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国民保護図上演習(DIG訓練)の実施について
県では、県内市町を主体として、国民保護計画に基づく対応措置等の確認及び計画への反映並びに市町・消防・自衛隊・警察等関係機関間の連携体制の構築を図るため、国民保護図上演習(DIG訓練)を実施しました。
県としては、今後も引き続き、市町・関係機関と連携し、テロ等から県民の生命・財産等を守る体制整備に努めていきます。
演習方法等
DIGとは、Disaster(災害・危機)、Imagination(想像・想定)、Game(ゲーム)の頭文字をとったものです。
今回の図上演習では、市町ごとにグループをつくり、コントローラー(県職員)からの課題の提示に対し、プレーヤー(市町・消防職員)が、地図上に地域特性や事態想定を展開するとともに、オブザーバー(自衛隊・警察)からの助言を得ながら、討議・検討して、取りまとめた結果を発表しました。
演習の進め方
次のとおり、導入、DIG、総括の3部構成、さらにDIGは第1~第3ステージに区分して実施しました。
区分 |
時間 |
内容 |
要領 |
---|---|---|---|
導入 |
15分 |
演習要領の説明 資機材準備 |
演習の進め方の説明 演習に使用する資機材確認 グループリーダーの指名 |
DIG(1) |
50分 |
第1ステージ 市町の地域分析 |
避難所などを地図上に標示し、各市町の地域の特性図を作成 |
DIG(2) |
40分 |
第2ステージ 国民保護事態検討 |
想定される国民保護事態(爆弾テロ)をイメージし、被害の様相や対応のポイントを検討 |
DIG(3) |
90分 |
第3ステージ 避難実施要領作成 |
想定事態のもと地図上で住民避難の要領を検討・作成 |
総括 |
15分 |
まとめ |
感想発表等 |
実施日程等
ブロック |
日程 |
場所 |
参加市町名 |
---|---|---|---|
A |
9月30日 |
柳井総合庁舎 |
柳井市、周防大島町、和木町、上関町、平生町 |
B |
10月2日 |
下松市役所 |
下松市、岩国市、光市、周南市、田布施町 |
C |
10月7日 |
山口市役所 |
山口市、萩市、防府市、阿武町、阿東町 |
D |
10月9日 |
美祢市民会館 |
下関市、宇部市、長門市、美祢市、山陽小野田市 |
- 参加機関:県内全市町及び各ブロック市町所轄の消防本部・警察署、陸上自衛隊第17普通科連隊、県警察本部、県
- 参加者数:合計約140名