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平成22年 (2010年) 7月 17日

広報広聴課

知事臨時記者会見録

(平成22年7月16日実施分)

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日時 平成22年(2010年)7月16日(金曜日)

16時00分~16時16分

場所 県庁2階 記者会見室

会見する二井知事

知事

 皆様、ご苦労様です。

 私は、今朝から、木屋川、厚狭川、両沿岸被災地を視察してまいりました。既にほとんど水は引いておりましたけれども、がれきの山や、黙々と後片付けをされている皆さんの姿を見まして、改めて被害の大きさを実感いたしました。

 被災された皆様方に、まず、心からお見舞いを申し上げます。

 県といたしましては、下関市、山陽小野田市と連携しながら、当面は、応急復旧対策、そして、被害者支援対策に全力で取り組んでまいりたいと思っております。

 また、今、災害の状況を取りまとめ中でもありますから、取りまとめ次第、国に対して、必要な要望をしていきたいと思っております。現在のところ、26日で調整をいたしております。

 特に、今回は、厚狭川につきましては、今年度から計画的に、厚狭川、また、桜川の河川改修にかかろうとした矢先の被害でありまして、県としては、今、計画しているものを前倒しできないかどうか、国と十分協議していきたいと、私としては、できるだけ前倒しをしたいという思いで、国と協議をしていきたいと思っております。

 それから、今回の被害は、やはり、ゲリラ的な集中豪雨によるものであります。昨年も、山口・防府地域で、ゲリラ的な集中豪雨で、土石流等による被害が出ました。今回は、河川のはんらんによる被害が出ました。

 従いまして、これまでは、ややもすると、ゲリラ的集中豪雨は、例外的なこととして受け止めておりましたが、2年連続でこういう事態が起きましたので、いつ、どこででも、こういうゲリラ的な集中豪雨が起きるのだという前提で、対策を考えなければいけないと思っております。

 昨年の災害については、4つの検討委員会を設けて、今後の対策を講じることにいたしました。今回は、河川のはんらんですから、あらためて、河川はんらん対策、河川の管理のあり方について、検討委員会を開きたいと思います。

 ただ、山口県の場合は、全国で延長が2番目に長い、2千2百キロを超える2級河川がありまして、もちろん、その地形によって、違いがありますことから、河川ごとに検討委員会を設けて、対策を考えなければいけないだろうと思っております。

 それから、ボランティアの派遣のことですが、民間被害につきましては、原則的には、個人復旧ということになりますことから、ボランティアに期待するところが非常に大きいということになります。

 従いまして、今後、ボランティアの皆さんにお願いしなければならないことも多々あると思いますけれども、県としては、県庁職員の自主的な取り組みとして、ボランティアを、明日、あさって、派遣をすることにいたしたところでございます。

 山陽小野田市長からの要請もありますので、厚狭地区に対して、ボランティアを派遣することにしたいと思います。

 それから、臨時議会を招集するかどうかということですが、今、検討しておりまして、開くとすれば、今月中に開かなければいけないだろうと思っております。以上です。



中国新聞

 臨時議会は補正予算を組むということですか。


知事

 そうですね。災害関係補正予算を組むということになります。


時事通信

 河川ごとの検討委員会というのは、当面、何河川になりますか。


知事

 今、細かくは詰めておりませんけれども、今回の木屋川、厚狭川、錦川、長門市の深川川等、それから阿武川もあると思います。これから具体的に何カ所にするか、詰めていきたいと思います。


時事通信

 その流域というか、河川ごとにですか。


知事

 ええ、今回のような、ゲリラ的な集中豪雨が起きたという想定に立って、どういう対策が必要になるか、当然、ハードということがたくさん出てくると思いますが、ハード面の対策ということになりますと、予算が伴うものですし、国の応援がなければできないものもたくさんありますから、どの程度のものができるのか、そして、なかなかそれが難しければ、ソフト対策をどうしたらいいのか、そういうことを総合的に検討する委員会ということになります。今、山口県も国からダムの見直しが言われてきております。木屋川のダムのかさ上げ、それから、錦川の平瀬ダム、深川川の大河内川ダムなどがありますから、私どもはダムは必要と思っておりますけれども、ゲリラ的集中豪雨が起きた時のダムの必要性について、さらに検討を深めるということもしなければいけないだろうと、思っております。


