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平成22年 (2010年) 11月 2日

広報広聴課

知事記者会見録

(平成22年10月29日実施分)

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日時 平成22年(2010年)10月29日(金曜日)

10時30分~11時07分

場所 県庁2階 記者会見室

会見する二井知事

発表項目

・平成23年度当初予算編成について

・政府要望について



知事

 皆さん、おはようございます。最初に、明年度予算編成について申し上げます。

 本日から編成作業をスタートするに当たりまして、先ほど、私の考えを職員に訓示いたしました。皆さんもお聞きになったことと思いますけれども、要点のみ、あらためてお話しさせていただきます。

 まず、私は、明年度当初予算を加速化プランの「総仕上げ予算」と位置付けております。実質的には明年度の1年間で、加速化プラン、ひいては、デザイン21に基づく県づくりの総仕上げをしていくために、今回の予算では、先に実施いたしました「加速化プランの総点検」を踏まえ、優先すべき事業や課題に集中的に取り組むこととしております。これが基本方針の第一であります。

 このうち、特に優先すべき重点事業として、例えば、医師不足対策の充実や耐震化の推進等の「くらしの安心・安全基盤の強化」をはじめ、35人学級化の推進、「新規雇用2万人創出構想」及び「年間観光客3千万人構想」の実現、地産・地消の拡大、さらには「おいでませ!山口国体」の成功等に向けて、最大限の取り組みを行うよう、職員に指示をいたしました。

 基本方針の第二は、これらの成果を確実に次代へ継承していくため、その土台づくりを行う県政集中改革についても、総仕上げを果たすということであります。

 とりわけ、公社改革につきましては、平成24年3月末で土地開発公社、道路公社、住宅供給公社の3公社を廃止するとの方針の下、当初予算から所要の措置を行っていくことにいたしております。

 基本方針の第三は、今申し上げた2つの「総仕上げ」に向けて、事業の進捗を最大限に高めるために、本年度の補正予算と一体となった、いわゆる「15カ月予算」を編成することであります。私としては、前倒しで実施できることや、あらかじめ取り組んでおくべきことは、本年度の補正予算でも積極的に対応していきたいと考えております。

 この3つの方針の下、今後の予算編成を進めてまいりますが、ご承知のように、国の予算編成をめぐりましては、「子ども手当」の拡充や「ひも付き補助金」の一括交付金化など、不確定な要素が数多く、交付税総額の確保をはじめとする地方財政対策の行方も、極めて不透明な状況であります。

 このため、編成作業に当たりましては、国から迅速に情報を収集した上で、本県の実情に立って施策への反映を検討し、また、歳入の見通しを立てるなど、総合的な進行管理が極めて重要となりますことから、財源確保対策本部に対して、財源確保対策のさらなる強化に取り組むとともに、この進行管理に当たるように指示を行ったところであります。

 引き続き、厳しい財政状況の中での予算編成となりますが、私にとりましては、実質的に最後の予算編成であり、私自ら先頭に立って、全力で取り組んでまいる考えであります。


 次に、政府要望についてであります。

 このたびの要望に当たりましては、本県が抱える独自の政策課題のうち、明年度の国の予算編成や政策決定に向けて、いまだ、政府の方針等が示されていないものに絞り込み、しっかりと取り組んでいただくべき課題の2項目について行うことといたしました。

 関係省庁等に対する具体的な要望活動につきましては、11月中の実施に向けて、現在、日程を調整しているところであります。

 それでは、要望内容につきまして、お手元の要望書 (別ウィンドウ) に沿って、ご説明いたします。

 1つ目の岩国基地民間空港に関しましては、本年度の政府予算で総額46億円の事業費が決定し、初年度分として18億円の予算が計上されて、県民の長年の悲願であった空港の早期再開に向けた事業が着手をされたところであります。

 今後は、県も、地元と一丸となって、空港再開後の利用促進などに積極的に取り組んでいかなければなりませんが、国に対しましては、まずは、平成24年度当初からの再開と、それに向けた明年度の民航ターミナル地域の整備費の全額確保を求めていくものであります。

 また、空港の利用促進を進めるために、1日4往復の発着枠の確保や、利便性の高い運航時間帯の調整・確保とともに、空港再開決定の経緯を踏まえて、利用者駐車場の確保について要望を行うものであります。

