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平成23年 (2011年) 11月 1日

広報広聴課

知事記者会見録

(平成23年10月28日実施分)

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日時 平成23年(2011年)10月28日(金曜日)

10時00分~10時39分

場所 県庁2階 記者会見室

会見する二井知事

発表項目

・平成24年度当初予算編成について

・山口国体・山口大会後のスポーツの振興について

・「ちょるる」の活用について

・第63回全国植樹祭の開催について



知事

 皆さん、おはようございます。最初に、明年度予算編成について申し上げます。

 本日から予算編成作業をスタートするに当たりまして、先ほど、私の考えを職員に訓示いたしました。お聞きになった方には重複いたしますが、要点のみ、あらためてお話しさせていただきます。

 平成24年度は、「住み良さ日本一元気県づくり加速化プラン」に基づく県づくりと「県政集中改革」のいよいよ最終年度であります。従いまして、明年度当初予算は、本年度におけるこれら2つの「総仕上げ」を踏まえ、その成果の上に立って、さらにより多くの目標達成を目指し、より高い達成水準の実現に取り組むとの考え方の下で、通年型予算として編成することといたしております。

 具体的には、これまでの「総仕上げ」のスピード感を緩めることなく、加速化プランに掲げた重点事業の実現を図り、「住み良さ・元気指標」の一つでも多くの目標達成を果たすため、これらに資する事業につきましては、本年度に引き続き、重点的・集中的に予算を配分することといたしております。

 県政集中改革につきましても、行財政の基盤づくりにゴールはなく、今後も「新・県政集中改革プラン」に沿って、財政改革、行政改革の不断の取り組みを進めるよう、職員に指示をいたしました。

 また、本日午後に、第3回の「加速化プラン・改革プラン進行管理本部」を開催いたしますが、「総仕上げ」の進捗に鑑み、さらなる強化が必要な事業や、目標達成の前倒しに取り組むものは、本年度補正予算で追加の予算措置を講じ、明年度へと続く事業推進によって、成果の確保・充実を図りたいと考えております。

 一方、県政を取り巻く諸情勢は、依然として極めて不透明な状況であり、現下の経済情勢は、急速な円高の進行等に見舞われる中、県内経済の先行きも懸念され、県財政は、税収動向を見通せない、厳しい状況に置かれております。

 また、明年度の国の予算をめぐりましては、いわゆる「ねじれ国会」の下で、子ども手当をはじめ、多くのマニフェスト政策が見直しを迫られているほか、社会保障と税の一体改革や、国の出先機関の地方移管の問題など、地方にも関わる重要課題が山積しております。

 このため、予算編成に当たりましては、総合的な視点に立って、編成作業をしっかりと進行管理していくことが必要であります。財政当局での対応はもとより、各部局において、国からの情報収集に最大限努め、また、引き続き、歳入・歳出両面からの徹底した財源確保対策に取り組むよう、指示を行ったところであります。

 厳しい予算編成であることには変わりはありませんが、加速化プランの達成に向けた、まさにラストスパートであり、私自ら先頭に立って、全力で取り組んでまいる考えであります。


 次に、山口国体・山口大会後のスポーツの振興について申し上げます。

 山口国体・山口大会は、天候にも恵まれて、多くの県民の皆さんのご支援、ご協力によりまして、大成功の大会となりました。

 あらためて、関係の皆様に心から感謝を申し上げます。

 各競技会場では、県民の皆さんの熱い応援を受け、本県代表選手たちが一丸となって、山口国体では天皇杯を、また、山口大会では過去最多のメダルを獲得し、県民の皆さんに大きな感動と元気を与えたのではないかと思います。

 私は、これまでのスポーツの取り組みと、山口国体・山口大会により高まった競技力や培われた幅広い人材、充実したスポーツ環境等の成果を、次代に引き継ぎ、本県の貴重な財産として活用していくことが重要であると考えております。

 このため、まず、これからの本県のスポーツ推進の基本理念を示した「スポーツ推進条例」や、施策の方向性を示した「スポーツ戦略プラン」を本年度中に策定することといたしております。来月には、私をトップとした庁内関係部局による組織を立ち上げることにいたしております。

