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平成22年 (2010年) 12月 29日

広報広聴課

知事記者会見録

(平成22年12月28日実施分)

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日時 平成22年(2010年)12月28日(火曜日)

10時00分~10時34分

場所 県庁2階 記者会見室

会見する二井知事

発表項目

・年末に当たっての所感について

・国の明年度予算案について

・政府要望項目の予算措置状況等について


知事

 皆さん、おはようございます。今日は、本年最後の記者会見となります。報道関係の皆様には、この1年、大変お世話になりました。

 あらためて、今年を振り返ってみますと、今年も、一昨年から続く、厳しい経済・雇用情勢の中でのスタートとなりましたが、景気の回復の兆しが見え始めた矢先、8月以降、15年ぶりとなる急激な円高の進行によりまして、景気は、再び先行きが不透明な状況となっております。有効求人倍率も依然として0.6倍台と極めて低い水準で推移するなど、雇用情勢も現在に至るまで、厳しい状況が続いております。

 7月には県西部を中心に局地的な豪雨が襲い、2年連続の大規模な災害となりました。幸いにして大きな人的被害はありませんでしたが、JR美祢線がいまだ全線にわたって不通となっているなど、今なお、その傷跡が深く残っております。

 今年は、深刻な経済・雇用情勢と大規模な災害という、県民生活に直結する課題への対応に追われた1年でしたが、私といたしましては、中小企業対策や新卒者等若者に対する就職支援など、県内景気の回復と雇用の確保に全力で取り組んでまいりましたし、災害につきましては、被災後直ちに臨時の県議会を開催し、所要の補正予算を措置するなど、必要な対策を講じてまいりました。

 また、「おいでませ!山口国体・山口大会」につきましては、各地でのリハーサル大会や施設整備など、開催準備も着々と進み、県民総参加の実現に向けて、学校や地域住民・団体等と一体となった花いっぱい運動やクリーンアップ運動の展開、ボランティアの募集・研修などに県民の皆さんと一緒に取り組むことができました。また、千葉国体では15位以内の目標をクリアし、13位を達成するなど、来年の国体本番に向けて収穫の多い年であったと思います。

 一方で、国政の場におきましては、鳩山内閣から菅内閣への交代もありましたが、1年を通じて、山積するさまざまな課題に対して、明確なビジョンや具体的な議論の内容が見えず、米軍再編や尖閣(せんかく)諸島、TPP(環太平洋パートナーシップ協定)など、外交・防衛問題への対応や政治とカネを巡る混乱などとも相まって、国民の間に先が見えない閉塞(へいそく)感と政治不信が広がっているのではないかと懸念いたしております。


 次に、先般決定されました、国の明年度政府予算案についてであります。

 ご承知のとおり、一般会計総額は、過去最大規模の92兆4千億円となりましたが、2年連続で新規国債発行額が税収を上回るという、異例の状況になっております。

 こうした中で、地方財政対策につきましては、地方交付税が本年度に比べて5千億円増額され、地方の一般財源総額について、本年度と同水準を確保したとされております。

 しかしながら、その一般財源の中で、いわゆる赤字地方債である臨時財政対策債については、本年度より減少したとはいえ、引き続き、6兆2千億円もの巨額の発行が予定されており、地方としては、借入金に依存した財政運営が解消されたわけではありません。

 また、高齢化の進行等により、社会保障関係経費の大幅な増大が見込まれる一方で、一般財源総額が据え置きとなったことは、これまで以上に厳しい政策選択や、さらなる行財政改革を求められるということであり、私は、到底楽観できる状況にはないと考えております。

 いずれにいたしましても、国の予算編成は、政策実現に必要な財源探しに終始したとの感が強く、個別の事業の予算配分や具体的な内容等は、いまだ明確ではありません。とりわけ、子ども手当をめぐりましては、地方負担が継続となったばかりではなく、支給額の上積み分に係る追加負担は回避されましたものの、代わりに、地方向けの国庫補助金が削減されるというふうに聞いております。

