に、岩国基地への空母艦載機移駐が完了いたしまして、これもひとえに、知事をはじめ、議長、あるいは地元の皆様方の御理解があってのことだと思います。重ねて御礼を申し上げたいと思っております。

今日、またお伺いしましたのは、今月1日、大野防衛大臣政務官から御説明させていただきましたが、萩市と阿武町に所在します陸上自衛隊のむつみ演習場におきまして、イージス・アショアの配備を、候補地として、調査をさせていただきたい旨、説明をさせていただきましたが、その後、住民に対しての説明、あるいは市議会及び町議会において説明を、順次、行わせていただきました。

その上で、私どもとして、今回、調査をするにあたりまして、電波による人体や周辺への影響をはじめ、さまざまな御懸念があったことについて、先般、文書でお問い合わせがありまして、それをまた文書でお返しさせていただきました。

そして、そのことにつきまして、直接、わたくし大臣として、皆様からお話を伺い、そして今後の、このアショアの設置に向けまして、また御理解を賜るように、今日はお伺いさせていただきました。さまざまな不安の声には、あるいは、今この時期にアショアを設置することについての意義等について、さまざまな御懸念、あるいは質問があると思いますので、私ども誠心誠意お応えさせていただきたいと思っております。今日はお時間、どうもありがとうございました。


【知事】

今日は、大臣御自身が御説明にお越しいただきまして、本当にありがとうございます。また、先週はですね、我々、政府要望の方で寄させていただきまして、お忙しい中、お時間をいただきまして、ありがとうございました。

その際にもイージス・アショアの話をさせていただきまして、照会に対して、すみやかに、先週のうちに回答するという話を頂きまして、実際、我々先週中にですね、ご回答をいただきました。すみやかに回答いただきまして、ありがとうございました。

今、大臣からお話がありましたようにですね、今週、萩市と阿武町の方で、住民説明会等を行っていただいたところであります。色々と地域の中でですね、不安とか心配がある中で、さまざまな質問や意見が出されたところであります。是非ですね、今後もですね、住民説明、重ねていただきたいと思いますし、特に、詳細でですね、丁寧な説明、是非ともですね、お願いしたいと思いますので、まずそのことをお願いしたいと思います。

その上で、私の方からいくつか改めて、まず今、北朝鮮の動向、米朝首脳会談が開かれまして、北朝鮮をめぐる情勢も変わってきていると思います。そしてまた、今朝ミサイル発射を想定した訓練を当面見合わせるという方針が、政府として決まったという話も出ておりますけれども、そういった北朝鮮情勢をめぐる、直近の状況を踏まえてですね、現状でその、イージス・アショアの配備の必要性について、どのようにお考えなのか、あらためてお聞かせを頂きたいと思います。

それから、この照会についてもですね、いくつか確認させていただきまして、まず、ひとつは、むつみ演習場に配備するですね、ことの妥当性についてであります。

いくつか配備する場所の観点、4つの観点が示されて、そういった観点で見た時に「むつみ」、数ある候補地の中で「むつみ」になるということの話でありますけども、その観点そのものに意義があるわけではないわけですけども、その中で数ある中でなぜ「むつみ」になのかということについてですね、我々は今話を、このようにきている中ではですね、地元として、なぜ、この山口県なのか、なぜ「むつみ」なのかということについてですね、もう少し、分かりやすいというか、なるほどと納得のできる説明を、是非いただきたいというふうに思っております。

そうしたことと、住民説明会でもいろいろでましたけれども、萩市、阿武町の方ともよく話をしながらですね、改めて、我々、確認したい事項につきましてはですね、追加で照会させていただきたいと思いますので、どうぞそちらにつきましてもですね、よろしくお願いしたいと思います。


【大臣】

まずは今、北朝鮮情勢、これが6月12日の米朝首脳会談が行われて、対話の状況であるということに私どもは認識しております。そして実は、今日私が直接、むしろ、皆様にお話がききたかったのは、じゃあ今の状況についての安全保障の、私どもの見積もりはどうなのかということであります。

私ども、当然、日米で様々な情報を共有しておりますし、私もカウンターパートナーのマティス国防長官と、現在の北朝鮮の脅威の見積もりについて話をしております。

まず、今ちょうど米朝の対話ということになりますが、今後対話が行われる段階での、おそらく従前あったような、弾道ミサイルの実験等が直ちに行われるという、そういう蓋然性は常識的にみれば、おそらく少し低いと思います。けれども、ですから、例えば、今回の弾道ミサイルに対する避難訓練等については、少し見合わせるというのが政府の判断だと、今日あったと思います。