 2つ目は、第23回世界スカウトジャンボリーに関してであります。

 この大会の開催準備に当たりましては、そもそもボーイスカウト日本連盟が中心となって進めるべきものでありますが、これまでのところ具体的な動きが見えず、国の明確な取組方針も示されていない状況にあります。しかも、この大会の開催には、相当規模の所要経費が必要となりますことから、前回、これは昭和46年ですけれども、この静岡県での大会のように、国による会場整備など、国の積極的な指導と強力な支援がない限り、とても開催できるものではありません。

 従いまして、国に対しましては、実施主体であるボーイスカウト日本連盟への積極的な指導を通じて、大会に向けた推進体制を強化するとともに、国家的プロジェクトとして閣議決定した上で、国を挙げた支援を求めるものであります。

 また、会場となるきらら浜の基盤整備につきましては、公園エリアでの都市公園防災事業の優先的採択や重点的な財源配分とともに、民間活用エリア・利用調整エリアの整備についても、国の特段の支援を要望するものであります。以上です。



朝日新聞

 国への要望2点ですが、それはどういう形を通してやられるのでしょうか。


知事

 民主党の「陳情要請対応本部」が新しく発足しましたが、それとの関係でどのように整理をしたらよいのかということもありますし、具体的にどういう形で要望するのか、日程も含めて、今、調整中ということです。


朝日新聞

 知事が上京されて要望されるという可能性は、あるのでしょうか。


知事

 私は、できるだけ私自身が要望していきたいと思っています。


朝日新聞

 そうなったとしたら、政権交代後は初めてということですよね。直接足を運ばれて。


知事

 まだ、日程調整とか、いろいろなことがありますので、確実に私というところまでは詰めておりません。


中国新聞

 民主党の県連に要望を申し込むということはありますか。


知事

 既に、県議会の各会派に説明をさせていただいております。


中国新聞

 民間空港の方なのですけれども、年度「当初」ということを示すのは初めてですよね。


知事

 今までも、「早期」にと言っておりましたけれども、できるだけ24年度の早くということです。


中国新聞

 今まで「早期」としていたのを、「当初」に変えたということですか。


知事

 そうですね。

山口放送(KRY)

 気持ち的には、前倒ししてやってほしいということですか。


知事

 前倒しというか、今までも言っていた、24年度の早期再開というのを、今回、さらに、年度当初からスタートしてもらえればとお願いするということで、特に大きく変えたということではありません。


山口放送(KRY)

 これまで、できるだけ早い時期、という表現だったと思うのですが。


知事

 ええ、24年度のできるだけ早い時期。


山口放送(KRY)

 それを、4月1日なり、4月の当初段階からと。


知事

 そうですね。


山口放送(KRY)

 もう一点、今まで入っていなかった「利用者駐車場の確保」というのが上がっているのですが、これはどういうお考えのもとに入れられたんですか。


知事

 空港そのものが国の管理ということになりましたので、駐車場も含めて、国の方で土地の確保をして、やっていただきたいということにしたということです。


山口放送(KRY)

 土地を確保して。


知事

 土地の整備をしてということになると、まだよく分かりませんけれども、ターミナルビルの公募と同じように、また公募をして、どこかに管理をしてもらうという方式はあると思うのです。とにかく、国がきちんと土地を取得して、整備をしてもらいたいというお願いです。


テレビ山口(TYS)

 ジャンボリーの方なのですけれども、「民間活用エリア・利用調整エリアの大会開催に向けた国の支援による基盤整備」ですが、基盤整備というのは、具体的に、どの程度のものを想定されているのですか。


知事

 このエリアにつきましては、やはり、ジャンボリーが開催できるように整備をしていただきたいということになります。基本的には、国のほか、ボーイスカウト日本連盟の方が、要するにキャンプ場としての整備という形になると思いますから、臨時的なものが中心になると思いますけれども、その辺をお願いしたいと思います。


山口新聞

 その土地なのですが、民間活用エリア、利用調整エリアを含めてと思うのですけれど、これは、後々、売却する方針だったと思うのですが、その辺との兼ね合いというのはどうなるのでしょう。


知事

 ジャンボリーが済むまでは、ジャンボリーとしての活用を頭に置いておかなければなりませんので、その辺は整合性をとって対応したいと思います。


NHK

 話は戻るのですが、岩国の民間空港ですけれども、「当初」に早められたというのは、期待もあると思うのですが、どういう姿勢を国の方にアピールしていくおつもりですか。


知事

 要するに、来年度予算に、残りの予算を全部確保してもらって、整備をしていただきたいということを、強くお願いするということで、そういう表現にさせていただいたということです。


