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平成24年 (2012年) 6月 13日

広報広聴課

知事記者会見録

(平成24年6月11日実施分)

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日時 平成24年(2012年)6月11日(月曜日)

13時00分~13時25分

場所 県庁2階 記者会見室

会見する二井知事

発表項目

・政府要望について

・山口県大規模災害図上訓練・救助機関等合同実働訓練の実施について

・「おいでませ!山口イヤー観光交流キャンペーン」終盤に向けての取り組みについて

・今夏の節電対策と「再生可能エネルギー推進指針」策定に向けた取り組みについて



知事

 本日は、あらかじめ準備していた順番に、まず、政府要望から申し上げます。

 このたびの要望は、8月末とされている国の予算の概算要求の締め切りに向けて、私の任期中最後の要望として、国の明確な方針等を求めていかなければならない政策課題4項目に関し、実施するものです。

 具体的な要望活動につきましては、「民主党陳情・要請対応本部」に対する要望を行った後、関係省庁に要望を行い、併せて県選出国会議員への要望活動も実施する方向で日程も含め、調整中です。

 それでは、要望内容について、お手元の要望書に沿って、ご説明をいたします。


 最初に、「岩国基地に係る安心・安全対策と地域振興策の実施について」です。

 本年4月27日の日米安全保障協議委員会共同発表では、ご承知のように、米軍再編計画の見直しが行われましたが、岩国基地への空母艦載機の移駐については、これまでどおりロードマップに従って進めていくこととされております。

 従いまして、県としては、引き続き、国に対し、住民の不安解消につながる安心・安全を求めるとともに、わが国の平和と安全への大きな貢献に見合う格別の地域振興策について要望を行うことといたしました。


 2項目目は、「第23回世界スカウトジャンボリー等の開催」についてです。

 昨年12月の閣議了解により、国を挙げた支援体制が構築されましたが、大会開催に向けて、プログラムの充実や会場整備、海外青少年の参加促進等、閣議了解の趣旨を踏まえた関係各省庁連携による積極的な支援について要望するものであります。

 また、本大会は、わが国の東日本大震災からの力強い復興を世界に向けてアピールする絶好の機会でもありますので、そうした観点からの特段の配慮についても要望いたします。


 第3項目目は「国際バルク戦略港湾の制度設計について」です。

 膨大な費用を要する事業における地方負担の軽減、民間活力導入のための支援など、地方の意見を十分踏まえた制度設計を求めてきましたが、いまだ制度設計が行われることなく、既に本年度から事業が始まっております。

 仮に、来年度予算編成作業の中でも、制度設計が行われず、従前の負担割合のままという状態になれば、大変厳しい財政状況にある地方はその負担に応じきれず、事業計画そのものを見直さざるを得ない状況となることが懸念されます。

 従いまして、平成25年度予算編成作業の中で、地方の意見を十分踏まえた制度設計を速やかに構築するよう求めていくものであります。


 最後に、「山陰自動車道の建設促進」です。

 本県の山陰道につきましては、昨年、「萩・三隅道路」が開通いたしました。また、事業中である「長門・俵山道路」は、今年度から本格的に用地買収に着手されると聞いておりますが、一方で、依然として島根県境から下関までのうち約8割の着手見込みが立たない状況になっております。

 現在でも、国道191号や県道下関長門線では、毎年のように大雨等による通行止めが生じているところであり、大規模災害時における県民の安心・安全の確保のためには、山陰道整備による防災上の課題の解消は急務であります。

 このため、県内山陰道の事業中区間の一層の整備促進、未着手区間の事業着手に向けた「計画段階評価」の速やかな実施等により、山陰道全線の着実な建設を促進するよう要望するものです。

 以上、政府要望に関する説明をさせていただきました。


 次に、山口県大規模災害図上訓練・救助機関等合同実働訓練の実施についてです。

 先週、お知らせしておりますが、来る6月15日(金曜日)に、昨年の大規模災害対策検討委員会の提言等を踏まえ、大規模災害における災害対応力の向上を図るため、図上訓練と救助救急機関の連携訓練を実施します。