ただ、では、北朝鮮のミサイル、核のミサイルの脅威が減ったかというと、これは日米共有でありますが、少なくとも現段階で、数百発の日本に届くミサイル、北朝鮮は既に配備しています。また、おそらく、かなりの核弾頭を保有しているとも言われております。実際の脅威については何も変わっていないし、現時点では、北朝鮮はそれを具体的に廃棄している動きがありません。これは日米共通の見方として、私どもとして北朝鮮としての脅威は何も変わっていないということであります。そして、今回のイージス・アショア等の防衛整備には、御案内のとおり一定の期間がかかります。最低5年はかかります。そうすると、北朝鮮の政策が上手くいっておさまればいいですが、万が一また、この政策の変更があったり、あるいは対話が上手くいかなかった、その瞬間に、一気にまた私どもは、緊張感を持つ対応になります。防衛整備には何年もかかる。ですが、政策の変更は一瞬で変わってしまいます。そういう中で、私ども必要な整備は必要だということで、今、イージス・アショアの設置について、継続して進めているところであります。

2点目、なぜこの山口に、むつみ演習場にお願いするかということでありますが、今回、日本全体を弾道ミサイルの脅威から守るためには、私ども防衛の専門的な知識の中で、日本に2か所、このイージス・アショアを設置すれば、日本全域を守ることができる。これは日本全体の国民の安全に繋がる。その中で、場所として西日本と東日本という中で、山口県が、この2基で日本全体を守る中で適地だということで判断させていただきました。その中で、更にどこにお願いをするかとなりますと、当然、日本海側に面したところ、そして、ある程度広い面積を有するところ、そして、平坦部も確保できるところ、そのようなことを考えて、しかも、私ども自衛隊の保有する演習場でありますので、そこは速やかに展開する場合、可能性も非常に高い場所ではないかということで、今回、むつみ演習場を候補地として、調査をさせていただきたいということでお願いをさせていただいております。日本全体を守るために2か所必要で、それが場所的には、西日本では山口県、東日本では秋田県というのが、専門家の見積もりということになります。そこの中で今回、むつみ演習場に設置の調査をさせていただけないかというお願いでございます。


【県議会議長】

大臣におかれましては、開会中、そして極めてお忙しい中、こうして山口県までみえられたわけでございます。平素は、日本の領土をはじめ、国民の生命、財産のために、大変なご尽力をいただいておりますこと、謝意を表すわけであります。

国の防衛政策には私どもは尊重し、これに理解をし、協力する立場は変わりございませんが、一方で、そこに暮らす住民の安心、安全、このことの確保はですね、していかなくてはなりません。この度の大臣からの話でありますが、どうかひとつ住民の皆さんの不安や疑問や、これを理解できますように、ひとつ丁寧なご説明を賜りたい。そして、県や市町との連携等も調整を図っていただきまして、より効率的な説明を重ねていただきたいと願っております。どうかひとつよろしくお願いいたします。


【大臣】

私どもは、日本の安全に必要だということで皆様方にお願いする立場ではありますが、そこにお暮らしの住民の皆様からとったら、日本の安全は大事でも、やはり自分たちの平穏な暮らしがこれによって脅かされないかという、そういう不安は当然持たれると思います。私どもとしては、そういうことがないというふうに安心していただけるように、これからも繰り返し説明をさせていただきたいし、また、専門的な形での説明、あるいは、地元住民の皆様方がわかりやすいような説明、それに心がけていきたいと思っています。説明は今回だけでなく、繰り返し、様々な形でさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


【萩市長】

萩市長の藤道でございます。小野寺防衛大臣におかれましては、お忙しいなかにありまして、山口県に御説明にきていただきありがとうございます。それと先週から今週にかけまして、防衛省の方々には私どもの住民説明会に足を運んでいただきました。丁寧なご説明をいただきました。それから議会のほうに対しましても、説明をいただいたところでありまして、感謝申し上げます。

私のほうからは、やはり萩市民の安心と安全を守るということもございますものですから、繰り返しにはなりますけれども、市民の十分な理解を得るために、引き続き、必要に応じまして、住民説明会などを、丁寧かつ詳細な説明をこれからもお願いしたいと思っております。また、今後、現地に適地調査に入る前に、調査自体の内容及び調査実施による周辺環境への影響などにつきましても、市と地元住民に対しては、懇切丁寧な説明をお願いしたいと思っておりますので、どうかよろしくお願いしたいと思います。


