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平成23年 (2011年) 1月 27日

広報広聴課

知事記者会見録

(平成23年1月25日実施分)

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日時 平成23年(2011年)1月25日(火曜日)

10時00分~10時26分

場所 県庁2階 記者会見室

会見する二井知事

発表項目

・明年度予算編成について

・山口きらら博記念公園水泳プールのオープンについて

・第66回国民体育大会冬季大会について



知事

 おはようございます。はじめに、県の明年度予算編成について、現在の状況を報告させていただきます。

 既に申し上げておりますように、明年度当初予算は、加速化プランと県政集中改革の「総仕上げ予算」であります。2つの総仕上げを確実に実現するために、現在、本年度の2月補正と合わせた「15カ月予算」の編成に全庁を挙げて取り組んでおります。

 こうした中、地方財政を左右する国の明年度予算案や地方財政対策等の内容も、年明け以降、徐々に明らかとなりつつあります。これを踏まえて、先週19日には、明年度予算全体のフレームについて、いわゆるプレ査定を実施いたしました。

 その結果として、まだ不確定ではありますが、予算の規模は、耐震化の推進など、総仕上げに向けた加速化プランの積極的な実施によりまして、本年度当初予算額の7,112億円を上回り、地方財政計画の伸び率、0.5%ですけれども、これを超え、また、公社の廃止に伴う第三セクター等改革推進債(三セク債)の発行、200億円程度を予定しておりますけれども、これを含めれば、おそらく、6年ぶりの7,400億円台になるのではないかと思っております。

 一方、財源面につきましては、本年度の財源不足額が347億円でありましたが、明年度は、財源確保対策のこれまでの成果とさらなる取り組みの上に立って、これを200億円台に圧縮していきたいと考えております。これら財源不足への対応につきましては、現在、財源確保対策本部に対して、国の経済対策で措置された各種基金の効果的な活用を図るなど、対策の一層の工夫を指示しているところであります。

 また、国の予算案や関連法案をめぐりましては、今後、国会審議の難航が予想されております。私としては、地方の予算編成や明年度の財政運営に決して支障が生じないように、これらの本年度内での成立を強く願っているところであります。

 本格的な知事査定は、今月31日からを予定しておりまして、予算編成もいよいよ大詰めを迎えます。その中で、私は、全力を尽くして、私が進めてまいりました県づくりの総仕上げと次代への継承を確かなかたちにしてまいる考えであります。

 

 次に、この2月県議会で、水泳プールのオープンに伴う山口県立都市公園条例の改正などの議案を提案することといたしておりますので、山口きらら博記念公園水泳プールのオープンについて申し上げさせていただきます。

 この水泳プールは、国体などの大規模競技会の開催や、生涯スポーツ、健康づくりなど、広く県民の皆様に利用していただける県民スポーツの中核的な施設として、平成20年から工事を進めてまいりました。

 こちらに、昨年12月末現在の工事写真を掲示しておりますが、本体工事は3月下旬に完成し、その後、一定の準備期間を経まして、5月14日にオープンする運びとなりました。

 オープンに当たりましては、施設の完成を広く県民の皆さんに周知いたしますとともに、山口国体・山口大会の水泳競技会場となりますことから、両大会の開催気運の一層の盛り上げを図るため、完成式典での「ちょるるモニュメント」の除幕や、山口国体強化選手等による泳ぎ初めなど、完成記念イベントも実施するということにしております。

 さらに、オープン当日の午後と翌15日には、この水泳プールのこけら落としとして、山口国体への出場選手を決める「第一次選考会」が行われることになっておりまして、山口国体に向けて頑張る選手に、多くの県民の皆様に会場で熱い声援を送っていただきたいと思っております。

