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県政放送(動画配信)・イキイキ!山口・中山間地域で新たなビジネスを
「中山間地域で新たなビジネスを」平成29年3月6日(月曜日)放送分
関係先:山口県中山間地域づくり推進課
動画テキスト
~長門市俵山の温泉街を歩くアナウンサーの映像~
【アナウンサー】
長門市の俵山にやって来ました。
江戸時代には、毛利藩のお殿様も湯治に訪れていたという伝統ある温泉地なんですが、
最近では、人口減少・高齢化が深刻化しています。
そんな俵山に、地域の活性化も目指した新たなお店がオープンしました。
~オープニングタイトル~
~オープンしたコーヒーショップの外観映像~
【アナウンサー】
俵山温泉に続く通りの一角に、このほどオープンした自家焙煎のコーヒーショップ。
静岡県出身で去年まで長門市の地域おこし協力隊として活動していた小坂保成(こさか・やすなり)さんが、古民家の倉庫を改装して新たに店を開きました。
店内には、小坂さん自らが焙煎したコーヒーの香りが広がっています。
【アナウンサー】
俵山地区でコーヒーショップを開きたいと思ったきっかけは?
【小坂】
私が4年前に地域おこし協力隊で俵山に派遣されて暮らしていく中で、退任後は自分が俵山で定住することと生活するためにも、起業を考えたときに、今までの自分の夢でもあった自家焙煎のコーヒーショップを開きたいと思った。
【アナウンサー】
人口約1000人と過疎化が進む地域にできたコーヒーショップ。
温泉の湯治客だけでなく、地域の人に愛されるお店を目指します。
ひきたてのコーヒーを求める固定客も増え続けています。
【常連客】
俵山オリジナルの商品を扱う店が増えていったら、(俵山地区が)すごく面白い場所になると思う。
【常連客】
こういうお店を目当てに、市外、県外から人が訪れるようになれば、これほど良いことはない。
【アナウンサー】
小坂さんは、店を開くに当たり、県、長門市、地元の商工会議所や信用金庫が一体となった支援チームからサポートを受けました。
~開店記念行事の映像~
【小坂さん】
創業計画づくりや資金計画など、開業に向けては膨大な作業がありますが、それぞれの専門家の方に助けていただくことができ、スムーズに開業することができました。
【山口県 中山間地域づくり推進課 岡野さん】
県では、中山間地域に移住して、地域で創業される方に対して、市・町や地元の商工団体、信用金庫と一体となった「支援チーム」を設置し、事業計画の作成などを強力にサポートしています。また、開業に必要な建物の改修費などを対象にした補助金制度などにより、手厚い支援を行っています。
【アナウンサー】
地域を元気にする新たな取り組みを、みんなで応援していきましょう。
関係先:山口県中山間地域づくり推進課