 また、具体的なスポーツ推進施策につきましては、来年度の予算編成過程の中で、検討してまいります。

 なお、山口国体において、県民の皆さんの熱烈な応援と「チームやまぐち」の大活躍によって獲得した天皇杯・皇后杯を、来月14日から、県庁エントランスホールなど8会場において、一般公開いたします。

 詳しくは、お手元の資料のとおりであります。県民の皆さんの力で獲得した天皇杯ですから、ぜひ、多くの皆さんにご覧いただきたいと思っています。


 次に、両大会に関連して、「ちょるる」の活用についてであります。

 「おいでませ!山口大会」の共同記者会見の際に、「ちょるる」を「おいでませ!山口イヤー観光交流キャンペーン」のマスコットとして、引き続き活用したいと申し上げましたが、お手元に資料をお配りしておりますとおり、「おいでませ山口観光宣伝部長」に任命し、今後は、県内観光地や首都圏での各種イベントなどを通じ、キャンペーンの成功に向けて活躍してもらうことにいたしております。


 さて、山口国体が終わりましたが、次に天皇・皇后両陛下をお迎えする行事が、来年5月27日の開催が決定いたしました、第63回全国植樹祭であります。

 お手元に資料をお配りしておりますが、「育む いのち」を開催テーマとし、山口きらら博記念公園内のスポーツ広場を式典会場に、北エリアの一部を植樹会場として、県内外から、2万人以上の方のご参加を予定しております。

 また、開催期間につきましては、式典行事と植樹行事で構成される1日間の本体行事に加えまして、木曜日から日曜日までの自由植樹期間を設けるとともに、前日からの関連イベントなどを実施することにいたしております。

 本大会が、県民参加による、みどり豊かな県づくりを進める契機となりますように、来月2日には、県庁1階にインフォメーションボードを設置するなど、今後、準備に万全を期してまいりたいと考えております。以上です。



中国新聞

 国体後のスポーツ振興の関係で、来月に組織を作るということでしたが、もっと詳しく、どういうメンバーで、何を決めるか教えてください。


知事

 まず、構成は、私が本部長になり、副本部長は、副知事と教育長、その他、庁内の10部局長が構成員となって、この管理の組織を作るということです。これから、その中で、具体的に内容を詰めていきますけれども、今、申し上げましたように、条例の方は基本理念が中心になります。具体的な施策については、プランの方ということになりますので、どういう施策を、来年度以降、展開するかということは、その中で具体的に詰めて、来年度予算に反映できるものは、早速反映するという形でやっていきたいということです。


テレビ山口(TYS)

 どういう施策かという話がありましたけれど、知事の頭の中で、こういうものをやってみたいという思いはありますか。


知事

 それは、今回の成果を踏まえ、具体的に聞いた上で、判断したいと思います。いずれにしても、今回の国体も、やはり市町の実行委員会が、それぞれの地域における競技を中心に、応援も含め、あるいはボランティア活動も含めて、非常に頑張っていただきましたので、県全体でやることと、地域の中でそれぞれがスポーツによる地域づくりをどうしていったらいいのか、大きくはその2つに分けて、整理をして考えていった方がいいのではないかと思っております。


中国新聞

 過去、国体で、開催県が翌年に順位を落とす傾向にあると思うのですけれども、来年の国体は何位ぐらいを目指していくというような目標設定はあるのでしょうか。


知事

 特にありません。ご承知のように、中国ブロックで勝たないと国体に出られない競技がたくさんあるわけです。たまたま、今年は、山口県が開催県ということもありましたから、山口県は、全種目、全競技に出ることができました。従って、中国ブロックの中で戦って出るということになりますと、広島県、岡山県等には非常に強い競技がありますから、その中でどうして勝ち抜くことができるかということもありますので、直ちに何位だということは言えませんけれども、まずは、中国ブロックから抜け出せるように、競技力を上げていくということは大事だろうと思いますので、そういう視点に立ちながら、競技力もさらに強化していくということも考えなければいけないだろうと思います。