 なお、水泳プールのオープンに伴う条例改正は、先ほど申し上げましたように、2月県議会に提案いたします。


 最後になりましたが、第66回国民体育大会冬季大会のスケート、アイスホッケー競技会が、明日26日から青森県で開催されます。

 私も、本大会に向けて、好スタートが切れるように、現地で山口県選手団をしっかりと激励してまいることにいたしております。以上です。



山口新聞

 来年度予算ですけれど、三セク債200億円を使うということなのですが、具体的に、200億円でどういうことをされるのですか。


知事

 県の公社の廃止に当たって、その債務を肩代わりし、結果として公社の土地を県有財産にするとか、そういうこと等です。


山口新聞

 その土地というのは具体的にもう決められているのですか。


知事

 今、具体的に詰めていますけれども、200億円は、土地開発公社の分と道路公社の関係が中心になります。住宅供給公社の関係は、愛宕山問題もありますから、当初では、関係経費を計上しないという考え方でいきたいと、基本的には考えております。


山口新聞

 土地開発公社が持っている土地なのですけれど、例えば、きらら浜とかは入っているのですか。


知事

 これは、具体的に、今日は発表しませんけれども、これからよく詰めてまいります。


山口新聞

 道路公社の土地というのは、例えば、道路そのものということですか。


知事

 道路そのものというよりは、公社を廃止しますから、それに伴って、道路公社の抱えている土地などが県に帰属するということです。


NHK

 結果的に公社が進めた事業が失敗して、借金が残って、それを県税で埋めるという話になると思うのですが、そのことについて、県民にはどのように説明されるのですか。


知事

 よく説明できるように、さらにこれから詰めていきたいと思います。やはり、土地が売れないという状況ですから、この問題の片を付けないで、ずっとやっていければ済む問題ではありません。私としては、過去の負の財産を、誰かがどこかで解決をしなければいけませんから、できるだけ土地の売却等には、これからも努めますけれども、どうしてもできない場合は、きちんとした形で説明をする努力は、これから重ね、理解をしてもらおうと思っております。


NHK

 どういったスタンスで県民には説明をされようと思っていらっしゃいますか。


知事

 このまま土地の売却努力を重ねても、一方で、利息がどんどん増えていくわけですから、先送りをすればするほど、財政負担は大きくなります。その辺をよく説明しながら、どうやって赤字を埋めるのか、来年度にかけて、県民の皆さんに理解をしてもらう努力を重ねていこうと思います。


NHK

 県としての責任という面では、どういったスタンスで。


知事

 こういう事態になったことについては大変申し訳ない、とお詫びする以外にないと思います。ですから、県民の皆さんにとにかく理解してもらう努力を、私が辞めるまで、重ねていくということです。


中国新聞

 今、2つの公社で、大体280億円くらいの負債があると思うんですが、80億円くらいは圧縮できるという見通しが立っているのでしょうか。


知事

 それは努力をします。


中国新聞

 阿知須干拓地については、今年度中に利活用策を提示するということだったのですが、あと残り少ないですが、この辺りのめどはどうですか。


知事

 大ざっぱな利活用計画は、もう示しておりますけれども、現実には、なかなか民間活用ができない状況が続いているということです。従って、今、細かい具体的な利用計画をお示しするところまではいっておりません。まずは、使う部分については、その方向で来ています。例えば、防災公園等は決めておりますから、具体的に決めている部分については、具体的に進めていきますけれども、民間活用部分等については、決まった部分がありませんから、三セク債等を活用しながら、この問題については対応していくという形にしております。


毎日新聞

 200億円の両公社の内訳は、それぞれいくらくらいですか。


知事

 今日は、まだ細かいことは詰めておりませんから、大ざっぱに言って200億円程度ということを申し上げているので、数字的な細かい詰めは、まだこれからです。予算発表の時に、具体的にお話しをさせていただきます。


毎日新聞

 住宅供給公社を廃止しないというわけではない。


知事

 廃止は、もちろんします。


毎日新聞

 廃止はする。ただ、来年度は、直接買い取りというのはしないということですか。


知事

 これは、途中、愛宕山問題もありますから、その問題もある程度見通しが立てられるかどうか、ということも踏まえて、補正予算等での対応になってくると思っています。


毎日新聞

 仮に売るとしたら、補正予算に載せていくということですか。


知事

 ええ、そうです。


中国新聞

 住宅供給公社は、愛宕山以外にも分譲宅地を抱えていますが、その辺りはどうされるのですか。


知事

 今、売却の努力を重ねております。


中国新聞

 三セク債を充てるのですか。


知事

 来年度、売却状況を見ながら、最終的な対応を決定するという形にしていきたいと思っております。


NHK

 確認なのですけれども、住宅供給公社も、愛宕山のことでいろいろ流動的だと思うのですけれども、それも、3公社を廃止するということで、今、ここで決着するというスタンスでいくということですか。