 このため、現在進めております明年度予算編成につきましては、財源確保対策本部に対し、あらためて国からの迅速な情報収集を指示したところであります。今後、一層の緊張感を持って、編成作業に取り組んでいかなければならないと考えております。


 次に、国の予算編成に際し、本県が要望しておりました主な項目につきまして、お手元の資料 (別ウィンドウ) のとおり、現時点で判明している予算措置状況等を取りまとめましたので、説明させていただきます。

 まず、今年7月15日の大雨災害対策関連事業についてでありますが、厚狭川の河川激甚災害対策特別緊急事業及び木屋川の広域河川改修事業の事業費確保が有望になっております。なお、河川激甚災害対策特別緊急事業につきましては、昨日、国の事業採択が認められております。

 次に、南周防地区(柳井市、光市、田布施町)の国営緊急農地再編整備事業についてであります。今年度、事業採択に向けた地区調査が行われておりましたが、この度、明年度における事業着手地区に南周防地区が決定されました。

 次に、きらら浜の都市公園防災事業の事業費の確保も有望となっております。現在の公園に隣接する公園エリアに、災害時に物資輸送の拠点となる等の防災機能を併せ持つ都市公園を整備するものでありまして、平成27年の世界スカウトジャンボリー開催までの完成を目指すことといたしております。

 次に、岩国基地民間空港のターミナル地区の整備に係る事業費の確保も有望となっております。国全体の事業費が77億円となっており、具体的に岩国飛行場分がいくらになるかは不明でありますが、平成24年度早期の再開に向けて、引き続き、全力で取り組んでいきたいと考えております。

 なお、米軍再編に関係し、計上されております岩国基地関連分を参考までに取りまとめております。以上です。



山口放送(KRY)

 先ほど、今年の出来事をいろいろ総括されておられましたけれども、あらためて知事が今年1年間を振り返って、最も県政の上で印象に残っていること、対応に苦慮されたこと、1つ挙げるとしたらどんなことでしょうか。


知事

 1つだけですか。なかなか難しいですね。今挙げたもの以外ということで言いましたら、やはり、私としては、今年の初めに「志」という字を書きました。その「志」の一つとして、加速化プランを総仕上げに向けて、しっかりと対応していきたいということで、夏に総点検を実施したということがあります。それから2番目は、県政集中改革にさらに取り組むということ、3番目は、国体に向けて諸準備をしっかりやって、県民力・地域力を高めると、この3つをやっていくんだということで、「志」という字を書きましたが、これについても、この字のとおり、この1年間やってこれたなというふうに、私は、思っております。


中国新聞

 国の予算関係でお伺いしたいのですが、事業費の確保が有望という箇所が何カ所かあるのですが、具体的にどれぐらいの額なのかというめどとか、それが提示される時期とかについてよろしいですか。


知事

 これはまだ、情報収集に努めている最中ですから、来年度いくら付くかということまでは、具体的にはまだはっきりしません。いずれにいたしましても、県の予算編成が、最終的に私の段階で1月の終わりぐらいにやる形になりますので、なんとかそれぐらいまでには、額が分かるようになればと思っております。


山口朝日放送(YAB)

 岩国基地関係でいうと、住宅防音工事で地元に配慮した形が見える一方で、売るとまだ決まっていない米軍住宅の設計費が盛られたということについての、率直なご感想はいかがでしょうか。


知事

 防音の関係の拡充ですね。これは、福田市長も高く評価されておりますけれども、私も評価はしたいと思います。ただ、見方によっては、岩国基地の沖合移設事業の当初の目的とは違う形に、今、なっているわけですから、そのことを考えれば、今回の騒音対策の強化というのは、当然であるということも言えるのではないかと思います。それから、愛宕山の方の設計費については、国の立場から言えば、今年度、買い取り予算を計上していたわけですから、その延長線上のこととして、来年度は設計費を組むというのは、一定の手順どおりだということになると思います。ただ、だからといって、それに県は引きずられるということはありませんから、県のこれまでの考え方に沿って、この問題については対応していきたいと思います。