中国新聞

 これまで、競技力強化を進めてこられたということで、例えば10位以内には入りたいとか、そういう思いはないですか。


知事

 今までの開催県も、翌年10位以内という県は、そんなにたくさんあるわけではありません。先ほどの、ブロックを抜け出さなければいけないという、大きな壁がありますから、何位だとは言いませんけれども、できるだけ上位に入るという気持ちでやっていきたいと思います。具体的に、例えば、ソフトテニスは、決勝戦で広島県と戦ったわけですが、ソフトテニスは、広島県や岡山県が非常に強く、今まではなかなかブロックから抜け出すことができなかったのですが、たまたま開催県として出ることができたという中で、準優勝したということがありますから、実力は非常に接近しているということもありますので、これから、よく検討していきたいと思います。


中国新聞

 予算編成の関係で、現段階で見込まれている財源不足額の規模等はどうですか。


知事

 今年度が248億円だったのですが、今の時点で試算をするということは、なかなか難しいのですけれども、今のところ、今年度よりは財源不足額が少なくなるのではないかなという感じはしています。


中国新聞

 それは、税収に好転が見られるということですか。


知事

 好転というほどではありませんけれども、全体的にトータルで見た時に、今年度よりは不足額が減るのではないかということで、個別にどれがどうだからというところまで、細かく分析したものではありません。大ざっぱに見て、なんとか財源不足が、今年度よりは少なくなるのではないかという感じということです。


山口新聞

 予算規模なのですけれど、来年度は通年予算を、通常どおり組まれるということなのですけれども、今年度より上回る見込みなのでしょうか。


知事

 いえ、それはまったく分かりません。国の地方財政対策がどうなるかということも分かりませんから、規模そのものを、今、申し上げるわけにはいきません。通年型予算と言いましたのは、総仕上げを中心に、そういう予算を組むということで、新たな種まき的な新規の施策は、基本的には組まないという姿勢の中で編成をしていきますので、それによって、おのずから、規模が最終的にどうなるかということだと思います。


中国新聞

 昨年は、財源不足を三セク債で対応されたと思うのですけれど、今回は、何かそういういろいろな策で確保していくことは考えられるのですか。


知事

 来年度ですか。


中国新聞

 明年度予算で、財源不足を埋めていく策として考えられるものは。


知事

 歳入・歳出両面からの、いろいろな面での財源確保対策をしていくということです。三セク債というのは、公社の改革とかそういうことに伴って認められているものですから、これを来年度導入するということは考えておりません。


中国新聞

 愛宕山のことでお聞きするのですけれども、先日、防衛副大臣が168億9千万円の買取額を提示しましたけれども、知事は、この額について、さらなる上積みを要求することは考えていらっしゃるんでしょうか。それとも、額としてはこれで妥当ということでしょうか。


知事

 買取価格そのものは、これを上げてくれというのは難しいということは、この前申し上げました。従って、別の形で、住宅供給公社の赤字解消に向けての何らかの施策について、支援をしてもらえないだろうかということで、どういうものを要望したらいいのか、今、その辺の検討を続けているさなかです。


中国新聞

 「別の形」なのですけれども、現段階で、どういったものを考えられているのですか。


知事

 今、その辺も含め、議論をしているさなかですから、具体的に何だとは言えませんけれども、愛宕山そのものでの赤字解消という形は、買取価格を上げてもらうことは、難しいと思いますから、全体的に、少なくとも公社の赤字を減らしてもらうようなものがあるのかないのか、その辺を、今、具体的に検討しているということです。


NHK

 それについては、土地の買取り分も含まれる、新たに公社の別の土地を買ってもらうことも、選択肢の一つですか。


知事

 買ってくださいというだけでは難しいですから、私の方で、防衛省が持っている予算の中で、例えば、そういう交付金を受けることができる事業があるのか、そういうことも含めて考えていくということです。


読売新聞

 愛宕山の特別会計に限らず、公社の一般会計の方の赤字でもかまわないと思っておられるのですか。


知事

 全体的に、何らかの形で赤字解消につながれば、という思いで、今、検討しているということです。


中国新聞

 241億円の圧縮につながらなくても、他の施策でバランスを取ってもらえばいいということなのですか。


知事

 ええ、そうです。そういう観点に立って、整理をしているということです。ですから、そういう事業の中で、防衛省のいろいろな事業の導入ができないかどうか、導入をすることによって、公社の赤字解消に結び付けることができるかどうか、という視点で、今、検討をしているということです。


