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平成25年 (2013年) 8月 8日

広報広聴課

知事記者会見録

(平成25年8月6日実施分)

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日時 平成25年(2013年)8月6日(火曜日)

11時30分~12時01分

場所 県庁2階 記者会見室

会見する山本知事

発表項目

・7月28日の大雨災害対応について

・政府要望について

・8月補正予算について


知事

 皆さん、こんにちは。

 本日、私から、7月28日の大雨災害に関連しまして、3点ご報告させていただきます。


 まず、この度の災害でお亡くなりになられた方々に対しまして、哀悼の意を表しますとともに、被害に遭われました方々に心からお見舞いを申し上げます。

 また、折しも本県へ行啓いただきました皇太子殿下からは、温かいお見舞いと激励のお言葉を賜りました。さらに、安倍総理をはじめ、多くの方々に本県の厳しい被災状況をご視察いただき、励ましと支援のお言葉を頂戴しております。

 あらためて、感謝申し上げますとともに、大変心強く思っております。

 報道機関の皆さまには、これまで、被害状況をはじめ、二次災害の防止や被災者支援の内容など、災害関連情報の広報について、大変ご協力をいただきまして、心からお礼を申し上げます。

 さて、この度の災害は、まさに「これまで経験したことのない」記録的な豪雨により、山口市、萩市および阿武町において、大規模な土砂災害や浸水害が発生し、2名の尊い命が失われ、1名の行方がまだ不明となっているほか、多数の家屋の損壊や浸水、水道施設の被災による断水、さらには道路や鉄道の損傷による交通網の寸断など、県民生活や経済活動に大きな打撃を受けたところであります。

 県におきましては、28日に山口県災害対策本部を設置し、市町や関係機関と連携しながら、被害状況の把握に努めるとともに、土砂災害や浸水害現場等における人命救助を最優先として、応急対策に懸命に取り組んでまいりました。

 こうした中、災害発生から10日が経過し、被害拡大の恐れは小さくなったと考えられますとともに、被災地における応急的な災害対応はおおむね終了し、今後は、被災された方々へのさまざまな支援と災害復旧対策を重点的に進める段階に移ったと考えられますことから、本日、災害対策本部を廃止すると同時に「山口県被害復旧対策本部」を設置いたしまして、被災者の1日も早い生活再建と公共施設の速やかな復旧に向け、関係部局が一体となって全力で取り組んでまいる考えであります。


 次に、災害に係る国への緊急要望についてであります。

 今後、地元市町とも連携しながら、1日でも早く、被災地域における住民の皆さまの生活の安定を確保していくために、被災者への支援対策、被災箇所の応急復旧や本格的な災害復旧対策に取り組んでいかなければなりません。

 このため、県議会とも調整し、災害に係る要望内容を取りまとめ、9日、今週金曜日に、私が柳居議長と共に、国に対して直接政府要望を行うこととし、最終的な調整に入っているところであります。

 要望の内容につきましては、お手元の「緊急要望書」 のとおりでありますが、まずは、公共土木施設、農業等の災害復旧等を円滑かつ早急に行うため、「激甚災害法」の早期適用を求めていくことにいたしております。あわせて、こうした施設等に係る災害復旧事業の早期採択、応急復旧事業の大幅採択、そして、今回の災害の特徴でもある甚大な洪水被害に鑑み、同様な災害が再び起こることがないように、集中的な河川改修について、重点的に求めていきたいと考えております。

 また、JR山口線およびJR山陰本線は、通勤・通学等における重要な交通インフラであると同時に、本県の観光振興において、極めて重要な役割を果たしておりますことから、JR西日本における早期完全復旧も要望してまいる考えであります。

 あわせて、JR西日本に対しても、今週中に、JR山口線、JR山陰本線の完全復旧について、要望を行う予定です。

 そのほか、山口市阿東地区の特産品でありますリンゴ等への被害を踏まえ、産地の早期復旧や被災農家の経営安定に向けた支援制度の創設についても、求めてまいる考えであります。

 なお、要望事項の個々の具体的な内容につきましては、後ほど総合企画部長から説明させますので、よろしくお願いいたします。


 最後に、8月補正予算についてであります。

 甚大な被害の発生に鑑み、私としては、被災された方々への支援や、本格的な復旧対策に速やかに取り組むためには、補正予算の編成が必要であると判断いたしまして、今般、総額約114億円に上る災害対策関連予算を編成いたしました。

 そして、議会にもお願いをし、来週12日に臨時県議会を開催しまして、補正予算をご審議いただくこととし、先ほど開催されました議会運営委員会において、その概要をご説明申し上げたところでございます。