NHK

 県としての期待というのは、どのように国にアピールしていくのですか。


知事

 地元の強い要請もあるわけですし、早くできればできるほど、東部地域の活性化につながるということです。


中国新聞

 事業仕分け等で、空港整備予算も削減される方向にあるのですけれども、それについて、知事はどのようにお考えですか。


知事

 これは、具体的にどういう方向になっているか、必ずしもはっきりしませんので。まあ、私は、馬淵大臣が副大臣時代に、24年度には再開をしたいと言われておりますので、そのことについてはそういう方向に向かっているだろうということで、その中でできるだけ早くという意味で、当初から再開ということにしております。私が要望に行くことになりましたら、また、その辺も確認していきたいと思います。


毎日新聞

 需要予測では、昨日、全国的に厳しい、需要予測を下回っているという話がありましたが、岩国の民間空港ではそういった心配は、知事、今のところないのですか。


知事

 私は特に心配をしておりません。その辺も十分踏まえて、全日空さんも東京便4便を飛ばそうということを決定をしていただいておりますから、十分需要はあると考えております。


山口放送(KRY)

 予算等と並行して、1日4往復の発着枠を確保すること、また、運航時間帯の調整ですね。もし24年度の当初からを目指すのであれば、あと1年少々の中で諸々の調整が進められなければならないわけで、今、少し状況が見えづらくなってきているかと思うのですが、進捗は、今、どのようになっていますか。


知事

 今、国の内部でいろいろ検討されていると聞いております。米軍との関係等もありますから、外務省等も入られて、今、検討されていると聞いておりますので、空港整備の予算がどうなるかとの絡みも当然ありますけれども、予算が、来年度、完全に全部付くということになれば、私どもとしては、早くこちらの方も片付けていただきたいということで、これからもお願いをしていきたいと思います。


テレビ山口(TYS)

 その1日4往復なのですけれども、知事ご自身、どの辺の時間帯が一番望ましいというふうにお考えですか。


知事

 やはり、朝早い便と夜の便、この2つは確実に、ぜひ確保してもらいたいと思います。やはり、岩国地域にもかなりの企業がありますから、企業のビジネス面での対応、それから、観光客を誘致してくるにしても、できるだけその方がいいと思います。そういう観点からは、時間帯については、皆さんが利用しやすい、そして、地域の活性化につながるような設定をお願いしていきたいと思います。


中国新聞

 民間空港整備に関して、アクセス道の整備等が必要になると言われておりますが、県として、具体的にどのような策をお考えでしょうか。


知事

 具体的には、一番近いアクセス道は岩国市の市道になっていますから、市にできるだけ協力をしながら、早く整備できるようにしていきたいということで、その手法等は、今、検討しております。


朝日新聞

 愛宕山の関連なのですが、先日の岩国市議選で、容認、あるいは容認に近い立場の方が、過半数を占める結果になったと思うのですが、市議選の結果を、知事として、どのように受け止めていらっしゃいますか。


知事

 岩国地域については、在日米軍あるいは愛宕山開発の課題もありますけれども、それ以外にも、いろいろな課題がある中での市民の皆さんの選択であったと、私は理解しております。


朝日新聞

 市議選の結果を、県として、愛宕山の政策に関して参考にするとかそういうことは。


知事

 私は、今までと同じ方針で、この問題については対応していきたいと考えております。


朝日新聞

 岩国市議会や、県議会でもそうですが、議員の人たちの考えの中には、岩国基地問題議員連盟連絡協議会で出てきたのですが、特別交付金というような、従来の米軍再編の交付金とは違う、別建ての国からの資金支援を求める考えが出てきています。知事は、これまで、どちらかというと、国とか市との立場の調整とか、そういう手続的なところを重視してこの問題に当たられてきたと思うのですが、そういう具体的な財政支援みたいなものを求める考えが出てきていることについては、どのようにお考えですか。


知事

 この問題についてどう対応するかということは、これからですけれども、いずれにしても、私は、これだけの艦載機を受け入れるということになりましたら、国として、かなり納得ができる地域振興策を講じてもらわなければならないと思います。従って、今、岩国市が中心になって、他のいろいろな課題についても国と協議をされていますけれども、県も、これから、岩国市ともよく協議をしながら、一体となって、地域振興策等も含めて、何が、岩国地域に対して実行してもらえるのか、その辺をしっかりと確かめていかなければいけないと思っております。