中国新聞

 いつくらいをめどに、国の方に要望を出すのですか。


知事

 今のところ、まだ具体的な要望の時期までは決めていませんけれども、いずれにしても、12月議会には、県としての方針を示さなければいけないと思っております。来年度の予算の政府要望を、あらためて、全体的にしなければならない時期もあるかも分かりませんから、それと一緒にして要望するかも分かりませんが、そこは、まだ詰めておりません。いずれにしても11月のどこかで、要望をしないといけないと思っております。


中国新聞

 大臣は、周辺整備という言葉を使ったと思うのですけれども、「周辺」には民空とかもあるのですけども、その辺り、どういうものが想定できるのでしょうか。


知事

 周辺整備というのは、どういう意味で言われたか分かりませんけれども、われわれとしては、他の面の地域振興策で要望できるものがあるか、ないかということで、岩国地域はもちろんですけれども、他の事業も含めて、今、いろいろな知恵を絞っているさなかです。


山口朝日放送(YAB)

 公社の土地の買い取りについては、やはり、東部地域の方の公社の持つ土地というふうに考えていらっしゃいますか。


知事

 まだ細かくは申し上げられません。とにかく、公社の赤字解消のためにどういう事業が導入できるか、ということで、今、幅広く検討しているさなかです。


読売新聞

 県の評価額が176億円という数字が出ていましたけれども、それとの差額を何としても埋めたいという思いなのか、それとも241億円という数字が、知事の中にはあるのですか。


知事

 基本的には176億円です。


中国新聞

 では、7億円分の何かということでしょうか。


知事

 まあ、7億円以上ということですけれどね、欲張って言いますけれども。


中国新聞

 周辺整備をするということは、基本的に新しいものを作るので、241億円の圧縮にはつながらないと思うのですけれども。


知事

 そこは知恵の出しどころです。今、一生懸命考えているさなかで、何とも言えません。


中国新聞

 ベストなのは、交付金的なもので入ってくるのが、現金が入ってくるのが、もちろんいいのでしょうけれども、その辺りの要望というのは。


知事

 簡単にお金だけいただきたいというのは、制度としてないのです。やはり、われわれが知恵を絞って、こういう事業をやりたいからということで要望しないとできませんから、そういう事業を、今、一生懸命探しているというさなかです。


中国新聞

 一方で、普天間の関係なのですけれども、最近、閣僚が沖縄県を訪問していますが、まあ、その両者の溝というのは、一層強まっているように見えるのですが、知事は、最近の情勢をどのように見ていらっしゃいますか。


知事

 日米合意はされておりますから、政府としては、今の合意に基づいて何とかという気持ちで、今、対応されているのではないかと思いますけれども、その辺の見通しがどうなるのか、これからも見なければいけないだろうと思います。


中国新聞

 知事は、普天間移設の見通しが立たないうちは、艦載機移駐は認められないという見解を掲げていらっしゃいますが、この考えは、もちろん今もお変わりはないですか。


知事

 ええ、そうです。


中国新聞

 一方で、愛宕山と赤字解消という難題があるのですが、その辺りの整合性を取るということをおっしゃっていますが、その辺り、今はどういう状況でしょうか。


知事

 これも含めて、今、国と折衝をしているさなかです。


中国新聞

 知事が掲げていらっしゃる、その、艦載機移駐のみを認めることはできないというのは、重みとしては、かなり会見とか、議会とかでもおっしゃっていると思うのですけれども、これは、自分の中では、かなり重いものというふうに考えていらっしゃるのですか。


知事

 普天間の見通しが立たないうちに、空母艦載機の先行移駐は認められない、というのは、愛宕山問題ではなくて、岩国基地在日米軍再編問題に対する基本的なスタンスですから、これを変えない形で、愛宕山問題をどう整理するのか、ということで、今、国との間で、その辺の整合性がどうとれるのかということを、一生懸命整理をしているさなかということです。