知事

 来年3月末で、3公社を廃止するということは、もう前提として進めていきたいと思っております。


NHK

 仮に、国が土地を買い取ったということが、もしあったとして、そこで負債が残った場合に、そこでやはり、ちゃんとゼロにするということを、速やかにされるということなのですか。


知事

 その部分については、県民の皆さんにもよく説明をして、理解を求めたいと思います。


中国新聞

 愛宕山に関して言うと、現段階では、国が買い取りを要求しているような段階なのですけれども、県としては再編をまだ容認していないわけですが、その辺りの状況から、三セク債の発行が見込めないというような。


知事

 見込めないとか、認められないということでなく、具体的な額がなかなか固まらないから、当初には関係予算を組まないという考え方です。


NHK

 3公社の話なのですけれども、バブルが崩壊して、もう少し前に廃止するという決断も県としてあったと思うのですけれども、その決断の時期に関して、今になったというのは、今振り返られていかがですか。


知事

 これは、その時々の状況もありますから、私がどうだということも、なかなか言えないと思います。バブルというよりは、その前から、昭和50年代以降、ずっといろいろな問題を抱えながら、どうするかということをやってきた中で、結果的には先送りをされてきたということになってしまったということです。従って、誰かが、この問題については、解決しなければ、さらに、今のような厳しい経済状況の中では、なかなか土地も売れないで、負債のみが拡大されるという状況になっておりますから、私としては、私の代に、何とかこの問題については決着したいということで、今決断しているということです。


山口新聞

 県が土地を取得した後のことなのですけれども、きらら浜も産業団地もあると思うのですけれども、これは、当然、引き続き売却の方向で計画は進めていくということでいいのでしょうか。


知事

 売却できるものについては、できるだけ売却する努力は一方で重ねていきながら、最終的に、三セク債の額の確定、具体的な発行額を決めたいということです。今は、あくまでも当初では、極めて粗い形での発行を、取りあえず予定しているという形になっています。


山口新聞

 買い取った後については、引き続き売却を。


知事

 もちろん、引き続いて、県有地、県が持っている土地として、これの売却の努力を引き続いて重ねていくという形になっております。ですから、財産が、公社から直接県のものに移るというふうに考えていただければということです。


山口新聞

 あらためて、県の土地になって、県が独自に活用するという考え方はないのでしょうか。


知事

 それは、そういうものが出てくれば別ですけれども、今までも、そういう利用について考えたことはありませんから、これからも、何かの大きなプロジェクトが出てくれば、活用方法を考えますが、基本的には、売却をできるだけしていくという方向になるのではないかと思います。


山口放送(KRY)

 国体に向けてなのですが、プールが5月14日ということで、その他の道路の方もさまざまできてくるかと思うのですけれども、山口宇部線、かなりできているように見えるのですが、開通時期は大体いつごろに。


知事

 開通の時期は、まだ具体的に、日にちまでは決めていませんが、いずれにしても、国体前にはオープンすることは確実です。


山口放送(KRY)

 小郡萩道路が5月ですよね。


知事

 ええ、そうです。


山口放送(KRY)

 そのころには。


知事

 まだ、具体的な日まで決めていないと思うのですけれども、いずれにしても、国体前には十分間に合うように、オープンはさせていこうと思います。ただ、オープンはしますけれども、有料道路そのものは、まだ継続をして、来年度末に全体を無料化する。そういう方向で、今、検討しているところです。


山口放送(KRY)

 宇部有料ですか。


知事

 山口宇部有料道路です。


山口放送(KRY)

 無料化ですか。


知事

 無料化は、国体の時には、まだできませんけれども、公社の廃止を来年の3月にしますから、その時点、来年4月から無料化、完全無料化という方向で、今、検討しているということです。


山口放送(KRY)

