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平成23年 (2011年) 8月 25日

広報広聴課

知事記者会見録

(平成23年8月23日実施分)

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日時 平成23年(2011年)8月23日(火曜日)

10時00分~10時37分

場所 県庁2階 記者会見室

会見する二井知事

発表項目

・政府要望について

・山口国体について



知事

 皆さん、おはようございます。私の任期もあと1年となりました。先日、8月11日に、加速化プラン進行管理本部会議を開催いたしまして、総仕上げに向けての進捗状況の確認を行いましたが、いよいよ最終コーナーに入りました。総仕上げを果たすべく、ラストスパートをかけてまいります。

 なお、今期で辞めるかどうかにつきましては、8月1日の記者会見でも申し上げましたように、総仕上げが私の満足がいくものになるかどうか見極めた上で、最終判断をしたいと考えております。

 それでは、本日は、2点のご報告をいたします。


 まず、政府要望についてです。

 本年度の政府要望につきましては、この8月3日に、私から関係省庁等に対して、明年度の国の予算編成に向けた3項目の要望を行ってまいりました。これに続きまして、現時点で、県として国の明確な政策決定等を求めていかなければならない政策課題に関し、このたび2項目の要望を行うことといたしました。

 具体的な日程等につきましては、今週の26日に、岡田副知事が、関係する省庁などに対して、要望項目の説明を行うことで、現在、調整を行っております。

 それでは、要望内容につきまして、お手元の要望書に沿って、ご説明いたします。


 まず、山陰道の建設促進についてであります。

 高速道路ネットワークにつきましては、さきの東日本大震災等を通じて、救援・物資輸送のための「いのちの道」としての重要性があらためて認識されたところですし、本県におきましても、大雨による国道191号等の通行止めが、近年、毎年のように発生しておりますことなどから、山陰道の整備による防災上の課題の解消は急務であると考えております。

 このような中で、私は、先日、全国知事会を代表して、大畠国土交通大臣に対し、災害に強い国土づくりなどについて要望いたしました。特に、その中で、山陰道の整備の現状などを例に説明をいたし、高速道路のミッシングリンクを解消するため、高速道路の整備促進を図るべきであることを強く訴えたところであります。

 それを受けまして、本県独自でも、山陰道全線の建設促進を要望すべきであると考えまして、このたび、要望書にお示ししております3点について、要望を行うことにいたしました。


 次に、第23回世界スカウトジャンボリー等の開催に対する国の積極的な取り組みについてです。

 先般、第22回世界スカウトジャンボリー大会、スウェーデン大会が終了いたし、次は、平成27年に本県で開催される第23回大会ということになり、そのプレ大会である日本ジャンボリーの開催が、平成25年と、待ったなしの状況になってまいりました。

 このために、あらためて、今回、早急な閣議決定などによる国家プロジェクトとしての位置付けと、防災公園整備への重点的な財源配分を含む本県の基盤整備事業への財政支援などを求めていくことといたしました。


 次に、山口国体について、数点申し上げます。

 今日で、山口国体の開催まで、あと39日となりました。お手元の資料、まず別紙1ですが、当面の主なスケジュールをお示ししておりますが、いよいよ来月、9月7日から、山口国体の会期前開催競技が実施されます。

 別紙2には、会期前競技の水泳、体操、クレー射撃の本県有力選手等を記載をいたしておりますが、県民の皆さんの応援は選手の大きな力となりますので、総合優勝に向けて好スタートが切れるよう、ぜひ、競技会場で熱い声援を送っていただきたいと思っております。

 なお、各都道府県の参加選手数や有力選手等につきましては、明後日、日本体育協会から発表されることとなっておりまして、その情報については、こちらでも発表させていただきます。

 次に、少し先になりますが、別紙3のとおり、9月24日の土曜日、維新百年記念公園陸上競技場で、山口国体総合開会式・総合閉会式の式典公開リハーサルを実施いたします。当日は無料公開といたしまして、本番に沿って行いますので、式典出演者のご家族や大会運営ボランティアの皆さん、そして、残念ながら総合開会式の一般観覧者の抽選に漏れた方には、ぜひ、ご観覧いただきたいと思います。

 次に、別紙4ですが、来週28日の日曜日、国体県民運動の大きな柱の一つとして、約2万2千人もの県民の皆さんにご参加をいただいて、県下一斉のクリーンアップ大作戦を実施いたします。私も、維新百年記念公園の清掃活動に参加し、ごみ一つない会場で、来県者の皆さんを温かくお迎えしたいと思っております。