【大臣】

実は、昨日、調査に関する公告という形で、公告をさせていただきました。これは、私ども、むつみ演習場が、様々な要件から適地候補地だとは思っておりますが、実際に本当にイージス・アショアの施設を建設するにあたって、地質的に大丈夫なのかとか、あるいは、当然、水源を含めて環境に影響がでる、そのようなことも大変重要であります。また、電波を含めた、そういう影響がどうでるかということ、これも重要であります。これを調査をして、本当にここで、今言った住民の皆様に影響がでないのかということを調査の中で明らかにして、それから、実際にここに地質的にもそういうものが造れるのかということを確認した上で、最終的にまた御判断のなかでご相談することになると思いますが、いずれにしても、まず、どんな調査をするかということを、調査の前に、住民の皆様あるいは自治体の皆様に御説明をして、透明性をもって一つ一つ手順を踏んでいきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。


【萩市長】

入札公告の中である程度の詳しい調査内容についてはそこで示されているという理解でよろしいんでしょうか。


【大臣】

まだ入札公告しているだけですので、今後、実際どのような調査を行うことになるかということは、その段階でしっかり御報告させていただきますし、今のスケジュールですと、8月に入札公告でどういう業者が対応するかというのが当然分かると思うんですが、その前の段階で、詳細な報告又は説明をさせていただきたいと思っております。


【萩市議会議長】

萩市議会議長の横山でございます。本当、今日は説明をしっかりしていただけるということで参りましたので、ありがとうございます。先般、私どもの議会のほうにも6月18日に御説明に来ていただきまして、大変ありがとうございます。ただ、それが第1回目でございましたので、まだまだ理解が少し足りないぞという意見が大半を占めておりましたので、合わせてその辺につきまして、これから十分理解を得られるように説明はお願いしたいというふうにおります。今後、先ほど市長の方からもお話もございましたように、現地に適地調査に入る時に入る前と調査自体の内容及び調査実地による周辺の環境の影響等につきましてもよく説明を願えたらというふうに願っております。議会に説明をというのが、議員も市民から直接質問を受けるものですから、矢面に立っておりまして、詳しくお話をしていただかないと答えることもできませんので、そのへんは併せてお願いしておきたいと思います。それと最後になりますが、適地の調査終了後に、その調査結果を踏まえた内容につきましては、追加説明をお願いしたいというふうに思っておりますのでよろしくお願いします。


【大臣】

おそらく、イージス・アショアという装備自体、私どもは日頃こういう仕事をしておりますから、内容について当然知っておる立場にありますが、住民の皆さん、あるいは議会の皆さんはおそらく初めて聞く名前であったり、どういうことをする装備なんだとか、そこで、当然レーダーがありますので、どんな電波が出るんだとか、おそらく一回だけじゃなくて、複数回よく聞かないと、多分、なかなか、私ですら理解がはじめ出来ませんでしたので、そういう丁寧な理解をしていただく努力を続けていくことが一つ大事だと思っています。それから、やはり自治体のトップの立場、あるいは、議員としての立場からすると、私も議員の一人ですが、当然地元にそういうものが来るにあたっては、直接私も住民の皆さんから、自分の地元の方から当然聞かれると思います。議員の皆さんも同じお立場だと思いますので、当然それに対して十分答えられるように、私ども繰り返し住民の皆さんに説明する意味でも、議会の皆様にもしっかり説明していきたいと思っております。


【阿武町長】

阿武町の町長の花田と申します。私は、先ほど、柳居議長の方が申されましたとおり、日本の防衛政策そのものにつきましては、これは国の専権事項でありますから、この中でイージス・アショアというものが、決定されたということに対して、これは異を唱えることはありませんが、ただ、私どもが、先般お話いただきました住民説明会等が実施されましたけれども、予想以上の、住民が、まずは関心を持ってこれに参加されておるわけでありますが、説明会の後も、まあ電磁波の問題であるとか、水に関する影響の問題であるとか、いろいろと不安の声があがっております。あるいは、説明内容への不満の声というようなものが、噴出しております。

そういった中で、現在のイージス・アショアの配備計画そのものが、説明の中にありましたけれども、いろんな情勢の中で、可及的速やかにという前提のもとに、いろいろなことが判断されていると思っておりますけれども、私は、一点のみ申し上げたいと思っております。