 実施場所は、図上訓練については県災害対策室、救助訓練については小野田・楠企業団地としております。

 この訓練は、過去に例のない内容も盛り込んで実施しますので、私の方から訓練のねらい等について説明いたします。

 まず、第一は、この訓練では、図上訓練と現地訓練を並行して行い、県災害対策本部と現地との情報共有や意思疎通を確認することといたしており、本県としては初めての取り組みとなります。

 第二は、大規模災害の現場においては、何よりも円滑かつ効率的な救助救急機関の連携策が求められておりますことから、これらの検証や課題に焦点を当て、県内全消防本部、県警、自衛隊、各航空隊、DMATなど、総勢160人を超える関係者に参加していただくことにいたしております。

 第三は、これらの訓練を、事前にシナリオ等を明らかにしない発災ブラインド型で行うこととしております。

 具体的な訓練内容については、この後、坂本危機管理監から説明させます。

 当日、私は、図上訓練の本部員会議に出席し、現地訓練を査察する予定ですが、これらの訓練を通じて、県災害対策本部における救助救急機関の連携等について、しっかり検証し、課題を整理し、想定される大規模災害対策の一層の強化を図りたいと考えておりますので、報道の皆さまには、災害報道という観点からも、積極的な取材をお願いいたします。


 次に、「おいでませ!山口イヤー観光交流キャンペーン」についてです。

 私の任期も残すところ2カ月余りとなりましたが、本年3月から全県を挙げて展開しているこのキャンペーンも同じく残り2カ月半、いよいよ後半戦を迎え、PR対策の一層の強化と集客に追い込みをかけるため、このたび、新たにスポットCMを制作いたしました

 このCMは、ここに置いております、観光キャンペーン用に制作した5連の金屏風をアレンジして映像化したもので、幕末維新など日本の歴史上の大きな舞台となり、今もその息吹を感じられる本県の魅力を発信するため、「歴史に学べば未来がときめく。ニッポンスピリット山口」をコンセプトとしております。

 東方ルート、西方ルート版、各々15秒ずつ、2種類を制作しましたので、まずは実際にご覧いただきたいと思います。

(映像 15秒×2)

 この映像は、本日から、本県観光PRのメイン素材として、県内外のさまざまな媒体を通じて発信していくこととしておりますが、皆さま方には、この映像データをぜひ積極的にご活用いただき、本県のイメージアップ、PRにご協力いだきますよう、よろしくお願いいたします。

 観光振興は、本県経済や地域の活性化につながる重要な課題であり、この観光交流キャンペーンは、私にとりまして、いわばその総仕上げ、集大成の取り組みでありまして、ぜひとも成功させたいと考えております。


 また、任期と重なる具体的な取り組みとしては、今夏の節電対策である、6月からの「スーパークールビズ」の取り組みと7月2日からの「ピークカットPM(ぴーえむ)キャンペーン」があります。

 このことについては、すでに発表しておりますように、県自ら率先して取り組みますが、明日12日には、お手元に配布いたしておりますように、県民・事業者・市町で組織する、本県の省エネ・節電等の推進母体「環境やまぐち推進会議」を開催し、県民や事業所の皆さまへ、省エネ・節電の普及啓発を図ってまいりたいと考えております。

 一方、電力供給側の課題としては、今後、再生可能エネルギーの重要性がますます高まってまいりますので、県では、ご承知のように、将来に向けた基本的な方向を示す「再生可能エネルギー推進指針」を策定することといたしております。

 推進指針は、数値目標や具体的なプロジェクトなどを盛り込み、将来に向けた本県の再生可能エネルギー導入拡大の道筋をしっかりと付けたものにしたいと考えておりまして、お手元の資料のとおり、19日には、そのための第1回目の検討委員会を開催いたします。