 そして、別紙5ですが、今週、この26日には、山口国体に臨む選手・監督等が一堂に会する、県選手団結団式を開催いたします。本県選手団の主将を務めてもらう、東慶一(ひがし のりかず)選手、ハンドボール成年男子の選手でございますが、東慶一選手に団旗を手渡し、総合優勝を目指して、結束を図ることといたしておりますので、皆さま方の応援をよろしくお願いいたします。

 詳細につきましては、後ほど、国体局から説明をさせていただきます。以上です。



中国新聞

 知事、今期で辞めるかどうかは、総仕上げが満足いくものになるかどうか、というお話がありましたが、公社改革が中心になるのでしょうか。


知事

 公社改革が中心になります。


中国新聞

 それは、負債がどれくらいまで圧縮できたら、自分として満足できるな、というその辺りはどうですか。


知事

 具体的に細かい目標を掲げてはおりませんけれども、ラストスパートをこれからかけますので、その中で、私として満足ができるというか、ここまで努力したな、という気持ちの整理ができると思っております。


中国新聞

 具体的な数値目標等は、出されないのでしょうか。


知事

 今、数値目標は、特にありませんけれども、私として、ここまで頑張ってこれたというふうに、すっきりした気持ちになれるかどうかということです。


中国新聞

 最終判断する時期、めどというのはどのようにお考えでしょうか。


知事

 年内か、遅くとも来年度の予算を提案する前、ということになろうと思います。


中国新聞

 それは議会の場で表明するということですか。


知事

 細かくは、まだ詰めておりません。


テレビ山口(TYS)

 今後、来年度予算に向けて、徐々に動きが始まると思うのですけれども、それへの対応というのは、どういうふうにされるのでしょうか。


知事

 もちろん、私の任期中に平成24年度の前半があるわけですから、私としての必要な予算編成は前提ということです。


テレビ山口(TYS)

 公社改革のラストスパートをかけるということなのですけれども、逆に、今までもされていたのでしょうけれども、より何をする、というのがあるのですか。


知事

 今、産業団地にしても、売却の促進とか、個別に具体的なことをやっておりますから、それをできるだけ進めていって、債務の圧縮を可能な限り図っていくということ。その後、公社の廃止問題等が絡んできますので、年内には、おおむねめどを立てなければいけない。従って、年内にある程度めどを立てて、先ほど言いましたように、私としては、満足して、すっきりした気持ち、心の整理ができるかどうかということを、もう少し見たいということです。


中国新聞

 それは、満足できない場合、もう1期ということですか。


知事

 いえ、そこまで細かく考えているわけではありません。今、ラストスパートをかけている最中ですから、はっきり言って、そこまでの心の余裕はないということです。今、スパートをかけながら、気持ちの整理をしていきたいということです。


中国新聞

 知事の判断の中で、住宅供給公社の中で、愛宕山の売却問題が大きい位置を占めていると思うのですが、この問題も絡んでいるのでしょうか。


知事

 これももちろん、来年の3月に、住宅供給公社も廃止をするということを言っておりますから、年内に、ぎりぎりめどを立てなければいけないと思っております。


NHK

 愛宕山については、なかなか国の方が、今回も民主党の代表選が予定されるなど、国の方向性が決まらない中で、ずるずる伸びているなという印象があるのですが、この点については、知事として、どのようなご所見を持っていらっしゃいますか。


知事

 私は、この問題については、今のところ、受身的な対応しているということです。従いまして、国の方から、この問題について、国としては具体的にどうしたいということが、価格の問題も含めて、まだ来ておりませんから、その状況を見ながら、国の考え方が提示をされれば、それを受けて、岩国市と協議をしていくということになります。


NHK

 その受身の状態ですと、逆に、そうすると、期限が、年内に公社改革のめどをつけたいということですけれども、その期限がいつになるか分からないという、若干、今の状況は不透明かなと思いますが、このことについて、国なり、防衛省なりに、知事として、県としての意見を伝える、要望するというお考えはありますか。


知事

 今のところ、特に考えておりません。国の方も、一定の努力はされるというふうに理解をしております。不動産鑑定にも出しているというようなこともありますので、もう少し状況を見たいと思います。