中国新聞

 知事は、今日の木屋川の現地視察で、木屋川ダムの放水量と下流域の浸水について、因果関係を検証する必要があるという発言をされていると思うんですが、今回の検討委員会でも放水量をどうするかというところも考えていくわけですか。


知事

 この検討委員会になるかどうかは別にしまして、放流と今回の災害との関係については、検討しなければいけないと思っております。放流そのものについては、これまでのルールに沿ってやったわけですけれども、今回のような、予想ができないような、ゲリラ的な集中豪雨が起きた時の放流のあり方というのは、考えなければいけないと思いますから、改めて、その辺は検証をしていきたいと思っております。


時事通信

 検討委員会のメンバーとして想定されている方は、有識者ですか。


知事

 専門家によるということになると思います。


時事通信

 専門家のみで構成されるのですか。


知事

 そうですね。


朝日新聞

 26日をめどということで、国に要望をということをお考えですが、省庁は国交省だと思うんですが、具体的にどういうことを要望しに行かれるんでしょうか。


知事

 今、まだ細かくは詰めておりませんけれども、一つは、今回、断水がありましたよね、従って、市の水道施設の災害復旧事業の促進、それから、さっき言いました、厚狭川の河川改修とか、ポンプの増設、そういうものを、河川激甚災害対策特別緊急事業という形で、採択をお願いできないか、それから、当然、木屋川の河川改修事業ということも出てくると思いますから、それらについて要望していくことで調整していきたいと思っています。


中国新聞

 知事自らが、国交省に出向くということですか。


知事

 そうですね。そういうことです。


時事通信

 補正予算は組む方向なんでしょうか。


知事

 ええ、もちろん、組まなければ対応できませんから、その方向で考えたいと思います。

 これからまた議長と調整したいと思います。


山口新聞

 県職員のボランティアなんですけど、何人規模を想定されてますか。


知事

 山陽小野田市長から、100人お願いしたいという要請が来ておりますので、明日、あさって、100人ずつということで、呼びかけていきたいと思っております。


中国新聞

 補正の金額の規模みたいなのは、大体今のところどれくらいですか。


知事

 いやいや、まだ、こういう状況ですから。規模はちょっと分かりません。


山口放送(KRY)

 今年度から、厚狭川の河川改修を行う計画があったということですが、具体的には何かこういうことをするという。


知事

 今年度は、厚狭川の下流域の方で、河床の掘削をまずやるということ。それから、来年度以降、23年度から25年度にかけて、ポンプを2基整備する、2基分で20億かかりますが、その計画でおりました。それから、25年から以降、厚狭川の寝太郎堰というのがあるんですけれども、それから下流のところについての厚狭川の改修、ポンプ場がある桜川のところの上流を改修する、この2箇所、それぞれ20億ということで、計画をしていたんですけれども、いずれも国の支援がなければできない事業ですから、これについて、どの程度、前倒しをしていただけるか、国とよく協議をしなければいけないと思っております。


中国新聞

 県職員のボランティアの募集というのはめどは立っているんですか。


知事

 ほぼ立ってきております。


中国新聞

 どういう方が中心、幹部職員などが中心ですか。


知事

 いや、もう幅広く呼びかけてますから。本庁と、それから関連の出先ですね。だから、宇部県民局、下関県民局に呼びかけて、今、やっているところです。


山口新聞

 それと、改めてですね、2年連続でこれだけの局地的な豪雨で被害が出たということについて、感想なり見解をお願いしたいんですけれども。


知事

 われわれとしては、過去になかったような集中豪雨が2年連続で起きましたので、先ほどからお話ししておりますように、これは想定外だということではなくて、想定をできる豪雨であるというような考え方で、対策をしていかなければならないと改めて思いましたので、そういう視点で、今後は、対策を強化するということにしていきたいと思います。




作成:山口県総合政策部広報広聴課


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