中国新聞

 その見解については、撤回とか、見直しとかいう考えは、あり得ないということですか。


知事

 今の基本的なスタンスは、変えるつもりはありません。


読売新聞

 7億円以上というふうに、先ほどおっしゃいましたけれども、これは、岩国市側の要望、希望なども聞きながら、ということになるのでしょうか。


知事

 今後、岩国市と協議する中で、どういうふうになるのかということは、また、あると思います。今は、まだ協議をしておりませんから、県としての考え方を申し上げたということです。


中国新聞

 議会関係者の中には、その7億円の方ではなくて、199億円との差額を埋めるような措置を、という声もあるのですけれども、知事は、その辺りはどのようにお考えですか。


知事

 199億円というのは、極めて大ざっぱな、荒い形の額だというふうに、私は理解しております。従って、この中には、不動産鑑定にかかる経費とか、設計の関係の経費とか、いろいろなものも入っているのではないかと思います。われわれとしては、199億円にできるだけ近い方がいいと思いますけれども、そういう、いろいろなものがありますから、199億円でなければいけないということではなくて、やはり、176億円を基本に置きながら、さらに、それよりどこまで上乗せができるかということで努力をしていきたいと思っております。


テレビ山口(TYS)

 今後なのですけれども、169億円という額に対して、赤字額がどれくらいで、どれくらい穴埋めすればOKというような試算みたいなものはされていく予定はあるのですか。この7億円という数字が赤字額という認識でいいのですか。


知事

 赤字額というのか、公社の取引額があるわけですから、やはりわれわれとしても、とりあえずはそれを前提に考えなければいけないということで、176億円という数字が出ているわけですね。従って、先ほどから言っておりますように、176億円だということをやはり基本にして、考えなければいけない。ただ、176億円として置いたときに、他のまちづくり部分もありますから。全体的に見たときに、簿価価格とどのくらいの差が出てくるのかというのを、また、もう1回考えなければいけない。では、その差が、赤字としてどのくらいあるのかということを考えて、その対策をどうするかということもありますから、それはきちんと整理をした上で、最終的な判断はしたいと思います。


テレビ山口(TYS)

 当然、その差額分に対しても、国に何らかの措置を求めていくという認識なのですか。


知事

 これは、なかなか難しいところもあります。すべて国の責任だというふうに持っていけるのかどうか、微妙なところもありますから、そこは、今のところ何とも言えませんけれども、今、言いましたように、176億円を前提に、あるいは、まちづくりの部分の価格を前提に考えたときに、さらに赤字が出てきたときにどうするかというのは、国の方にもお願いしないといけないかも分かりませんし、われわれも努力しなければいけないということもあると思いますから、まだ、そこの整理はこれからだと思います。


テレビ山口(TYS)

 それに関して、今後、岩国市長と協議の場を持たれるとか、そういうご予定はあるのですか。


知事

 岩国市の方が、今から全員協議会を開かれて、また、住民説明会も開かれるということですから、それを受けて、岩国市としての考え方も整理をされて、県の方に話が来ると思いますから、その段階で、また、具体的によく協議をして、その赤字問題も含めて、協議をして、県としての最終的な結論を出していきたいと思います。


山口放送(KRY)

 2つの大会が成功裏に終わったのですけれども、ご自身の進退について、その辺、何かお気持ちが変わられたようなことはないのですか。


知事

 いえ、前に言ったとおりです。基本的には、何と言いましたかね、辞めると言ったか、出馬しないと言ったか、どっちの言葉で言ったかは分かりませんが、基本的には、辞めることにしているというふうに言っていますから、そのことについては、全く変わっておりません。


山口放送(KRY)

 その判断というのは、どの辺りで、それも変わっていませんか。


知事

 これも、今、いろいろな懸案事項を抱えていますから、私としては、前から言っておりますように、いろいろな問題を抱えておきながら、一方で、というのも、なかなか、頭の整理がしにくいところもありますので、ある程度、何らかの形で、できるだけすっきりした形の中で、最終的な結論を出したいということです。基本的な方向としては変わらないということです。


テレビ山口(TYS)