 今回の補正予算では、現在判明している被害状況に基づき、特に緊急を要する経費を計上しておりまして、農地や道路、河川等の災害復旧事業、さらには、災害救助費や生活再建に対する支援、災害援護資金の貸し付けなどの被災者救援対策を中心に、所要の予算を措置しております。

 このように、今回は、当面する緊急対策に内容を絞ったものでありますので、今後、被害状況をさらに精査し、また、緊急要望に対する国の対応の動向等も踏まえながら、9月補正でも追加の予算措置を講じてまいる考えであります。


 私からは以上でございます。


テレビ山口(TYS)

 先ほど、要望の話がありましたけれども、要望先としてどの辺に行かれるんですか。


知事

 災害復旧の事業は主として、国土交通省、それから農林水産省を中心とするものが多いものですから、両省が中心になります。加えて、内閣官房の防災担当のところもですね、激甚災害の指定をはじめ、公共土木施設のいろいろな災害の査定なども担当していただきますので、内閣府の防災担当にも伺おうと思っています。その3省が中心になります。


テレビ山口(TYS)

 JRの要望という話もありましたけども、これはいつぐらいを予定されているんですか。


知事

 おそらく、8日、9日のタイミングだと思います。


山口新聞

 JRは知事がお伺いになるんですか。


知事

 いや、おそらく副知事が伺うことになると思います。

 細かい話は、部長がまたご説明します。


読売新聞

 今日、補正予算、災害の補正予算をですね、発表されましてですね、県としてですね、これから災害復興に向けてですね、取り組むという決意の表れだと思うんですけども、あらためて、知事のですね、これから被災復旧・復興に向けてですね、取り組む決意というか、抱負を聞かせてください。


知事

 このような事態ですから、できるだけ生活の基盤、それから仕事の基盤となるような施設を災害復旧事業で、スピーディーに回復するということを念頭において、関係機関と連携しながら取り組んでいきたいと考えております。


共同通信

 共同通信です。ニュースで報道されてるんですけれども、昨日沖縄で米軍のヘリが墜落する事故がありました。山口県も岩国基地を抱えていて過去に事故が起きた部分もあります。基地を抱える自治体としてそういう事故が起こったこと自体をどういうふうに考えられていますでしょうか。


知事

 事故はあってはならぬ事柄でありますから、米軍当局においては、ぜひ原因究明と、同じことが二度と起こらないようにという考え方で取り組んでいただきたいと考えております。


中国新聞

 先ほどの質問と関連するんですが、これまで知事は、オスプレイに関しては国の検証結果を評価するという立場で、ある程度安全性は確保されたという認識なんだと思うんですが、今回の事故を受けて、あらためてオスプレイに対しての認識というのはどのように。


知事

 今まで、会見等で私の認識を申し上げたことと変わっておりません。


山口新聞

 今回の事故を受けて、米軍側はオスプレイの追加配備を遅らせるという情報があるんですけど、となると、今岩国基地に陸揚げされているオスプレイがそのまま留まる可能性もあると思うんですが、このことについて見解をお願いします。


知事

 今まで、国を通じて在日米軍当局の認識を確認しておりますけれども、そのような手続きを踏んで確保した情報を踏まえますと、おっしゃるようなことはないと考えております。私どもが今度のオスプレイの12機の移動について、お願いしております3つのポイントについても、依然として非常に重視しているということを伝えておりますし、山口県の問題意識に留意した上で、国の防衛当局も、在日米軍との意思疎通、それから、国の機関としての責任等について、責任を全うするというふうに考えております。


中国新聞

 すみません。これに関連してなんですが、当初、中国四国防衛局からですね、3日に4機、5日に8機ということで、昨日までに12機が移動するという予定だったと思うんですが、これが結果的に、今も10機が留まるという状況になっていますが、これについてはですね、どのようにお考えでしょうか。


知事

 それは、沖縄の米軍基地で、あのような重大な事故が起きたわけですから、私どもがお願いしている、この在日米軍機が、沖縄の基地内ではあれ、事故を起こしたということは非常に重大なことでありますし、遺憾なことでありますから、まず、申し上げました、原因究明、再発防止、一生懸命努力していただかなければいけませんし、その他も非常に人員も部隊も逼迫(ひっぱく)していると思うのですね。ですから、事故前、事故後、変わらず今までやりとりしてきたとおり、一字一句変わらないでやれと、山口県として申し上げる考えはありません。合理的な範囲内で、私どもの考えていることを伝えてありますので、そのことを実現できるように図っていただきたいと思います。


中国新聞

 それでは、当面、事故の検証が進むまでは、岩国での、その駐機というか、それを認めるということで良いのでしょうか。


知事

 やむを得ないと思っています。


中国新聞

 そうはいっても、沖縄ではオスプレイそのものに対する反発も出てますけども、岩国市民の中でも、そういう声が今から高まる可能性は無いことはないと思いますが、そういった感情等も配慮してのことでしょうか。