朝日新聞

 その中には、そういう特別交付金みたいな議員の人たちの案に、知事としても共同歩調を取っていこうということも含まれるのですか。


知事

 具体的な、細かい、何とか交付金とかいうことではなくて、国が、地域から出ているいろいろな要望に対して、どこまで踏み込んで支援をされるのかということは、十分見極めなければいけないと思っております。従って、そういう意見があることは、また、国の方にも伝えていきながら、折衝をしていかなければいけないと思います。


共同通信

 市議選の後に、愛宕山の対応を巡って、市長と内部協議されるというふうにおっしゃっていたと思うのですけれども、その目安みたいなものは、今時点で持っていらっしゃいますか。


知事

 ちょうど今、お互いに大変忙しい時期なのです。従って、いろいろ日程調整はしていますけれども、まだ決まっておりません。


中国新聞

 前回の会見では、内部協議ということで、公開はしないようなお話だったのですけれども、これだけの問題ですし、報道陣に公開をするようなお考えは今のところありませんか。


知事

 この前、お話ししましたように、今回、県議会等の中で、私の考え方を整理して申し上げておりますから、その辺の私の考え方を、直接会って、伝えたいということが趣旨です。従って、例えば、皆さんに公開をしているような、知事応接室でやるとかいう話ではなくて、一般的に、どこの市長さんとも協議をするときに、皆さんに公開してやっているわけではありませんから、そういう形の協議ということです。今回は、私の意見を、こういう意見ですということを、伝えることを主眼に置くわけですから、特に公表するということは考えていないということです。


山口新聞

 先ほど、愛宕山と新年度予算の関係で、新年度予算では、3公社の廃止に向けた所要の措置も行うということで、愛宕山の土地を持つ住宅供給公社ですが、そういうことも考えると、愛宕山に対する判断を、しかるべき時につけなければいけないと思うのですけれども、新年度予算との兼ね合いというのは、結局、どのようになるのですか。


知事

 今、いろいろ詰めていますけれども、ペンディングなものについては、当然、予算計上はできませんから、乗せないということになります。どの程度まで、予算編成の中で、乗せることができるのか、これは、今からよく詰めていかなくてはいけないと思います。


山口新聞

 今回のこの予算編成方針の中で、売却をするとかしないとかいうのは、考慮しないということですか。


知事

 そこまでは、なかなか詰めた形での措置にはなりにくい、ならないであろうと思っています。これからの進捗状況を見ながら対応していきたいと思います。


毎日新聞

 愛宕山の国への買い取り要望を、今回の政府要望に入れなかったのは理由があるのですか。


知事

 もう国の方から買い取りたいという要望が来ておりますから。また、利用計画の中身を、今、岩国市の方で検討されているという状況ですし、その他にもいろいろなことがありますから、県の方からお願いをする話ではないということです。


毎日新聞

 冒頭に言われた、この2点に絞られた理由について、あらためてもう一度お願いします。


知事

 国の方針が決定をしていないものについて、絞りをかけて要望したということです。


毎日新聞

 ということは、愛宕山については、国の方針は決定していると。


知事

 私の方から要望するようなことは、今のところは、この問題についてはないということです。誤解がないように言いますけれども、まだ利用計画の中身も検討されている最中ですから、そういう意味です。


山口新聞

 新年度予算の、15カ月予算という意味なのですけれど、15カ月のうち、3カ月というのは、いつを起点にしての3カ月ですか。


知事

 12月の補正予算がありますから、12月補正予算で出すものを含めて、ということになりますから、1、2、3月ということです。


山口新聞

 12月の補正で、今、考えられていることというのは、どのようなことなのですか。


知事

 今、作業中ですから、まだ具体的に申し上げるところまでは来ておりませんけれども、前倒しで事業を行うもの、それから、事業は来年度も継続するけれども、例えば、12月の補正予算で、設計とか、そういうものだけやっておけば、新年度に入って直ちに着工できるというものもありますから、そういうものを、具体的に詰めている段階ということです。


NHK

 愛宕山の関係なのですけれど、岩国市の方が、利用計画案の独自案を、市長の方が考えられているという話があるのですが、それに関しては知事はどのように。内容は、これからお聞きになると思うのですけれども、独自案ということに関してどのように思われますか。


知事

 これは、私が今、どうだということを申し上げるような段階でもありませんし、私は利用計画そのものの内容については、岩国市のまちづくりの関係になりますから、岩国市の考え方をとにかく尊重した上で、対応していきたいと思っております。


テレビ山口(TYS)

 補正予算の関係なのですけれども、盛り込むかもしれない内容というのは、この下に掲げている医師不足対策の充実などに関連するような内容になるのでしょうか。これ以外にも。