 今日は、私も県の制作したポロシャツを着てまいりましたが、任期いっぱい、今後の節電対策等に全力で取り組んでいきたいと考えております。

 以上です。



山口放送(KRY)

 岩国基地の関係の要望があります。あらためて確認なんですが、ロードマップに基づいて艦載機の移駐が進められるということですが、これについて、県として容認するのかしないのかというところを、任期中も含めて、あらためて確認したいと思うんですが。


知事

 今回のこの要望もありますけれども、岩国市もかなりいろんな要望をされております。例えば、海上自衛隊の問題等々も要望されておりますから、それらの実現の見通し等も見ながら、最終的に容認するかどうかは判断するということにしていますので、現在のところは、理解はしているけれども容認はしてないというスタンスでこれからも臨んでいきたいと考えています。


山口放送(KRY)

 知事は残すところ2カ月となったわけですが、任期中に何らかの判断を示されるということでしょうか。


知事

 たぶん容認まではできないと思いますね。まだ、すぐ解決できないこともあるでしょうから、なかなか難しい判断だと思います。


中国新聞

 理解はしているが容認はしていないということなんですけれども、一番大きな軸になるのは普天間基地の動向と見たらよろしいですか。


知事

 普天間の動向等ももちろんありますけれども、この辺は岩国市ともよく協議をしながら対応していきたいと思っています。


NHK

 政府要望の岩国基地に関する項目2番に、再編交付金の増額、交付年限を延長することというのがあります。それと地域振興ですね。特に岩国基地については、沖合移設によって周辺のほとんどの地域の騒音が、艦載機移駐したとしても減ると見られている段階で、このようにさらなる金銭的な措置を求める、その根拠はどこにあるんですか。


知事

 一つは、沖合移設による騒音軽減とか安全性が高まるということの期待感がすでにあったわけですよね。その期待感に反する形で空母艦載機が移駐するということになりましたので、その期待感に応えてほしいということと、それから、一部、沖合に出ることによって騒音が高まる可能性のある地域もありますから、そういうことも斟酌(しんしゃく)をしながら、それぞれの市町の抱える地域振興策に対して具体的に応えてほしいということをお願いするということが中心です。


NHK

 ということは、岩国市内でおそらく騒音予測コンターが上がるところはまずないと思うので、山口県内、周防大島だけかなと思うんですが、そういうことですか。


知事

 今、「山口県基地関係県市町連絡協議会」というのをつくっているんですが、そこに入っているメンバーが、岩国市、周防大島町、和木町、柳井市ですから、そこでいろんな要望等も今後まとめられると思いますから、それらのまとめたものを具体的にできるだけ対応してもらいたいという趣旨を含んでいます。


NHK

 特別措置法なんですけれども、これも何度もお伺いしていますが、具体的に沖縄での特別措置を念頭に置いているんですか。


知事

 それを念頭に置いていますが、今までの要望の中ではなかなか厳しい状況にあるなという感触を持っています。先ほど申し上げましたように、沖合移設によってもたらされるであろう期待感に対して国も応えてほしいという意味で、特に配慮願いたいという気持ちを込めて、特別措置法の制定ということも言っていますけれども、ただ、なかなかこの辺については、今のところ国からは厳しい返事をもらっているという状況です。


テレビ山口(TYS)

 だいたいこの政府要望の要望する日程としましては、どのくらいまでに。


知事

 14日を予定をしていたんですけど、寛仁親王殿下の斂葬(れんそう)の儀がありますので、その辺の調整を再度、今やり直している状況です。場合によっては、14日になるかも分かりません。ちょっと分からないという状況です。


テレビ山口(TYS)

 今週中にはというような形ですかね。


知事

 ただ、私の行事との調整とかですね、いろいろなことがありますから、ちょっといつになるか、まだ具体的には申し上げられません。決まりましたらできるだけ早めにご連絡します。