中国新聞

 明日、岩国市の方に行かれるようですけれども、その辺り、市長と愛宕山問題について協議等はされないのでしょうか。


知事

 特に、協議はいたしません。


日本経済新聞

 話が戻って申し訳ないのですが、続投の話ですけれども、現時点で言うと、最終判断は、年内か、来年度予算編成時期ということなのですけれども、今の時点では、要するに、今期でおしまいというのは白紙に戻したということでよろしいでしょうか。


知事

 白紙に戻したのではなく、基本的に、先般の記者会見でも、辞めることにしているという話をしておりますから、基本的には、その方向で考えますけれども、最終的には心の整理をしたいという思いということです。


山口新聞

 その関連なのですが、来年度予算を編成する時期が間もなく来ると思うのですけれども、任期が来年の8月までとなると、暫定予算を組むのか、それとも通常の通年予算を組むのかという判断も出てくると思うのですけれども、その辺はどのように、今、お考えですか。


知事

 私は、加速化プランが、24年度までということになっておりますから、今後の進捗状況を見ながら、これは、ぜひ当初予算に組んで、さらに達成のめどを立てたいというようなものについては、当然、予算に計上しなければいけないと思っておりますので、そういうものも出てきますから、暫定予算ということにはならないと思います。ただ、最終的に、年度途中になりますから、どこまで私が予算措置をするのかということは、予算編成の過程の中で、決定していきたいと思います。


日本経済新聞

 今のに関して、言葉は一緒かもしれないのですが、例えば骨格予算とかいうような形になる可能性はあるのですか、次の方に。


知事

 骨格予算というのはありません。少なくとも8月まではありますから。従来も、選挙の年も、通年予算で組んでいるという状況もありますから、私としては、先ほど言いましたように、加速化プランの最終年度になりますから、それに必要なものについては、計上しなければいけないというふうに思っています。ですから、骨格予算とか、暫定予算とかにはならないということです。


中国新聞

 3年前の知事選では、多選について議論が交わされたようなのですけれども、現時点でも、多選批判、5期目を目指すとしたら出てくるかと思うのですが、その辺りの考えというのはどうなのですか。


知事

 私は、多選そのものについて、おかしいというふうには思っておりません。これは、有権者の皆さんが判断されることですから、自分として、やはりやるべきだと考えれば、それは、そのことをしっかりと理解してもらうような努力をしなければならないと思っております。


中国新聞

 もし5選を目指すとしても、多選批判は当たらないと。


知事

 仮定のことを言うのはどうかと思いますけれども、私は、一般論としては、今までもずっと言っていましたように、何選だったら多選だとか、そういうのはおかしいのではないかということです。


中国新聞

 最終判断を持ち越しているというのは、職員の改革に対する手綱を緩めないという、そういう意図なのでしょうか。


知事

 もちろんそういうこともありますけれども、私自身の気持ちが、今、第4コーナーを回って走って、ラストスパートをかけているさなかですから、まだそこまできちんと気持ちの整理ができていないということです。もう少しでゴールがだんだん近づいてきますから、そこに向かってスムーズに走っているかどうか、その辺をよく考えて、最終判断をしたいということです。


テレビ山口(TYS)

 ゴールを迎えたら、レースは終わって、今度はバトンを渡すことになると思うのですけれども、加速化プランの話をずっとされていますが、逆に、予算も普通に組むという中で、次にされる方は、そのバトンを受け取ってくれる、そういう引き継いでくれる方がいいということになってくるのかと思うのですが。仮定の話になりますけれども。


知事

 これは、どなたがなっても、バトンは渡さないといけません。私は、今、400メートルの最後のコーナーを回っていますから、もう1回、500メートル走れと、走るかどうか、なかなかその辺は、心の整理をもう少ししたいということです。先ほど言いましたように、辞めることを基本に考えているのが前提です。


毎日新聞

 スカウトジャンボリーは満足感と関係してくるのでしょうか。


知事

 これは、満足感というのか、開催をすることというよりは、私として、日本ジャンボリーがありますから、それの基盤整備を、私の任期までには、できるだけのことはやっていかなければいけないという思いは、当然あります。


中国新聞

 そのジャンボリーですけれども、国の閣議決定を、前々から要請されていて、その反応は鈍いのかとも思うのですけれども、文部科学省なり、ボーイスカウト連盟の動きなり、知事はどのようにお考えですか。