知事

 それ以外でも、各部が一生懸命、これから検討してくると思いますから、それらも含めてですから、必ずしもこの項目には限りません。他にも、これは、というものがあれば計上することは考えていきたいと思います。


テレビ山口(TYS)

 それと、新年度予算なのですけれども、毎年度聞いていると思うのですが、何々予算と言うとしたら、何予算でしょうか。


知事

 まだそれは、今の段階では決まりませんけれども、今の段階で言うとすれば、総仕上げ予算ということでしょう。


山口新聞

 財源の見通しというのは、どのような状態なのでしょうか。


知事

 今、国の方の地方財政対策とか、いろいろなことで、先ほど言いましたように不確定な要素、決まらない要素がたくさんあるものですから、特に歳入面がどうなるかというのは、はっきり分からないという状況です。私としては、こういう状況の中にあっても、加速化プランの総点検の中で、達成可能としたものに対する対策については、これはなんとしても実現するために財源確保していきたいと。それ以外のものについては、予算の歳入の状況を見ながら、対応していきたいと考えています。


山口新聞

 それと、災害とか、緊急経済雇用対策以外で補正を組むのは、もしかしたら12月の補正というのは、まれな話なのかなと思うのですけれども、財源の手当はどのようにされるのですか。


知事

 これも全部、財源がなかったらできませんから。


山口新聞

 それは、県がされるのですか。


知事

 ものによって違いますから、12月補正予算でどういう形で組むかということは、まだ、何とも言えません。国の経済対策が今回の国会で通れば、それは当然やらないといけない。それ以外に、県の独自対策として、先ほど言いましたように、前倒しした方がよいものがあれば、前倒しして実施する。当然、その財源が確保できるかどうかを検討した上で、補正予算を組むということになります。


毎日新聞

 スカウトジャンボリーなのですけれど、財政支援を求めていますが、そもそも、国との間で財政支援をしましょうという話は、決定する前にあったのですか。後ですか。


知事

 これは、約束があるというよりは、国を挙げて誘致をしてきたわけです。当然のことながら、われわれは、基本的には、その場所を提供するという立場の中で、努力をしてきたということです。わが国で、過去、例があるのは、静岡県であった世界ジャンボリーですが、その時は、会場整備については国がやり、そして、運営費の補助も国が出しているということがありましたので、当然、そういうことを前提にしながら、われわれは誘致をしてきたということです。


毎日新聞

 ただ、逆に、国からすると、事前に連絡も原則もない段階で、そういうことだけが決まって、後から財政支援してくれと言われても、なかなか出せないのかなと思うのですが、その辺はどうですか。


知事

 いえ、これはもう、国を挙げて、ご承知だと思いますけれど、シンガポールと戦って、日本に決まったわけですね。従って、国を挙げて取り組んで、日本に決まって、来るわけですから、これは、ボーイスカウト日本連盟と、それから国が、支援をどうするかということに掛かってきていると思います。


毎日新聞

 その辺で、支援してくださいという、法的な、例えば、バックグラウンドか何か、位置付けとかあるんですか。


知事

 これは、法的なものということではありません。


毎日新聞

 ないのですね。


知事

 ええ。これだけの国際的な大会ですから、オリンピックと同じように、1回決めたものを返上するというのは、国際的な関係も出てきますから、これは、国を挙げてやっていただかなければいけない問題だと考えております。


毎日新聞

 運営費は、どれくらい掛かるという見通しはあるのですか。


知事

 大会運営経費として、40億円くらいということになっています。


中国新聞

 それは、国からの積極的な支援がないと、県としては、返上せざるを得ないという。


知事

 大会運営経費は、基本的には、ボーイスカウト日本連盟が、政財界、財界も含めて、お願いしながら、集めてやるということです。今、政財界を挙げた支援組織として、日本委員会というのが、今年の6月に設立されております。従って、財界も含めて、国レベルで、今から、具体的に取り組んでもらわなければいけないということですけれども、まだ、その委員会自体の具体的な動きが出てきていないので、早くやってもらいたいということです。特に、私どもがお願いをするのは、世界ジャンボリーだけであれば、開催が2015年ですから、まだ5年あるわけです。けれども、その前の、2013年に、日本ジャンボリーもプレ大会としてやるということが、決まっていますから、それに向けて基盤整備をしておかないといけないので、そういうこともあって、早め早めにお願いをしているということです。