知事

 何について着目して、ご指摘になっているか、分からないところがありますので、直截(ちょくさい)な答弁はいたしかねますけれども、岩国と意思疎通した上で、山口県として今回のことについては、こういうふうに取り扱ってもらいたいと、重点を絞って国の防衛当局、あるいは、その防衛当局を通じて在日米軍にも伝えてありますし、今度の事故を契機に、微調整をしなきゃいかんことは事実ではございますけれども、その範囲内でできるだけの努力をお願いするということになると思います。


中国新聞

 じゃあ、あらためてなんですけども、どういう観点でやむを得ないということになるんでしょうか。


知事

 事故だからです。


中国新聞

 事故だから。


知事

 ですから原因の究明と、再びこういうことが起きないようにするという仕事を、この事故に対応してきちんとやってもらうということも、私ども在日米軍基地を抱えている県としては重要な課題でございますので、ぜひ、この課題をクリアした上で、前に進んで行く、行っていただきたいと考えております。


中国新聞

 それは、沖縄の住民の感情に配慮するということなんでしょうか。


知事

 今、申し上げたことに尽きるのですが、沖縄の住民の感情というのは、どういうことでございますか。


中国新聞

 やはり、今回のヘリの墜落事故を受けて、オスプレイの追加配備に対する、まあ反発も出てるようなんですけども、そういった住民の感情に配慮して、しばらくは岩国で引き継ぐというのは認めるということなんでしょうか。


知事

 いえ、そういうことではありません。今、ご説明したことに尽きます。


テレビ山口(TYS)

 すみません。確認なんですけれども、先ほど、追加配備の見合わせについて、「おっしゃるようなことはない。」とお話になられたと思うんですけども、これは追加配備見合わせについて確認されてないのか、それとも長期化することに対してそれはないとおっしゃられたのか、どっちの意味なんですか。


知事

 追加配備は、沖縄のいろいろな、オスプレイとかね、基地に対する感情を踏まえて遅らせると考えたのかというご質問だったので、それは、それを考慮してオスプレイの移駐を遅らせるということを肯(がえ)んじると申し上げたわけじゃありませんと申し上げたのです。


中国新聞

 米国海兵隊が昨日の夜に、岩国に今、留まっている10機をですね、当面普天間に移動させるというのを見合わせるという発表してるということなんですけども、そんなことは感知されておられますか。それについて、やむを得ないという理解でよろしいですか。


知事

 できるだけ早く移駐してほしいということを3点のうちの一つで申し上げておりますけれども、事柄が事故に起因しておりますので、やむを得ないと思っております。


中国新聞

 それとあらためて国に要望するとかいうことはない。


知事

 早くしろということをですか。


中国新聞

 はい。3点の。


知事

 必要があれば、状況によって、あらためて要望する必要があると思えば、要望いたしますけれども、今直ちに、この時点でアクションを起こす考えはありません。


朝日新聞

 先週2日にわたってですね、皇太子殿下が県内訪問されたんですけども、最初に知事、若干感想を述べられましたけども、あらためて今回の訪問についての感想をよろしいでしょうか。


知事

 皇太子殿下におかれては、最初から最後まで今回の災害に対して、被災者、犠牲になった方々、それから被災者の生活を立て直すためのいろいろな復旧活動ということに心を強く痛めておられまして、私は、最初の夜に山口県の情勢をご説明いたしましたけれども、まず何よりも、被災の状況について説明しろというご下問がありました。それをきちんとご説明した上で、できるだけ早く復興してほしいということがありました。

 大変お忙しい中を、日程を差し繰って来ていただいて、心を煩わして本当に申し訳なく、ありがたいことだと、そんなふうに感謝しております。


NHK

 すみません、行啓に関してですが、今回、山本知事はですね、当初の予定を大幅に変更されて、例えば飛行場で皇太子さまをですね、お出迎えされないなど、予定を大幅に変更されましたが、それは何か理由があるんでしょうか。


知事

 先ほど申し上げました、皇太子殿下のおぼしめしを踏まえて、災害対策に専念すればいいというご下問がありました。お言葉に甘えるのもいかがかと思うところもあったのですけれども、東宮大夫を介して、重ねてお話がありましたので、おぼしめしに従おうと思ったところでございます。


NHK

 もう一点、オスプレイの件ですけども、やむを得ないとおっしゃったのは、事故に起因する事柄なので、オスプレイの岩国への駐機がですね、長期化することもやむを得ないという理解でよろしいんでしょうか。


知事

 当初の予定どおりにならない、それに変更が出てきたと、それを一日、一秒たりとも変えるなという考えはないという意味です。


作成:山口県総合企画部広報広聴課


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