 初めて伺ったような気がするのですけれども。


毎日新聞

 山口宇部を無料化するのですか。


知事

 道路公社を廃止しますから、廃止をする時点で切り替えるということです。ですから、来年3月末に公社を廃止しますから、来年4月からは、有料道路はなくなるということです。


中国新聞

 それは、三セク債で一括償還するから、負債がなくなるから。


知事

 それも含めて、無料化することも頭に置いて、三セク債の活用を考えているということです。


中国新聞

 三セク債を活用することで一括償還できるから、それに金利とかがなくなる、金利負担が軽減されることになるということですね。


山口放送(KRY)

 道路公社の廃止があって、すなわち有料道路がなくなるという。有料道路の廃止が先にあるわけではない、宇部有料の無料化が先ではなくて。


知事

 公社の廃止、これは、あくまでも有料道路として管理をしているわけですから、その公社を廃止しますから、来年4月から同時に無料化をするということです。


山口放送(KRY)

 これは、決まりでいいのですか。


知事

 私としては、もう、そういう決断はしているということです。


中国新聞

 電源立地地域対策交付金の手続きが出ましたけれども、この前、1市3町から申し出があったと思いますけれど、残る光市の意向は確認されたのでしょうか。


知事

 まだ確認はできておりません。光市の方で検討されているというふうに思っております。


中国新聞

 その光市の意向を確認していない段階で、そういう申請手続きをするというのは、少し先走り感もあると思うのですけど、その辺りはどうですか。


知事

 それぞれ個別に申請ができるシステムになっておりますから、県としては、配分額については、光市も含めて、できるだけ早く決めたいと思っております。


中国新聞

 いつぐらいになりそうですか。


知事

 できるだけ早くと考えていますから、1月の末までには少し難しいかもしれませんが、2月のできるだけ早い時期に、というくらいのところで考えています。


中国新聞

 今、県庁前で若者がハンガーストライキをしていますけれど、それについて知事のお考えは。


知事

 それぞれ、いろいろな意見、表現方法があると思いますけれども、ルールは守っていただきたいと思いますし、それから、金曜日からのハンガーストライキということで、食事もされていない状況でストをされているということですから、事故がないようにしていただきたいと思います。


中国新聞

 今、事態が膠着(こうちゃく)化していますけれども、埋立てを許可した県としては、何かしら仲介といいますか、何かしら目に見える形での行動が必要かと思いますが、その辺りはどうでしょう。


知事

 これは、事業者と反対派の皆さん等々で対応される問題ですから、県が間に入ってどうこうするということは、考えておりません。


読売新聞

 先日、宇部=東京便の飛行機の増便が発表されましたが、併せて、3月に、いよいよ九州新幹線の開通も迫ってきています。その辺りのご期待を、あらためてお聞かせいただいていいでしょうか。


知事

 山口宇部空港の増便と、それから、今、言われた新幹線もありますから、山口県を中心に考えても、人の動きがますます活発化をしてくると思います。その、人の動きをうまく山口県の活性化につなげていかなければいけませんから、来年度予算等でも、年間観光客3千万人構想をさらに進めていく努力を重ねていかなければいけないと思っております。


中国新聞

 昨日、宇部で、女児を狙った事件が起きましたけれども、県として、こういった事件への対応等は何かお考えですか。


知事

 直接の対応等はありませんけれども、ただ、県全体で、これまで地域と連携しながら、犯罪のない安全・安心なまちづくりを進めているさなかに、こういう事件が起きましたので、私としても、大変強い憤りを感じております。従って、警察当局で、早く犯人を逮捕していただきたいと、再発が防止されることを願っておりますし、それから、教育委員会の方でも、学校の児童生徒の登下校について、安全面での徹底を図る努力を、これから重ねていかれると思いますから、当面は、こういう事件が起きないように、我々としても側面的な努力は重ねていきたいと思います。


 

<b>山口きらら博記念公園水泳プール工事写真</b>

山口きらら博記念公園水泳プール全景

(12月末時点)

山口きらら博記念公園水泳プール内

(12月末時点)

山口きらら博記念公園水泳プール全景

山口きらら博記念公園水泳プール内

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作成:山口県総合政策部広報広聴課


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