 すっきりとした形というのは、どういう形なのですか。


知事

 今の懸案事項が、ある程度、方向性をぎりぎり出せるとか、出すとか、という意味です。


山口新聞

 その時期なのですけれど、以前は、12月の議会か、もしくは、予算を発表する段階になるかもしれない、とおっしゃいましたけれども、その時期というのは。


知事

 まあ、そこまででしょうね。それより後ということは、もう、ちょっと考えられないと思います。


山口新聞

 それは、年末を指しているのですか。


知事

 来年度予算編成時期が、ぎりぎりのところだということです。


中国新聞

 その懸案事項の主たるものは、やはり愛宕の土地の売却問題になるのですか。


知事

 愛宕だけではなくて、公社改革全体ですね。来年度の当初予算編成をやる過程の中で、概ね方向性が出せると思いますから、いつまで経っても方向性が出せない、出せない、と言ってこの問題を引き延ばすわけにもいかないと思いますから、ぎりぎりのところ、来年の予算編成作業と言うのか、2月議会と言ったらいいのか分かりませんけれども、その辺がぎりぎりのところだというふうに思います。ただ、この問題については、私は、その後、まだ細かく詰めたことはありません。


山口朝日放送(YAB)

 以前は、年末、年内にという表現をされていたと思うのですけれども、それを2月議会までということは、判断を先延ばししたいということなのですか。


知事

 いえいえ、両方言っていたでしょう。12月か、と言いましたけれど、別に先延ばしをしたつもりはありません。そこまで、まだ全く考えていない、考えていないというか、はっきり言ったらそういう余裕がないということです。


テレビ山口(TYS)

 そんな中で、今回、通年予算を指示されましたけれども、どういう意図があったのでしょう。


知事

 特別な意図はないです。加速化プラン、それから、県政集中改革が来年度までというふうになっていますから、私が掲げた、それが一つの大きな目標ですから、それに向けて、ぎりぎりまで努力をするということです。特別な意図を持って言っているわけではありません。


NHK

 国の原子力発電所の災害の地域の見直しで、上関町の八島が、一部、30キロ圏内に入るということになりました。それと、一昨日ですか、中国地方の知事会の中で、島根原発で事故が起こったときに、その被災者を受け入れることについては、これから協力していくというような話が出たと思うのですが、この2点について、現在の県庁内部での検討状況、これからどういった方向性で結論を出していくのか、ということについて、お伺いしたいのですが。


知事

 国が、今、出されているのは、あくまでもたたき台という状況で、最終的に決まったものではありませんから、そういう考え方もあるな、ということは念頭に置きながら、内部的な議論は続けていかなければなりませんけれども、今、県としてはこうします、ということを、対外的にお示しできるような状況にはないと思うのです。島根県知事も、いろいろな検討をされる中で、他県にもお世話にならないといけないことがあるだろうから、関係の、特に、市町には、説明をさせてもらう機会を設けていただきたいというお話がありまして、全面的に協力をしたいということを申し上げたところです。いつ、それを、具体的に島根県側でされるのか、ということも、まだ、はっきりしておりませんし、県としても、今、30キロというのは、確かに八島が入っておりますけれども、これも、まだ、確定したものではありませんから、もう少し国の状況を見ながら、県として何をすべきかを考えていきたいと思います。


毎日新聞

 震災がれきの件で、県としてのスタンスと、それから、知事としての思いがあれば、どういうふうに考えておられるか。


知事

 これは、一般廃棄物の処理の問題で、市町の権限ですから、私としては、市町の判断にお任せするということで対応していきたいと思います。


中国新聞

 八島の件に戻るのですけれども、実際に、今、50人ほどの方が住んでいて、国が、たとえああいう形で出したにしろ、やはり、県としてのですね、何というか、いざというときの避難ルートみたいなものを、今の段階から、もう、想定していかないと、住民不安というものが、やはり、出てくると思うのですけれども、現段階で、地域防災計画の中には、そういう原子力災害というのは入っていませんが、島根県知事も、国の動向を待つということですが、一方で、そういった具体的な動きをしていくということが、報道されていますので、やはり、この八島のことを考えると、何かしらの具体的なものを、今からやっていかなければいけないのではないですか。