NHK

 話は変わるのですが、県内の公立学校の教職員の方が、酒を飲んで運転するケースが目立っていまして、再発防止に結構取り組んでいるさなかだと思うのですが、18日にも周防大島の中学校の教諭が逮捕されたわけですけれども、なかなか、県民からすると、どうしてなくならないんだろうという指摘があると思うのですが、それに対して、知事はどういうお考えですか。


知事

 あれだけ教育委員会で徹底をしているはずなのに、こういうことが起きるというのは、徹底が足らないと、あるいは、教員一人一人の自覚が足りないということになると思いますから、それぞれの先生方が、当然のことですが、常にそういうことがないように、十分気を付けてもらうということが大事だと思います。


中国新聞

 すみません、再編に戻りますけれども、県も市も艦載機の移転について、現時点で容認していない段階で、国の予算的にはどんどん計上され、一方では、普天間は見通しが立っていないわけですけれども、そういうパッケージと言いながら、できるところからやっていくという国の姿勢に対して、知事の見解はどのようなものですか。


知事

 国は、閣議決定で、今年の5月に決めておられますから、その方向で、今、取り組んでおられると思います。従って、そのこと自体について、私どもがどうこう申し上げる立場にはありませんけれども、県として、あるいは岩国市としては、これまでお互いに確認している方向でとにかくやっていくという姿勢を貫いていきたいと思っております。


毎日新聞

 今回の設計費、先ほど一定の手順どおりだとおっしゃいましたが、知事としては、この設計費が付いたことに対し、評価されるということですか、それとも不信感を募らせるということですか、調査費が付いたということでは。


知事

 評価するのではなくて、国の立場からは、当然、手順としては、そのようになっていくであろうということで、県としては、それに全く拘束されることなく、県の方針に沿って、この問題については、今後も対応していくということです。


毎日新聞

 知事の心情としてはどうなのですか。先ほどと同じ質問ですが、どんどん予算が付いていくということに対して。


知事

 これは、われわれの方で、ストップがかけられることではありませんから、国は国として進められることについては、私どもはとやかくは言いませんが、県の立場は、これからも守っていくという姿勢で対応するということです。


毎日新聞

 愛宕山の解決というか、県の判断なんですが、いつも聞きますが、今年度もそろそろ12月末ですが、今年度中の解決というか、判断というのはあり得るんですか。


知事

 これまでもしばしば申し上げておりますように、国は再編関連施設用地として買い取りたいということですから、再編関連ということである以上は、岩国市が、在日米軍再編問題について容認をするということになって、売却の方向性が出なければということになりますので、これについて、いつまでだということを私の方で申し上げることでもありませんから、その方向が出た時点で、全体的に整理をして考えるという、これまでどおりの考え方、スタンスで対応しようと思っております。


毎日新聞

 国の予算が付いておりますが、今年度中に売却方針が決まらないということが、県としてはあるということですか。


知事

 それはあります。今後の状況次第です。


毎日新聞

 その可能性は強まっているのですか。


知事

 強まっているというところまで、今の段階では、私も何とも言えませんけれども、岩国市の方も、国の方にいろいろな要望をされておりますから、その要望について、岩国市が満足のいくような回答が国から得られるかどうかということが、一つの大きな課題であると思います。


中国新聞

 愛宕山の売却に関して、確認ですけれども、岩国市の再編容認が、県としては絶対条件だと言い切ってよろしいですか。


知事

 この前からそういうふうに言っていませんでしたかね。違っていましたかね。


中国新聞

 その考えは今でも変わりはないですか。


知事

 変わっていません。


中国新聞

 県としては、売却する方向で検討して、普天間問題の見通しが立たないうちには、という知事の見解に照らし合わせて、県としては。


知事

 今まで、この前も、議会で答弁したとおりが、私のスタンスですから、このスタンスは変えておりません。


NHK

 話が戻ってしまうのですが、先ほどの県教委の話なのですけども、先ほど知事が、気を付けてもらうことが大事だとおっしゃられたのですが、そういうことをやっていながらも、あえて酒を飲んで運転したことが発覚すると、職員のことだけでなく、教育に対する信頼も揺らぐことになるのではないかと思っているのですが、そういう、これからの対策というか、さらにこういうことを、知事として、していかなくてはいけないというのは、今、どのように。