中国新聞

 知事が上京する形でよろしいですか。


知事

 そうです。


中国新聞

 上京の際に、今日の午前中にあった回答をするとか、そういうセットにしてやるってことがあるんですか。


知事

 回答はまだまだですね。防衛省にもまだ行くかどうかというのは決めていませんけれど、うまく日程調整ができて行くということになれば、今まで、県として申し上げてきたようなことの確認とかですね、そういうことも新大臣には、しなければいけないだろうと思っております。


山口新聞

 防衛省とかに行かれる場合はですね、岩国市長も同行されるんでしょうか。


知事

 いや、そこまでは、考えておりません。


読売新聞

 次の知事選まで、もうすぐ1カ月切りますが、現時点で知事選に対するお考えというかコメントはありますでしょうか。


知事

 特に私としてはありません。


日本経済新聞

 今回の概算要求に関しての、山陰自動車道と国際バルク戦略港湾の制度設計についての要望ということで、知事がご勇退を表明されていらっしゃいますが、次のバトンを渡す方への、種まきも既に視野に入ってらっしゃって、健全な県土と県の経済振興発展ということを念頭に置いた概算要求かなと思ったりするんですが、その辺をもう少し広い立場からいただければと思います。


知事

 これはむしろ私が全く新しいことを要望するよりは、私がこれまで気にしていた懸案事項、課題を今回要望するという形にしております。

 要望しても8月の末までに概算要求ということですから、私の任期は8月21日までですので、知事の間に概算要求の見通しを立てるということは、なかなか難しいかも分かりませんが、私としてはこれまで要望してきたことの残った課題について今回要望するということが主です。


日本経済新聞

 先ほど、岩国のオスプレイの組み立てと試験に関して、これは自分が知事でいる間に解決すべき課題であるということを明言されました。これは、解決ということは、具体的には、岩国基地を通らず沖縄に直接というのが、多分、一番望ましい形かなと思うんですが、解決というのは、具体的にはどのようなイメージを描いていらっしゃるのですか。


知事

 解決というのは、今回の政務官の申し出に対して、県としての回答をするということです。


日本経済新聞

 じゃあ、知事が責任を持って解決すべきことであるということですね。


知事

 ええ。


テレビ山口(TYS)

 今回の会談で、オスプレイの件に関してなんですが、いつぐらいに陸揚げするとかというめどは、出たんですか。


知事

 めどは、どうでしたかね。


基地対策室次長

 そういう話は出ておりません。


知事

 そういう話はしていなかったね。


テレビ山口(TYS)

 今年中とか、ざっくりしたのも出なかった。


知事

 ええ。具体的な話はありません。


テレビ山口(TYS)

 今月1日に開かれた中国地方知事会でですね、特定広域連合を設立する話が出たと思うんですが、山口県として、スケジュール的には6月議会で説明したり、市町への説明会も今、検討されていらっしゃるんでしょうか。


知事

 当然、6月議会には、これについての、この前の中国地方知事会でまとめた結果についてご報告させていただくことになります。これから、当然のことながら、市町の関心も高いと思いますから、どこかの時点では、市町にはこの考え方なりは説明をしなければいけないだろうと思っておりますが、具体的な日程までは詰めておりません。


山口朝日放送(YAB)

 知事選に絡む話なんですけれども、明日で告示まで1カ月ということで、現在、山本さんと衆議院議員の高邑さんが出馬を表明されていて、新たな出馬の動き、出馬へというような動きも出てきています。その知事選に対して、今、どのような戦いをしてほしいというお考えはありますか。


知事

 私は、知事選についてというよりは、私の任期までにやるべきことを、とにかくしっかりやっていくということを最優先に取り組んでいきたいと思っております。


山口朝日放送(YAB)

 先日、自民党の県連大会で自民・公明推薦の山本さんに対して、頑張ってほしいっていうような発言もありましたけれども、そういう中で、新しい主張を掲げる、反原発を掲げる方々の出馬というのもあるようですけれども、それに対してはどうお考えですか。


知事

 ここで、この記者会見の中でお話しする話ではないというふうに思います。




作成:山口県総合政策部広報広聴課


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