知事

 これは、上関の方とも、よく話をしなければいけませんけれども、今、そういうことが出たことによって、八島の皆さんがどういう気持ちでおられるのか、情報収集して、現在の国の状況なりを、説明をする必要があれば、するということで、取りあえずは対応したらいいのではないかと思います。そして、また、意見を聞いて、どうやるのか、上関町とよく相談をしながらやっていくということだろうと思います。


中国新聞

 地域防災計画の見直しの中で、原子力災害は対象としていないということですけれども、そのお考えに、まだ、変わりはないですか。


知事

 そうですね。国から出た情報が、確定的なものであれば、それを踏まえてやりますけれども、どうなるか分からない状況ですから、あまり、国の情報に基づいて、県が行ったり来たりするというのも、どうかと思いますので、ある程度確定的になるという情報に基づいて、われわれとしては、対応していきたいと思います。


山口朝日放送(YAB)

 進退の判断の件で、ちょっと話は戻るのですけれども、いろいろな懸案事項の整理というのは、前におっしゃっていた公社の改革というのが、懸案の大きなものを占めると考えていますか。


知事

 基本はそうですね。加速化プランの方は、かなりもう進捗もしてきておりますから、後、予算措置をどうして、さらに、それを増やしていくかということですけれども、公社の方の改革は、廃止そのものは決めておりますけれども、その中での、負債部分ですね、それを、ある程度、どういう形で整理ができるかという、ある程度の見通しは、廃止をすると言った以上は、立てておかなければいけないんだろうという気持ちがありますから、まだその辺の整理が必ずしもできていないということで、今、自分の気持ちはそちらに集中しているという状況にあるということです。


日本経済新聞

 TPPについては、何かお考えですか。


知事

 TPPですか。これは、県独自で、今、動くということはありませんけれども、先般の中国地方知事会でも、これについては、やはり問題があるということで、共同アピールもしておりますから、取りあえずこれを中心に、山口県の考え方として、共同で国の方へ要請をしていくという考え方でいきたいと思います。


読売新聞

 APECが11月12、13日と開かれますが、その時までに、国が交渉参加するかどうか、という決断を出すということについては、どういうふうに思われますか。


知事

 この前の中国地方知事会でも言いましたけれども、APECの前になるとこの問題が出てくるというのは、どうかなという気がしますよね、場当たり的というか、泥縄式的というか。TPPに参加するなら、農業政策なり、昨日も医療の関係もありましたけれども、どういう方向に持って行くので、それを前提に、TPPに参加をしていく、というのが、きちんと外に出て、それで議論をしなければいけないのに、そういう情報が全く出ない状態で、先に参加をするという話が出るものですから、ちょっと、混乱を生じているのではないかというふうに思います。もっと情報公開というか、国の方で、考え方をきちんと示してもらいたいと思っております。


読売新聞

 日本がTPPに参加すること自体については、知事は賛成でしょうか、反対でしょうか。


知事

 だから、その中身次第と思うのですね。中身が分からない状態で、参加すべきかどうかと言われても、返事のしようがないということです。


毎日新聞

 来年度の財源不足から見て、また、県の貯金も大分少なくなっているということなのですけれども、先ほど愛宕山の話が出たのですが、財団の所有する中電株の売却について、方向性というか、まだ、お示しにならないのでしょうか。


知事

 まだ、私のところまで来ていないのですよ。振興財団の中というのか、理事長の下で、今、議論をしているさなかだと思いますから、私のところに具体的な協議、あるいは、具体的な方向性を決めたということは、まだ、今のところありません。


テレビ山口(TYS)

 中国電力の公有水面の埋め立ての関係なのですけれども、延長について、何かしらアクションはありましたか。


知事

 いえ、ないです。


中国新聞

 「ちょるる」なのですけれども、部長ということなのですが、素性が何か、人間なのか、妖精なのか、男なのか、女なのか分からないのですが、それは、何か。


知事

 分からないから魅力的なんですよ。


中国新聞

 今後、打ち出していこうとかは。


知事

 いやいや、それが分かったら人気が落ちるかも分かりませんから、分からないのが魅力的だということで。


中国新聞

 そのまま。


知事

 はい。





作成:山口県総合政策部広報広聴課


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