知事

 今、文部科学省の方でも、最終的な調整に入っておられるというふうに聞いております。昭和46年に静岡の朝霧高原でやったときは、世界ジャンボリーの3年前に閣議了解をしているわけです。ですから、それが頭にあるものだから、なかなか進めてこられなかったのですけれども、私どもの方は、プレとして、日本ジャンボリーがありますから、そういう意味では、再来年の日本ジャンボリーをにらんで、閣議決定をしていただきたい、ということを、今、お願いしているわけで、その辺は、国の方もご理解をいただいてきているということですから、今、最終的な調整をしていただいているのではないかというふうに、私は、理解をしております。


朝日新聞

 愛宕山なのですが、国が、今、鑑定している土地の価格なのですけれども、これについては、いつ頃までに、県の方に報告があるのでしょうか。


知事

 まだ、具体的な話は来ておりません。今、鑑定中だということは聞いておりますけれども、それがまとまったのかどうなのか、あるいは、いつ、県の方なり、市の方に、連絡、提示をするのかということについては、まだはっきりしません。


中国新聞

 鑑定をすると、簿価よりも下がる可能性もあると思うのですけれども、そうすると、借金が残る可能性があるのですが、その辺りはいかがですか。


知事

 価格が出てきて、その価格が赤字解消との関係で、どうなるのかということも、われわれとしては検討しなければいけないということがあります。ですから、価格次第ということも、当然、出てくると思います。


テレビ山口(TYS)

 今、価格次第と言われましたけれども、では、その、売る、売らないを判断する上で、価格というのは大きなウエートを占めているということですか。


知事

 ええ、もちろん、大きなウエートを占めます。


中国新聞

 現在、約199億という予算計上をされていますけれども、この額については知事はどのようにお考えですか。


知事

 これは、国の方なりで、積算をされたものですから、私として、これをどうだとは言えませんけれども、少なくとも、不動産鑑定の価格については、できるだけ赤字解消に結び付くような価格の提示をしていただきたいというふうに願っております。


読売新聞

 基地の関連で言うと、民間空港の再開という問題もあると思うのですが、こちらもなかなか、いつ再開するかというのが見えてこなくて、現地でも、相当、皆さん、やきもきされているようなのですけれども、その辺り、知事はどのようにお考えですか。


知事

 24年度の、できるだけ早くということは、国の方も言われておりますから、その方向になることは、もう確実だと思います。ただ、具体的に、工事の関係、それから時間帯の設定の関係とか、いろいろなものを同時並行的に、事務的に進めていかなければならないものもあります。その事務的なものが、きちんと、いつ、整理ができるかということが、開港時期にかかってくると思いますから、今、その辺の協議、調整をしている段階です。それが早く整えば、時期が決まってくるわけですけれども、まだ、その段階までには至っていないということです。


読売新聞

 先日、知事会の用務だったと思うのですが、国土交通大臣にもお会いされていると思うのですが、その辺りの話は出なかったのでしょうか。


知事

 全国知事会の要望の中で、地方空港の問題も1項目入れておりましたから、それに関連して、山口県の場合は、岩国空港の早期再開の問題がありますから、来年度の、1日も早い再開をお願いします、ということは申し上げました。


テレビ山口(TYS)

 それに対して、何かしらの回答はあったのですか。


知事

 特にありません。


読売新聞

 上関町長選が、1カ月後に告示が迫っているのですが、3.11以降、新規立地の見通しが立たない中で、町長選が行われるような形になるのですが、どの辺りを、知事としては注目されていますでしょうか。


知事

 私は、全ての市長選挙、町長選挙について、具体的にどうだということを申し上げたことはありませんから、今回についても、見守っているということです。


テレビ山口(TYS)

 原発に関係してなのですけれども、海の埋立ての動向についてですが、中国電力側から、県の方に、何かしらの報告、連絡はあったのでしょうか。


知事

 特に、そういうものはありません。


毎日新聞

 来年度の原発関連の交付金の申請なのですけれども、これについては、今現在で、どのようにお考えですか。


知事

 これは、国の方から、具体的にどうだという話も、まだ来ておりませんから、事実上、ストップしているという状況です。


毎日新聞

 当初の予定では、もう来月に、国の方も、各市町村から出てきた計画をまとめて、ということでしたが。


知事

 来年度の概算要求の中で、この交付金問題を、国がどう位置付けていくのかということがはっきりしませんから、位置付けるということになれば、国の方から、何らかのアクションがあると思いますから、それについては、特にないということです。