知事

 これは、教員のことですから、私が言うことではなくて、むしろ教育委員会でしっかりと対応していただきたいということです。ですから、教育委員会はこれまでも徹底をされてきたはずなのに、それが現実には徹底をされていない、あるいは教員の自覚まで結びついていないということでしょうから、その辺がなぜなのかということは、教育委員会がしっかりと原因を調べて、さらなる対応をしていただきたいと思っております。


山口朝日放送(YAB)

 国の政策のことについても言及されましたけれども、先般、高速道路の新しい利用料金の形態の方針がほぼ決まったのですけれども、一方で、フェリーへの影響というのがかなり大きいと思うのですけれども、この新しい料金体制の方針決定を受けて、どのようにお考えでしょうか。


知事

 このことを受けて、国の方がフェリー等にどのような対策を来年度されるのかということが、具体的にまだ情報収集ができておりませんから、その辺の国の対策がどうなのかを見極めながら、県として、今やっている対策を継続しなければいけないのかどうかということは、さらに検討をしていきたいと思います。


山口朝日放送(YAB)

 平日でも2000円という形になった場合、これまでよりも、車を運転する方々にとってはメリットというのは大きいと思うのですけれども、フェリーの方の影響は当然大きくなるということが予想されるのですが、今後、具体的に要望とか、知事の方から何かされるようなお考えはありますでしょうか。


知事

 これは中身をよく見てみないといけませんけれども、県としてやれる政策については、もう限界に近いところまで来ているのではないかというふうに思っておりますから、国の状況を見ながら、必要があれば、国の方に要請をしていきたいと思います。


中国新聞

 きらら浜の整備について、事業費の確保が有望ということなんですが、これはジャンボリーに通じる話なのですか。


知事

 そうです。ですからジャンボリーの前に、防災公園は完成をさせたいということで、進めていきたいと思っています。私どもとしては、都市公園として整備をしようという計画がありますから、ジャンボリーもちょうど27年度にありますから、それより前に完成していれば、ジャンボリーとしても活用できるということもありますので、そういう方向で努力をしたいということです。


中国新聞

 前から要望されている閣議決定のめど等はどうなのですか。


知事

 閣議決定は、まだされていません。静岡の世界ジャンボリーの時は、3年前に閣議了解をされているのです。私の方が、今、国の方にお願いしているのは、その2年前に日本ジャンボリーがあるから、それに向けて基盤整備をしておかないといけないので、早く閣議決定をしてもらいたいということで、今、強くお願いをしているということで、われわれの気持ちはかなり理解をしてもらっていると思っておりますけれども、まだ閣議決定には至っていないということです。


山口新聞

 話はちょっと変わるのですけれど、先日、JRの方から、九州新幹線の停車本数が山口県内は22本停まるということで発表されたのですけれど、議会が終わった後、周南地域選出の議員さんから、九州新幹線の停車に絡めて、要望があったと思うのですけれども、この22本停まるということについて、知事はどのように評価されますか。


知事

 県としては、もちろん、「みずほ」が停まらないのが少し残念ですけれども、「さくら」そのものの本数については、全体的には、まあ、満足と言えばきりがありませんが、まあまあだったかなという感じはしています。