それは、住民説明会の中で、もともと我々が、最初から求めておりますところの、説明については、科学的、論理的な説明をしてくださいというお話をしておったと思いますが、お伺いした内容が、なんとなく情緒的な説明であったように私は思っておりますし、そのような点について、そのようなことがありますから、なおさら不安と不信が増大したという今気持ちもあるわけであります。

そうした中、私が最も懸念することは、私も含めてでありますが、住民の不安や疑念の払拭がなされない以上は、当然適地調査に着手しないというふうな理解であったわけでありますが、もし、このことなくして、要するに不安、疑念の払拭ということなくして、調査に着手しようとするならば、丁寧に説明するとか、誠心誠意取り組むというような言葉は、本当に霞んでくるわけでありまして、住民は結局何を言っても聞いていただけない、むつみ演習場ありきで全て強権的に進められているというふうに、解釈するのではないかとそういうふうに思うわけでありまして、今後、今の調査着手のタイミングの問題、説明の問題、特にみなさんが、その不安が払しょくされて調査に着手するんだということを、私は確認したいというように思います。


【小野寺防衛大臣】

まずは、今回調査についての入札公告をさせていただきました。これは、先ほどお話をしましたが、実際イージス・アショアをむつみ演習場に展開をする、設置をするということに関して、本当に、例えば地質学的にできるのか、あるいはそこで、当然環境にどのような影響が出るのか、また、電波環境に実際ここは適するのかということを調査した上で、可能かどうかということを、むしろ住民のみなさまに、説明していくということが必要なんだと思っております。

むしろ、その調査結果をもとに、また丁寧に説明していくということでありますので、是非、説明するための、あるいは判断するための一つの客観的な資料ということでの今回調査ということになります。

また調査につきましては、どのようなことを行うのかということについて、事前にまた説明させていただきたいと思っております。


【阿武町長】

言葉を返すようでありますけれども、公告という行為は、解釈によれば私は、着手になると思いますけれども、それが一回の住民説明会でしかなかったと思いますけれども、それをもって着手するというようなことが、国から見れば強権的と捉えることではないでしょうか。


【小野寺防衛大臣】

私どもは、今回の公告をもって、地質調査あるいは、地積調査、今後電波調査等を行っていきますが、それ自体が着手とは思っておりません。

やはり、本当にここに、このレイアウト、敷地の中で、造っていけるのかあるいは、そこに置くほど地質がちゃんとしているのか、そこで工事をやる上で、地下水その他影響が出ないのか、そして電波環境が本当にここで可能なのかということは、これはむしろ見込みではなくて、きちっと調査をした上で、初めて実現可能かどうかということを、むしろお示しするということが、より責任ある説明ができるのではないかと思っておりますので、今回のことをもって、工事の着手ではなく、その前の段階で、本当に可能かどうかということの調査ということで、今回は公告させていただいております。


【阿武町長】

私が申し上げているのは、工事の着手の話ではなしに、調査の着手という話なんですけど、私は、住民の皆さんは、調査に入る前に、調査に着手する前に、もう少し不安を払拭して、その上で調査に着手してくださいという解釈だと理解しておりますが、今、工事のよりうんと前の話なんですけど。


【大臣】

今、町長お話されたように、私ども、地元説明会は今回の公告の前にはさせてはいただいておりますが、それがまだ不十分であったということで、お話があれば、お叱りとして、このようなことが今後ないように、しっかりしていきたいと思っております。


【阿武町長】

今後じゃなしに、例えば、そういった意見で、今の公告から、今度、8月6日ですかね、開札日、開札がありますよね入札したら開札があると思いますけれども、それまでの間に、まだ1か月以上あるわけでありますが、その間に、そういった疑念の払拭というふうなことをやっていただかないと、そして、そこで払拭できないならば、開札はしないという方法もあり得るというふうに思いますが、そこのところはどうでしょう。


【大臣】

私どもとしては、今、町長からお話がありましたが、まだ住民の方が調査についていろんな不安をお持ちであれば、それは繰り返し、住民に対しての御説明をさしていただく機会を設けさせていただきたいと思っています。


【阿武町議会議長】

阿武町議会の末若です。よろしくお願いします。阿武町におきましては、17日に住民説明、19日に議会の説明会をしていただき、ありがとうございます。

その中で、やはり住民のほうが、いろいろと不安の声がでておりましたが、電磁波の問題、それから攻撃の的になるんじゃないかということがかなり出ておったんですが。そういうことを踏まえて、今後もしっかりと、丁寧に、何回でも結構ですので、また説明の程お願いしたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。


