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平成25年 (2013年) 8月 28日

広報広聴課

知事記者会見録

(平成25年8月26日実施分)

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日時 平成25年(2013年)8月26日(月曜日)

10時30分~10時54分

場所 県庁2階 記者会見室

会見する山本知事

発表項目

・知事就任1年を迎えて


知事

 皆さん、おはようございます。

 知事就任1年を迎えまして、今日、会見をさせていただきました。皆さまお忙しい中をありがとうございます。

 早いもので、私が二井関成さんの後を受けて、山口県知事に就任いたしましてから1年になります。

 就任早々、私の健康面で県民の皆さまに、大変ご心配をおかけしました。県政へ復帰後は、厳しい経済情勢を踏まえて、景気・雇用対策の強化など、折々の緊急かつ重要な課題に、誠心誠意取り組んでまいりましたけれども、今後とも、皆さま方のご期待に添うべく、しっかりと知事の職務に精励してまいります。

 さて、この1年を振り返りますと、私が特に意を用いてまいりましたのは、二井前知事によって、しっかりと発展基盤が築かれた山口県政をスムーズに引き継ぎまして、さらに新たなる県づくりの歩みを進める土台をつくるということでありました。

 こうした中、私にとって初めての予算となります「5つの全力元年予算」が、県議会をはじめ関係の皆さま方のご理解も得て編成でき、また、本県産業戦略の司令塔であり、かつ、民間委員と県職員が一体となった、これまでにない新たな推進組織である「産業戦略本部」の立ち上げが叶いましたことは、新たな県づくりに向けた本格的なスタートとして、大きな意義を持つものであったと思っております。

 現在、その成果の早期かつ確実な発現に向けて、鋭意、諸施策を進めているところでありますが、その「産業戦略本部」を中心に、安倍内閣の「経済再生」の取り組みにもしっかりと呼応し、道路や港湾などの産業基盤整備の加速化、医療・環境分野における次世代産業の創出など、最優先かつ真正面の課題であります「産業力・観光力の増強」を積極的に進めております。

 先月末には、これら重点的な取り組みを推進する指針として「やまぐち産業戦略推進計画」を、産業界や市町とも一体となって策定いたしましたけれども、今後、社会経済情勢等の変化にもスピーディーかつ柔軟に対応しながら、この計画を着実に進め、地域経済の活性化や雇用の場の創出、県税収入の増加という好循環を生み出すことにより、さらなる県民福祉の増進につなげてまいる決意であります。

 また、7月28日に「これまで経験したことのない」記録的な豪雨に見舞われまして、県民生活や経済活動に甚大な打撃を受けました。まずは、この災害復旧に全力を挙げて取り組んでいるところであります。ご承知のとおり、本県では平成21年、それから22年にも、連続して豪雨災害がございましたように、こうした、いつでもどこでも起こり得る災害に備え、国の国土強靭化の取り組みとも呼応しながら、県民の皆さまの安心・安全の確保に、しっかりと取り組んでいかなければならないと決意を新たにしたところであります。

 引き続き、皆さま方のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

 今日の会見、私からは以上でございます。


朝日新聞

 朝日新聞ですけれども、先ほど話もあった記録的な豪雨からですね、そろそろ1カ月がたとうとしているんですけども、知事が考える今の課題というのは、どういうものがあるんでしょうか。


知事

 災害復興を何としても急いで前に進めると。特に、被災県民の生活再建でございます。国の枠組みに沿った生活再建支援事業については、前に進める見通しが立っておりますけれども、まだ、生活再建のために必要なことがたくさんございます。

 災害の復旧、特に、インフラに大きな打撃を受けた災害の復旧に力を入れるということはもちろんでございますけれども、被災者県民の生活再建という観点からは、仮設住宅ですね、必要な住宅を可及的速やかに取り組んでいくということが、復旧活動の中で非常に大きなウエートを占めてくると思います。ついこの間、着工いたしましたので、ほぼ1カ月かかるというふうに見込んでおります。できるだけ早期に施設を作り上げたいと思っております。


朝日新聞

 インフラの復旧の件なんですけども、JRの山口線やですね、山陰本線の復旧の見通しというのは、何か聞いている話があるんでしょうか。


知事

 JRと虚心坦懐(たんかい)に意見を交わしてですね、スムーズに取り組んでいきたいと思っております。

 美祢線の復旧の経験も、JR・山口県ともに持っておりますし、JRとの意見交換はスムーズに行くという自信は、私ども持っておりますけれども、美祢線の経験からしますと、1年程度で。美祢は1年2カ月ですね。同じようなターム(期間)で取り組むことができたらと思っております。