山口新聞

 年間観光客3千万人構想を掲げられている立場として、この九州新幹線をどのように活用しようというお考えはありますか。


知事

 もちろん活用もありますけれども、九州新幹線が通ったことによって、例えば、関西方面からのお客さんが、むしろ山口に止まらないで、九州の方まで行かれるというケースも増えてくるということもありますので、そういうことも含めて、しっかりと対策をしなければいけないと思っております。その状況もにらみながら、国体以後、県としては、いろいろなキャンペーンもやっていこうと思っておりますから、いろいろなことを分析をしながら、3千万人構想に向けて努力をしていきたいと思います。


山口新聞

 先ほど、「みずほ」が停まらないことについては残念とおっしゃいましたけど、「みずほ」が停まるように誘致はされるのですか。


知事

 やらないといけませんけれども、ただ、前にも言いましたように、JRとしては、飛行機との競争関係の中で対応されておりますから、なかなか「みずほ」を停めること自体は、非常に難しいなという感じはします。ただ、これも状況を見ながら、努力をしていきたいと思います。


山口放送(KRY)

 国体まで1年を切りましたけれども、この1年の準備状況、ソフト、ハード両面から見ていかがですか。


知事

 順調に準備は進んでいると思います。ただ、世論調査の結果、国体に何らかの形で参加をしたいという人たちが44%ですから、さらに多くの皆さんに国体に参加をしてもらうような努力は、これからも重ねていきたいと思います。


毎日新聞

 別の話ですが、県立病院の理事長に、先般、前川さんという方を選任されていましたが、この方、山口大の一連の不正で処分を受けられた方ですが、問題はないのですか。


知事

 私は、山口大学の中で、この問題は解決をされたと思っておりますし、私的流用もありませんでした。ただ、本人もこういうことがあったこと自体については、反省をされておりますから、このことについては、決着はついたというふうに思っております。救急医療の専門家でありますから、私は、もう、適任だということで選任をさせていただいておりますので、ぜひ、理事長として、新たな気持ちで、しっかりと対応してもらいたいと願っております。


毎日新聞

 選考に当たっては、その一連の不正があって処分を受けたということは、知事まで当然認識されていましたか。


知事

 当然、私も、そのことも頭に置きながら、複数の候補者の中から、一番適任であるというふうに考えて、お願いをしたということです。


毎日新聞

 ただ、解決とおっしゃいましたが、まだ、刑事事件に発展していてですね、刑事的には、まだ終わっていない事件、動いている事件ですけれども、終わったというのは、内部調査をクリアしたという。


知事

 前川さんについては、終わっているということです。


毎日新聞

 ということは。


知事

 何かありますか。


毎日新聞

 今後、いや分からないですけれども、刑事事件は、まだ結果が出てないわけですよね、その段階で。


知事

 刑事事件は、前川さんに関わるものではないでしょう。


毎日新聞

 それは断言できるのですか。それは分からないのじゃないですか。いずれにしても、その刑事事件で、家宅捜索を受けてですね、検察の処分はまだ下りてない段階で、組織のトップにそういう人物を据えるということについては、いささか批判もあるかなあと思うのですが。


知事

 私的流用がありませんからね。これはもう、山大の中で確認されているわけですから、私どもは、刑事事件にこの問題そのものが発展することはないという判断をしておりますが、今、刑事事件になっているのは、別の案件じゃないのですか。


毎日新聞

 まあ、大きく捉えたら、あれだと思うんですけれども。


知事

 よく確認をしてみてください。私は、そういうふうに判断をしていますけれど。


毎日新聞

 逆に言うと、本人が私的流用を受けていなければ、問題ないのですか。そういう処分を受けている人物について。


知事

 私は、山口大学の組織の中で起きたこととして、処分も受けて、一応、この問題については決着をしていると。刑事事件についても、私は、問題はないというふうに判断をしています。一連の、私どもの情報収集の中では。


毎日新聞

 しつこいようですが、その処分の内容というのは、適正だというふうに判断したのですか。


知事

 処分の内容とは何ですか。


毎日新聞

 その本人自身が受けられた処分というのは十分だと。


知事

 これは山大の方で判断をされて出されたわけですから、私がどうこう言う話ではなくて、山大として、そういう処分が適当であるという判断をされてやられたことだと理解をしております。