中国新聞

 7月の、原子力委員会で、上関について、専門家の方が、南海地震が起きたときに、上関が大きい津波に襲われる可能性があるというふうに言われたのですが、知事は、この見解をどのように受け止めているのかという点と、今後、県としてどう対応していくかという点をお聞かせください。


知事

 これは、国としての見解を述べられたのではなくて、一専門家として、そういう考え方をお話されたと思いますから、当然、これから、そういう意見も参考にしながら、国として、この問題について、どういうふうに最終的な結論を出されるか、その状況を取りあえずは、見ていくということだろうと思います。見た上で、結論が出れば、それによって、県としてどう対応するかを考えていくということです。


朝日新聞

 民主党の代表選があって、新しい首相が決まる見通しですけれども、知事としては、新しい首相にはどういうことを期待したいですか。


知事

 当面の東日本大震災の復旧、復興についても、とにかくスピーディーに取り組んでいただかなければなりませんし、今の円高の状況などを見ても、経済対策にしても、あるいは、外交、防衛問題にしても、いろいろな課題が山積をしておりますから、ぜひ、それらがスピーディーにできるように努力をしていただきたいと思います。そのためには、今のねじれ現象の中で、与野党がどういう形で協議をして、スピーディーに対応できるか、ということが大きな課題だと思いますから、その辺の仕組みづくりも、しっかりとやっていただくことを願っております。


テレビ山口(TYS)

 現政権の、今の政権の評価は何点くらいですか。


知事

 それを言いますと、また評論家だと言われてもいけませんので、申し上げません。


NHK

 先ほどの話ですと、ねじれ国会の中で、どのように与野党が協議していくかというお話がありましたが、これは、地方の知事の立場として、スピーディーな政府の動きのためには、例えば、ちまたで言われている大連立であるとか、閣外協力であるとか、何らかの形で対応してほしいということですか。


知事

 私の方から、大連立をすべきだとか、そういうことを申し上げる立場にもありませんから、とにかく、物事がスムーズに、スピーディーに行くような、何らかの形をつくってもらいたいということです。


中国新聞

 それは、山口県政で、物事がスムーズに進んでいないということが多いということでしょうか。


知事

 いえ、そういう県政との関わりで言っているわけではありません。ただ、全体的に見ればそうですし、それから、子ども手当の問題などは、具体的に県政、あるいは市町政に関わってくることですけれども、これも、必ずしも、地方の意見も聞く場というものは設けられないままに、何か進んでいるという状況になっていますから、早く国の中での考え方をまとめると同時に、地方の意見も早く聞いて、スピーディーに対応するということです。


時事通信

 それに関連して、子ども手当が、施行からわずか1年半ぐらいで廃止する見通しに、3党合意でなりましたが、それについての所感を伺えますか。


知事

 このことによって、中身がこれまでもいろいろ動いてきましたから、地方は、この問題については、かなり混乱させられたという気持ちがあります。子ども手当なのか、児童手当なのかという問題も、当然、あるわけですけれども、いずれにしても、なぜ子ども手当を出すのか、という中長期的なビジョンの中で、子ども手当が必要なんだ、児童手当が必要なんだということを、しっかりと位置付けをすることが、まず、前提ではないかという気がしますし、私は、子ども手当が出たときに、やはり現金給付は国で、サービス給付は地方でというふうに、きちんと分けるべきではないかと申し上げたことがありますけれども、今回も、現金給付ということですから、基本的には、国の仕事として、子ども手当なり児童手当は考えてもらいたいと思います。


時事通信

 それで、来年度以降ですね、新たな児童手当法によって、児童手当が制度化される見通しとなっていますが、新しい制度に求めること、もしくは、旧児童手当法の基準で言うと、国と県と市が3分の1ずつの負担で、3党合意案をそのまま、その案として乗っけると、かなりの負担増になるかと思うのですけれども、その辺りの所感を伺いたいのですが。


知事

 だから、今までの児童手当の延長線上だと考えれば、地方の負担は、それに伴って、同じルールになって出てくるということがあるかも分かりませんけれども、額が大きくなるということは、やはり、児童手当なのか、子育てについての、所得制限はあるにしても、国全体で考えなければ、国が中心になって考えなければいけないことなのか、その辺をもう少し整理をしてもらって、そして、国と地方の協議の場の中で、きちんと説明をしてもらわなければ、なかなか納得がしにくい問題ではないかという気がします。


