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平成25年 (2013年) 9月 12日

広報広聴課

知事記者会見録

(平成25年9月10日実施分)

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日時 平成25年(2013年)9月10日(火曜日)

10時00分~10時24分

場所 県庁2階 記者会見室

会見する山本知事

発表項目

・周南地区における新たな工業用水の増水対策


知事

 皆さま、こんにちは。今日はありがとうございます。

 座って、ご報告をさせていただきます。

 説明の便宜のために、参考資料という資料をお手元に配しておりますので、ご覧になりながら、報告を聞いていただきたいと思います。

 本日は、周南地区における新たな工業用水を確保できる見通しとなりましたので、その概要を発表いたします。

 去る7月31日に公表いたしました「やまぐち産業戦略推進計画」におきまして、「瀬戸内産業再生戦略」を大きな柱として掲げておりますが、この実現のためには、工業用水の確保が大きな課題となっております。

 特に、周南地区におきましては、今年も短期間ではありましたけれども、30パーセントの自主節水がされるなど、慢性的な水不足の解消が求められていますが、この周南地区の工業用水として、新たに日量14,100トンの水が確保できる見通しとなりました。

 お手元の資料をご覧いただきたいのですが、具体的には、光市にございます島田川上流の中山川ダムにおいて、光市が渇水期の上水用のために保有しております予備水源を周南地区の企業に向けた工業用水として転用するものでございます。今後、県企業局と光市が協力して、転用の手続きや送水管の整備などを行い、平成32年度当初の給水開始を目指してまいります。

 今回の取り組みは、上水の予備水源の工業用水への転用でありまして、上水を所管しております厚生労働省と工業用水を所管する経済産業省という省庁の枠を越えた取り組みでございます。水系を越えた地域の協力によって実現できる見通しとなったものであります。

 私としては、本県の産業戦略を確かなものにするためにも、ぜひとも目標年度での給水開始を目指して、取り組みを進めたいと考えておりますし、今回の取り組みを契機として、瀬戸内産業の再生・強化に不可欠な港湾や工業用水などの本県の産業インフラの整備を加速させていきたいと考えております。

 私からは以上でございます。よろしくお願いいたします。


テレビ山口(TYS)

 テレビ山口です。今回、水不足がちな周南地区で新たな水源を確保する見通しが付いたということが、今後の県の産業戦略全体に対して、どういう意義があるかというのをお聞かせいただければと思います。


知事

 わが県、工業出荷額が非常に高いんですけれども、その中でも非常に高いウエイトを占めております、周南の臨海工業地帯の一番のウイークポイントは、工業用水でございます。産業戦略本部でも最初に強いご意見をいただきましたのは、工業用水について心配のないように手当をするべきだという意見を当初からいただいております。

 今年も、30パーセント節水をしばらくの間、自主的な節水をやっていただきましたけれども、自主的な節水の枠内で、30パーセントでも節水ができれば、それでこなせればいいじゃないかというふうにおっしゃる方もおられると思いますけれども、これは、自主節水をすれば、それはそのまま実質的に負担すべき工業用水源のコストになります。ですから、他の地域あるいは、東アジアの諸国と化学工業が競争している中で、わずかではあってもですね、自主節水によるコストというのは非常に大きなウエイトを占めていると。従って、早くから、工業用水については真剣に考えるべきだというご意見をいただいたんだろうと思います。

 今回、企業局の努力、特に産業戦略本部の副本部長である公営企業管理者のリーダーシップによりまして、今まで、こなしたことのない工業用水を、厚生労働省所管の上水の予備水源を経済産業省所管の工業用水に転用することができたというのは、わが国の周南の産業戦略にとって、大変な成果というふうに私自身は評価しております。

 上水を持っております光市当局の関係者のご理解をいただかなきゃいけませんし、それについての周南の工業地帯の各事業主体のご理解もいただかなきゃいけませんし、省庁を超えて工業用水を新たに供給するという画期的なことを山口県でやることができたということは、関係者のご理解をいただいてのことでございますけれども、本当に力強いことだと思っております。