【大臣】

今回のむつみ演習場で、萩市の皆様と阿武町の皆様に、大変ご心配をおかけすることになります。私どもとして、繰り返ししっかり説明をさせていただいて、なるほどこれであればということで御納得いただくように、努力してまいりたいと思っております。


【阿武町長】

一点いいですか、私からここまで強硬にこういったことを申し上げたかといいますと、むつみ演習場は、阿武町の、そこにかかっている、私の所は0.1%しか、進入路しかないわけですが、大変その近くに牧場であったり、集落があるのはご存じのとおりです。そして、むつみ演習場から見れば、私どもの位置は、北西、いわゆる北朝鮮方向でありまして、そこの一定の角度を開きますと、阿武町の町全部が入る。全てが。そういう位置関係にありますから、私どもの町民も、その周辺の方々は大変強い関心を持っておりますけれども、まだまだ私どもも、そこまではいっておりませんけれども、ほかの1町2村の合併ですから、1町2村、昔の、ここも今の所が、当該地が1村、あと1町1村あるわけです。そこがほとんど全て、そのエリアの十数キロの範囲の中に入ってまいりますから、そうすると、しつこいようですけれども、私は、有事の時の、迎撃ミサイルが発射された時のミサイルの正確性というんでしょうか、いろいろと過去の、例えば、衛星の打ち上げであったり、北朝鮮のそういったものの打ち上げであったり、あるいはアメリカのロケットの打ち上げであったり、時として、発射段階で爆発してみたり、数メートル上がって爆発してみたり、方向を失ったり、直立型の発射台でしょうが、何度かの角度があるわけです。そうすると、一定部分、その場で爆発するとまだいいんでしょうが、行って、上がって、方向を失うであるとか、上空で爆発するであるとかというと、もろに私どもの町の上で、そういったことが起こる確率があるということです。ですから、私は、そこをきちっと払拭しないと、それともうひとつは、往々にしてこういった例の場合、この度も、今の着手は前々から言われておったような時に、こういった反対があるにもかかわらず、いきなり公告する、それを若干延ばすという話であればまだよろしいんですけれども、よろしいというのも、まだ分かるんですけれども、スケジュールどおりだろうと思うんですけれども、粛々とそういった行為をなされるというふうなことに対して、ものすごい不信感があるんですよ。結局、言ってもだめだったというようなことを住民の方も、言っていらっしゃる方もいるんですよ。そこの所が特に、真下に位置する阿武町としては、しっかり確認しておかないといけないというふうに思いますから、厳しい言い方をしましたけれども、そのへんのところは是非、お汲みとりいただきたいと思います。


【大臣】

今お話しがありましたように、むつみ演習場の場所でありますが、実際、北朝鮮方向をみますと、阿武町にいろいろと向くことがある、そういうご心配があることは当然だと思います。

今、町長がおっしゃった心配というのは、町民の皆様が抱いてる心配だと思いますので、そういうことに関しても、専門的な立場から、実際どういう形で万が一きた場合は、ミサイル防衛のためのミサイルが打ち上がり、それがどういう形で対処するかということ、そういう全体のことも説明をさせていただきたいと思います。

むしろ、こうして細かく質問していただいた方が、私ども、今度、説明に行かせていただいた時に、こういう点にすごく不安があるんだなということがむしろ明確に分かりますので、むしろどんどん出していただいて、それに対してひとつひとつ明確に答えるように準備をして、また説明会に臨みたいと思っています。


【知事】

いずれにしても、非常にいろんな不安がありますので、是非、重ねてですね、御説明いただきたいと思いますし、また、詳細にですね、丁寧に分かりやすく説明いただければと思いますで、是非その点、よろしくお願いします。


【大臣】

もしよろしければ、今、御指摘いただいたことについて、どういった形で、いつ頃また説明会をさせていただけるかといったことを、すこし事務レベルでつめさせていただきまして、更に繰り返し、私どもの考えについて説明をさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。

今日はどうもありがとうございました。

繰り返しになりますが、日本の安全のためとはいえ、地元の皆様には、様々な御迷惑をおかけしまして、また不安を抱いていらっしゃることも事実だと思います。少しでもそれを払拭できるように、私ども、努力してまいりますので、どうぞ、これから何度もこういう形で、いろんな説明をさせていただきますが、どうぞよろしくお願いします。



(終了)




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