時事通信

 子ども手当で、今、県として負担している額というのは、新しい制度では、負担増が認められないということですか。


知事

 今は、児童手当の分を負担をしているわけですよね。だから、来年度やるのが、名は児童手当なのかも分かりませんけれども、今までの子ども手当との関係をどう整理をするのかということを、われわれの納得のいく形の説明を、きちんとしてもらいたいということです。その上で、地方の負担をどうするのか、さらに、増えた分は国が全額見るのかとか、そういう議論がこれから出てくるだろうと思います。


毎日新聞

 国体がもう間近だと思うのですけれども、準備自体は着々と進められていると思うのですが、知事ご自身が、現在の盛り上がり方とかですね、例えば、県民とか国民の気持ちをどれぐらい捉えているかという辺りについては、どのようなお考えを、今、お持ちでしょうか。


知事

 最近は、非常に盛り上がってきているなというふうに思っております。特に、県がいろいろな形で、これまでもずっとやってきましたけれども、市町の取り組みについては、私もなかなか耳に入らなかったんですけれども、最近は、それぞれの市町で、開催競技との関係も含めて、いろいろな形で取り組みの強化をされていますから、いろいろな地域の知恵、創意工夫をしながら、非常に盛り上がってきたなというふうに思っております。従って、おもてなしの方では、もう非常に盛り上がってきておりますから、後は、選手の皆さんに、ぜひ、そういう中で、高い目標も掲げてありますから、しっかりとその目標に向かって努力をして、天皇杯を、ぜひ獲得をしたいという思いです。


山口放送(KRY)

 来月7日に始まる水泳とかですね、10月1日というのは何となく分かるのですが、その前の競技に向けてのPRというのは、これからされる予定はないのでしょうか。


知事

 もちろん、今日もお願いしましたが、いろいろな形でPRをしております。この点については、それぞれ開催市が中心になってやっておりますけれども、例えば、水泳競技についても、山口市が、今、非常に盛り上げに努力をしてもらっておりますから、かなり盛り上がったものになるであろうと思いますし、私どもも、その盛り上げの一環として、きらら物産フェアを会場で開くという形で、側面的に、また、盛り上げの努力をしなければいけないと思っておりますから、できるだけ、関係市と連携しながら、さらなる盛り上がりの努力をしていきたいと思います。


山口放送(KRY)

 道路ですけれど、今、後1カ月少しで、萩・三隅道路が、まだ懸案で残っていると思いますが、これは、何か、国体までにどうなのかとか、県の方に何かしら情報はありますでしょうか。


知事

 まだ具体的に、開通の日にちまでは聞いておりませんけれども、国体前には開通するというふうになっているということは聞いております。


中国新聞

 国体の総合優勝に関してですけれども、代表選手も固まってきていると思うのですが、知事として、現状としては、見通しはいかがでしょうか。


知事

 なかなか、私自身が、きちんとした形で、細かく分析するところまでには、まだ、なっておりませんけれども、高校総体でも、団体競技でかなり頑張ってきております。今の勢い、あるいは高校総体の場合で言えば、今回の高校総体に参加したことによって、いろいろな刺激を受けて帰っている選手もいます。これから1カ月少し、陸上の場合であれば、まだ調整期間があります。今回の高校総体の経験をしっかりと生かしてもらうと同時に、成年の男女については、今、しっかりと練習を重ねてきておりますから、それぞれの競技団体の目標に近づく努力をしてもらいたいということです。


中国新聞

 おもてなしに関連して、選手の家族とか、応援団とかが来ると思うのですけれど、大体、国体の開催中に、何万人ぐらいの人が来るのかという想定はあるのでしょうか。


太田国体・障害者スポーツ大会局長

 選手と監督が3万人ですけれども、家族まで含めた数字というのは、押さえておりません。一般観客まで含めますと、7、80万人ほどになります。


NHK

 JR美祢線なんですけれども、話ではそろそろと聞いているのですけれども、具体的な日時について情報が入っているのか、というのが1点と、後、国体前に間に合わせようという、ようやく県の要望が通ったのかなと、実現したのかなという気がするのですけれど、これについて、どう思われるかということについて。


知事

 これについては、明日、支社長の方から発表されるというふうに聞いておりますから、それを受けて、私としてのコメントも出させていただきたいと思います。




作成:山口県総合政策部広報広聴課


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