中国新聞

 知事としては、その国の動き等に不信感みたいなものはあるのですか。


知事

 いえ、不信感というよりは、日本ジャンボリーがあるということを頭に置いて、早く動いてもらいたいということを、今、強くお願いしなければいけないということです。ただ、静岡大会の時は、3年前くらいに、国の方針が決まったわけです。ところが、山口県は、先に日本ジャンボリーがあるものだから、もっと早めに国の方針を決めてもらわないと、大変なことになりますよということを、訴えたいということなのです。


テレビ山口(TYS)

 ちなみに、その数年間というのは、手付かずの状態が続くと思うのですけれども、それに対するランニングコストというのは、結構掛かるものなのですか。


知事

 手付かずというのはどういう。


テレビ山口(TYS)

 このきらら浜ですね、民活・利用調整・公園エリアが、公園エリアは別として、民活エリア等は動かすことができない状況になるのでは。


知事

 県としては、海の方に近い部分は、都市公園としての整備をすることにしております。その部分については、今回も要望しておりますように、防災公園としての整備をしていくと。ところが、利用調整エリアとか、県が、今、売りたいと思っている所については、テントが張れるだけの基盤くらいは、整備をしておかなければならないわけです。それと、実際にジャンボリーをやれば、臨時的な水道などを引かなければならないですよね。ですから、そういうものは、早く方針を決めて、基盤の整備をしてもらいたいと。ただ、その部分については、国が整備をする部分と、ボーイスカウト日本連盟が整備するものと、両方あるわけです。その方針を早く決めていただきたいということです。それから、運営経費については、さっき言いましたように、40億円くらい掛かるということです。これは、県が出すものでもありませんから、早く立ち上げて、やってもらいたいということです。


山口新聞

 少なくとも、5年間、土地が売れないとなると、貸付利子ですか、それがまた、上ってきてですね、簿価を上回るという可能性もあると思うのですけれど、その辺の補償とかいうのは求めないのですか。


知事

 そこの部分は、別に、公社の廃止問題との絡みもありますから、その中で、どう対応するかということを、別途、考えていきたいと思っております。


山口新聞

 JR美祢線なのですけれど、その後、動きというのは、何かありましたか。


知事

 JRの方が、第3厚狭川橋りょうについては、復旧工事に向けて、来月1日に撤去工事には着手されると聞いております。


山口新聞

 それ以上のことは、今のところ、まだ動いていないのですか。


知事

 それ以上、具体的なものは動いていませんけれども、この前も少しお話ししましたように、私は、とにかく国体の開催までには、復旧をしてもらいたいと思っておりますから、そのことをJRの方にも申し上げて、JRの方も、工法としては、オールシーズンで工事ができるような、引き出し工法というのがあるそうですけれども、そういう特殊な工法の採用も、今、検討していきたいということですので、そういう工法を検討して、できるだけ早く工事が進むように、これからもお願いしていきたいと思っております。


朝日新聞

 県の方には、予定どおり11月1日から、復旧工事に着手するという連絡があったということですか。


知事

 ええ。着手をするということはありました。県とJRが連携してやらないといけない部分もありますから、これについては、11月中には、どういうふうな形で連携してやるかということは、お互いに協定を結んでいきたいと思っております。とりあえずは、JRの方から先に取り掛かったということです。


中国新聞

 JRの方から、国体までには間に合うみたいな、そういっためどみたいなものは、今のところは示されていないのですか。


知事

 めどはありませんけれども、できるだけ県の方の要望に応えるために、工法を、そういう工法でやっていこうという方向で検討していただいているということです。


時事通信

 広島県知事が、育児休暇を取ったことについて、各知事の間で、賛否が出ていますが、特別職がこういう形の休暇を取ることについての賛否ととらえていい問題かと思うのですけれども、知事としての所感はどうでしょう。


知事

 これは、あくまでも、個人が考えられることであって、一律にいけないとか、いいとかいうのではなくて、それぞれの知事としての事情もありますから、それぞれが判断すればいいことであると思います。


中国新聞

 全国的に話題になっていて、北海道の知事だったり、大阪の知事も発言されていますけれども、そのことについては。


知事

 それぞれの考え方でしょうから、どういう発言をされようが、私は、知事といっても、いろいろな家庭の事情もあるので、やったらいけないとか、やるべきだとか、そういうことをいちいち言うような話ではないと思います。


テレビ山口(TYS)

 知事は野球が大好きでいらっしゃいますが、昨日のドラフトで1人決まりましたが。


知事

 よかったですね、本当に。ぜひ、頑張っていただきたいと思います。





作成:山口県総合政策部広報広聴課


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