 JR西日本との課題につきましては、わが県の観光の中心となるインフラでもございます。それが山口と津和野を分断する形で、阻害されているということが、非常に観光にとりましても、他の産業はもちろんですけれども、非常に大きな支障となるということを懸念しておりますので、何ができるかということを意思疎通を図りながら観光振興にも取り組みたいと思っております。


朝日新聞

 先ほど、美祢線と同じタームで復旧してほしいという。


知事

 早くてですね。


朝日新聞

 そういうお考えを示されたわけですけど、JRにもその意向というのは伝えているんですか。


知事

 ええ、伝えています。


朝日新聞

 1年2カ月程度で復旧させてほしいということは。


知事

 復旧させようじゃないかということをね。


朝日新聞

 県も一緒になって、ということですか。


知事

 ええ、そうです。


山口新聞

 その山口線なんですけど、津和野側の被害も結構大きくてですね、島根県との連携というのが必要じゃないかなと思うんですけど、島根県と何か話し合いはされているんでしょうか。


知事

 山口線の復旧についてですか。

 これは、山口県の県の区域、それから島根県の県の区域、画然としておりますので、それぞれ役割を担うべき事柄が明確ですので、それぞれ努力しようという範囲で今までやってきておりますけれども、ただ、さっき言いました観光の問題なんかは、山口県が自分勝手に、JR西日本とやれば解決するという問題じゃないので、しっかり、島根県とも意思疎通を図ってですね、取り組んでいきたいと思います。


中国新聞

 すみません。中国新聞です。ちょっと、今月から来たばっかりで、不勉強で申し訳ないんですけども、JR西日本のですね、鉄道の復旧に関して、基本的には民間企業であるJR西日本さんが、主体的にやる工事、復旧工事だと思いますけども、それに当たって、その山口県さんとして支援できる内容というのは、どういったものが現時点で考えられるんでしょうか。


知事

 基本的にはですね、山口線が三橋落橋したところをご覧になったと思いますけれども、治水施設の河川の公共物、堤防を共用する形で、山口線の橋梁も整備され、河川も復旧するという仕事なんですね。ですから、美祢線の時の協力関係が、その範囲内で実現できたわけですけれども、今度も、その形で復興を進めて行こうというふうにJR西日本とも話しているところです。


中国新聞

 分かりました。それと、ちょっとさっきの話で、観光振興の取り組みの話も出ましたけれども、これは、現時点で、山口線がいわゆる運行再開した段階で、どういったものができればいいなっていう知事のご所見っていうのはおありでしょうか。


知事

 山口県知事が、なんかミーちゃんハーちゃんみたいなこと言いよるなと、ご批判を受けるかもしれませんけど、やっぱり目玉は、SLやまぐち号なんですね。これが津和野と山口の間で、バシッと切られているというのは、非常に大きな痛手なんでですね。なんとか手立てはないだろうかということを思っていまして、できればSLを転回させる設備をこっち側にもね、整備ができれば、小郡とそこの往復運転はできるわけですね。津和野まで行かなくても。

 ミーちゃんハーちゃんの世界で、私の希望を言えば、そういうことも、もしできればね、暫定的に観光振興策として役立つのではないかと思っているのですが、1回、JR西日本にも打診したことがあるのですけれども、やっぱり転回施設っていうのは、非常に難しいらしいのです。物理的にも、なくなっているし、新しく作るには大変な財政的な負担がありますし。だから相談しながら、何ができるかということを追求していきたいと思っております。


中国新聞

 今の転回場というのは、今のところ実現可能性っていうのは、まだ、さっきJRさんとかは難しいって話があったと思うんですけど、そう簡単なことではないということでよろしいですか。


知事

 ええ。ですから今使っているのが、物理的にも唯一の施設ですしね。今の技術で金をかければ、新しいものができるのでしょうけど、そういう意義のあることなのかどうかっていうのは、吟味しなければいけませんし。


