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県政放送(動画配信)・イキイキ!山口・関門“ノスタルジック”海峡

ページ番号:0012881 更新日:2021年11月1日更新

「関門“ノスタルジック”海峡」平成29年7月24日(月曜日)放送分

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動画テキスト

イキイキ!山口

~唐戸市場から関門海峡を眺めながら~

【アナウンサー】
関門海峡を挟んで、古くから交通の要衝として発展してきた、下関市と北九州市・門司。明治時代になると、国際港湾都市に指定され、重厚な近代建築物が次々と建てられました。そんな二つの市の歴史的遺産が、今年、「日本遺産」に認定されました。

~オープニングタイトル~

『イキイキ!山口』
「関門“ノスタルジック”海峡」

~旧下関英国領事館~

【アナウンサー】
関門海峡から程近いこの辺りに、かつて8カ国が領事事務所を置いていました。こちらの建物は、国の重要文化財に指定されている、旧下関英国領事館です。大規模な保存修理工事を終えて、3年前にリニューアルオープンしました。重厚なレンガ造りが特徴で、現在は、唐戸エリアの観光の拠点施設やギャラリー、2階はイギリス風のパブとして活用されています。

【アナウンサー】
今回、日本遺産に認定された下関市内の資産を紹介していただく、下関市文化財保護課の藤本さんです。
早速ですが、日本遺産とは、どういうものですか?

【下関市文化財保護課 藤本 有紀(ふじもと ゆき)さん】
日本遺産とは、地域の歴史的魅力や特色を通じて、日本の文化や伝統を語る「ストーリー」を、文化庁が認定するものです。
日本が近代国家建設に向けて躍動した時代のレトロな建造物群など、関門地域の42件の文化財を「関門“ノスタルジック”海峡」というストーリーにまとめ、日本遺産に認定していただきました。
その資産の一部をご紹介します。

~下関南部町(なべちょう)郵便局~

【藤本さん】
こちらの建物は、平成13年に国の登録有形文化財になりました。明治時代から117年使われ続けている郵便局で、現役の郵便局舎としては国内最古のものなんですよ。

~下関市立近代先人顕彰館 田中絹代ぶんか館(旧逓信省下関郵便局電話課庁舎)~

【藤本さん】
この建物は、大正13年に逓信省という国の役所が、電話に関する事業を行うために建てました。
現在では下関市の近代先人顕彰館 田中絹代ぶんか館として活用されています。

~JR下関駅~

【アナウンサー】
JR下関駅にやって来ました。こちらにも日本遺産の資産があるのですか?

【藤本さん】
鉄道関係では、関門鉄道トンネルと、下関駅で使われていた振鈴が資産になっています。
関門地域はトンネルの開通によって、陸路でつながりました。駅とトンネルは、関門地域の近代化に欠かせない場所と言えるんですよ。

~まとめ~

【アナウンサー】
県と市町では、地域の宝である文化財を大切に守ることはもちろん、文化財を通じて、各地の歴史や文化を楽しんでもらう取り組みを進めています。ぜひ、皆さんも、日本遺産「関門“ノスタルジック”海峡」を訪れ、映画のワンシーンのようなノスタルジックな風景を堪能してみませんか。

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