中国新聞

 ただ、私的流用はなかったということですが、懲戒処分を受けたということは非常に重いことと思うのですけれど、そういう意味でふさわしい人物だと言えるのですか。


知事

 その辺の考え方は、いろいろな組織の中でいろいろなことがあって、例えば、どこかの機関で懲戒処分を受けたと、そうすると、他の所が、一切、そのことによって採用しないと、そういうことになれば、本人の能力というのは生かされないことになりますよね。だから、これは県の中で、大変大きな問題が起きて、将来に、県の中で、上に上げていくということが、非常に問題があるとかいうようなことが出てくれば、それはそれとして判断ができますが、他の、山大の中で起きた事件で、そこでもう問題としては解決しているわけですから、私の方は、そのことはもう解決しているという前提で、本人が県立病院機構の理事長として、適任かどうかということを判断すればいい問題ではないかということです。本人も、反省もしておられて、もう決してそのようなことはないと思いますし、あくまでも、山口県の医療の関係でどうだということから判断すればいいということで、私は判断したということです。


中国新聞

 事前に、県議の方にも報告していると思うのですけれど、その際に、懲戒処分については特に聞いていないという県議もあるのですけれど、それについては、知らせる必要がなかったというふうにお考えですか。


知事

 それは、後、よく部の方に確認してください。説明はしておりますから。


中国新聞

 していくのですか、しているのですか。


知事

 説明はしに行っているということです。その時に、どれくらいの中身を言ったかということもありますけれども、まあ、そのことを言わなかったからといって、特に私は大きな問題であるとは思っておりません。これは、私が、議会の議決を採って決めることではなくて、私の判断で決めていることですから、そういう方がおられれば、また、よく説明はさせていただこうと思います。


毎日新聞

 知事は、来年度予算編成で、常々、知事として予算編成をされるのは最後というふうにおっしゃって、本格的なきちんとした通年でされるのは最後とおっしゃっていましたが、そのお考えは変わらないですか。


知事

 そうですね。逆に言えば、再来年度の予算というのは、緊急性のあるものはともかくとして、新規事業等は、特に組まないという考え方で行きたいということです。


中国新聞

 現時点で、収支不足額とか財源不足額とか、大体の見通しは立っているのですか。


知事

 まだ分かりませんね。国の地財対策等をもっときちんと整理をした上で、判断したいと思います。


山口放送(KRY)

 公社廃止に向けた予算措置は、基本的には、当初予算で出されるお考えでしょうか。


知事

 できるものは当初予算から出したいと思います。従って、改革に向けての起債等、出せるものは出していくという姿勢で対応していこうと思います。


山口放送(KRY)

 愛宕山も当初ですか。愛宕山は住宅供給公社分ですよね。


知事

 愛宕は、どうですかね。愛宕そのものというよりは、住宅供給公社を再来年の3月末で廃止をしますから、廃止をすることを念頭に置いた予算措置をどうするかということがあると思うのですよ。それがストレートに愛宕と結びつくかどうかというのは、もう少し状況を見ないと判断はできないということです。


山口放送(KRY)

 いずれ財産を動かすかどうかを、まず、当初に積むかどうか。愛宕とは言わないですけれど、住宅供給公社の持っているいろいろな土地を。


知事

 とりあえずは、愛宕山とは関係ない形で、全体的にどうするかを判断して、必要な予算を計上するという考え方でいきたいと思います。


毎日新聞

 鳥インフルが各地で、隣県でもありますが、年末年始に向けて、知事、何か指示をされたりは。


知事

 これは、私から特に指示をしなくても、組織として、新型インフルエンザも鳥インフルエンザも全てきちんと対応できるような体制は組んでおりますから、あらためての私からの指示はしませんけれども、今日も、全体的に、この年末年始の休みの間、何かあったら、しっかり対応できるようにということは、指示するように、総務部長に話をしております。




作成:山口県総合政策部広報広聴課


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