中国新聞

 じゃあ、将来的な課題っていうこと、例えば来年に作るとかそういう話じゃなくて。


知事

 それは今私が、子どものような希望を申し上げればと申し上げたのは、そういう意味なんですけど。


中国新聞

 分かりました。それともう1点だけすみません。先ほど、島根との連携のお話がありましたけれども、現時点で、島根県側と観光振興等に関して、これからやりたいとお話でしたが、既に、もう情報交換とか意思疎通とか、現場レベル含めて取ってることっていうのはあるんでしょうか。


知事

 それは、まだ。


交通政策課

 これからです。


知事

 ええ。


中国新聞

 分かりました。ありがとうございます。


山口新聞

 すみません、今のSLやまぐち号のことですけど、今のお話だと、今開通しているところまで部分運行してほしいというふうに、JRに申し入れをされたということでしょうか。


知事

 いや、支社長さんが会見していただいたチャンスにですね、そういうことはできないのだろうかということをお聞きしたということですね。JR西日本は、物理的に回転設備がないということから始まってですね、それを津和野と山口側と二つ整備するということになればですね、大変な財政的な負担がかかるというご指摘をいただいたということを言ったんです。


山口新聞

 回転台がなくてもですね、バック運転できるものを持ってくれば、運転できるんじゃないかなと思うんですけど、その辺を含めた要望というのは、されるつもりはありませんか。


知事

 ちょっとその考えはないんです。だから、機関車が逆走するわけですね、山口と小郡の間を、というような案を今おっしゃっている。


山口新聞

 そうですね。できる機種もあるんじゃないかなと思うんですけども、そういう提案ができれば。


知事

 観光政策はJR西日本にとっても、非常に大事な施策ですので、同じ問題意識に立って取り組めば、JR西日本として、できることはこれだというのが、また、ご提言があれば一緒に考えていきたいと。


山口新聞

 すみません、それと、先ほど、この1年を振り返られましたけど、産業再生に向けて産業戦略の取り組みもできて、それは順調だと思ったんですけど、ご自身の体調とですね、それと豪雨災害も起きたということも含めてですね、この1年間ご自身の人生の中で振り返るとすると、どんな1年ですか。


知事

 人生と言われると、私もちょっと言葉に詰まるんでございますが、やはり二井さんから山口県政を引き継ぐ形になりましてから、一番、就任のときも申し上げましたけれども、病院で6週間ですか、療養しないといけないような状態になったと、就任直後にですね、就任した時も、職員の皆さま、それから県民の皆さま向けに、本当に二井さんからバトンを引き継いだら、直ちに県政を担うことができるのは、この山本繁太郎だと言って、選挙を戦った人間として、結果としてそういうふうになってしまいましたことは、本当に残念で、県民の皆さまにも申し訳ないことで、慙愧(ざんき)に堪えないというふうに申し上げた気持ちは、その通りでございます。

 幸い、9月以降だんだん、病院から退院することができて、体調も、本来の体調を回復しつつありますしね、健康にはこれまで以上に留意して、この責めを全うしていきたいという気持ちでございます。


中国新聞

 すみません、ちょっと別件でお尋ねしたいことがありまして、松江市教育委員会さんのですね、「はだしのゲン」という原爆をテーマに描いた中沢さんの漫画作品がですね、閲覧できない状態にされているということが、ここ半月ぐらい話題になっていると思いますけれども、これについて知事ご自身のご認識というか、ご所見というかですね、を聞かせていただけたらなと思ったんですけれども。


知事

 松江市ご当局の取扱いについても、きちんと熟知しているわけではありませんので、私からこういう場でコメントするのは差し控えさせていただきます。


中国新聞

 個別の行政体に対する意見というのは、言いにくいということだと思いますので、一般的に考えてですね、図書の内容を巡って、特に今回は、子どもの成長段階において残虐な描写があるんじゃないかという、描写が残虐すぎるんじゃないかというところが理由になっているようですけれども、そういう教育委員会が学校に指摘をするということ自体の是非とですね、もう一つは、そういう判断を、そもそも図書館という場所においてある本に対してすべきかどうかという、大きな二つ論点があると思うんですけど、一般論で構わないので、そういう表現の自由との関係も含めてですね、ご認識というのはいかがでしょうか。


知事

 事柄の性格上ね、一般論で松江市が、教育当局がとった行動について、山口県知事としてコメントする考えはないと申し上げた通りです。


中国新聞

 分かりました。



作成:山口県総合企画部広報広聴課


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