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県政放送(動画配信)・イキイキ!山口・林業への就職~自然の中で働いてみませんか~
「林業への就職~自然の中で働いてみませんか~」平成28年10月31日(月曜日)放送分
関係先:山口県森林企画課
動画テキスト
~森林の中の映像~
【アナウンサー】
自然に恵まれた山口県は、県の面積の約7割が森林です。
この森林の約4割がスギやヒノキなどの人工林で、その多くが利用できる大きさに育っているんです。
森林を適切に管理し、木材を活用していくことが、緑豊かな環境を守ることにもつながります。
その担い手となる職業が林業です。
~オープニングタイトル~
~作業現場の映像~
【アナウンサー】
山口市阿東のヒノキ林にやってきました。
こちらでは山口阿東森林組合の人たちが、利用できる大きさに育った木を間引きしながら切り出す、搬出間伐という作業に取り組んでいます。
この作業班4人の中で、最も若手の井上勉(いのうえ つとむ)さん。
県内でほかの仕事をしていましたが、2年前に林業の道に入りました。
知り合いには林業に携わる人がいたものの、井上さん自身は林業に関しては全くの素人でした。
県などが行う、就業支援制度を活用しながら、林業に必要な技術を学んでいます。
【井上さん】
林業のことは素人で、まったくわからない状態で入ったので、最初はやはり戸惑いもあった。
(県の研修制度で)いろいろな資格や免許を取るための講習もあるので、
当然自分が資格を取れることもさることながら、他の地域の森林組合に就職した人たちと交流の機会があり、いろいろな話を聞くことができるのは良いと思う。
~木を伐採している映像~
伐採する木の見分け方や切り倒す方向など、実務で必要とされる技術を習得するには長い年月が必要とされています。
林業の仕事は高性能な機械が導入され、省力化が進んでいますが、従来よりさらに高度な技術、知識が求められています。
【山口阿東森林組合 高岡賢治さん】
やはりこの世界に入ったからには「阿東には井上がいる」と(他の林業関係者から)言われるような存在になってくれたらうれしい。
【井上さん】
木を切るにしても、機械に乗るにしても、(木の伐採)計画を立てるにしても、すべての面で今より上手に、1ランク2ランクでも上にあがっていきたい。
【山口県森林企画課 河村桂さん】
県内で植林されたスギやヒノキなどの多くが樹齢40年以上に達し、本格的な利用が可能な時期を迎える一方、林業に携わる人は減少傾向となっています。
そのため県では就業相談や就業体験、そして新規就業者への研修など積極的な就業支援を行っています。
【アナウンサー】
みなさんも自然の中で緑を守る仕事に挑戦してみませんか?
【全員で】
お待ちしています!
関係先:山口県森林企画課