山口新聞

 中山川ダムの水利権なんですけど、水需要の低下によってですね、随分未利用の水がいっぱいあったと思うんですけど、今回は、光市の水利権、日量15,000トンとあるんですけど、これは光市の水利権全部をいただくということになるんでしょうか。


知事

 上水の予備水源として光市が持っている水源でございます。


山口新聞

 全て。


知事

 はい。


山口新聞

 ここの組合からの計画でですね、例えば周南、熊毛地域に水を配分するという計画もあったと思うんですけど、そういう計画には影響はないんでしょうか。


知事

 今、今回の取り組みによって、熊毛の水が、島田川からの水が困難をきたすという話は、私は聞いておりませんが、企業局から後また説明すると思いますので、その時、お尋ねいただきたいと思います。


山口新聞

 それと、事業費35億円というのは、これはインフラだけで、それとも、水を買うお金も入っているんですか。


知事

 それもちょっと、担当に聞いてください。


山口放送(KRY)

 周南の水については、佐波川水系の話もありますよね。これとの兼ね合いはどうなんでしょう。


知事

 短期、中期、長期に分けて対策を考えてみますと、なんとしても、自主節水をしなくて済むように、短期的に取り組むべき課題として、この水源を取り組んでおります。もっと中期的には、おっしゃるように佐波川の水源もございますし、それから宇部から岩国まで、長期的なインフラのあり方を、工業用水のインフラのあり方を検討していかなきゃいかんという課題があります。その中に、今おっしゃった佐波川のこともあるわけですけれども、長期的な課題として、ぜひ、今のうちに、将来の県民のために勉強に取り組んでおきたいと思っております。


山口放送(KRY)

 ですから、この島田川の方は、中期か短期かということで。


知事

 短期です。


山口放送(KRY)

 とりあえず入れて、その後は長期的な視点で。


知事

 今日ご報告した中身は、短期的な課題に資すると判断して取り組んでいると。


山口新聞

 ということは、今回の島田川水系を日量14,100トン、給水を受けても、まだ足らないということなんでしょうか。


知事

 山口県全体のことを考えればね、いつ、どこで、どういうふうな給水条件の変化があるか分かりませんので、絶対安全だとは言えないという意味でございます。しかし、周南の化学工業にとって、目の前の水源というのは非常に貴重なものでして、大変強力なインフラの普及になると思っております。


山口朝日放送(YAB)

 山口朝日放送です。あの先ほど、省庁を超えた水の転用ということで、成果を強調されておりましたけども、これが、その、県内、もしくは県外、全国的に見て、どの程度、珍しいことなのかというのが分かれば教えてください。


知事

 それは、また私も寡聞にして、ちょっとご説明することはできないんですが、私が就任してから、産業戦略本部のご指摘もあって、工業用水は非常に大事な、周南にとっても、それ以外の瀬戸内の産業にとっても、大事なインフラなんで、正面から取り組むという心構えでやってまいりました。


中国新聞

 すみません。中国新聞です。ちょっと話が変わるんですけど、よろしいでしょうか。先週ですね、JR西日本さんの会見がありまして、山口線と山陰線の方のですね、復旧、被災状況等についてご説明があり、山口県の1年2カ月で復旧させて欲しいという要望については理解していると。で、それに向けて最大限努力していくという広島支社長のご発言がありました。まあ、具体的な、復旧スケジュールとしては、まだ示されてませんけれども、そういう、その山口県の考えに対しての前向きなご発言があったことについて、どういうふうに知事、お認めになってらっしゃいますか。


知事

 基本的に、JR西日本と全面的な協力関係に立って復旧はしてまいりますので、全く、私どもとJR西日本は同じ考え方で、この復旧活動に取り組んでいく姿勢でございます。そのことをJR西日本の支社長さんもご報告なさったと思います。


中国新聞

 1年2カ月に向けてという意味でいくと、やはり河川もですね、まだ、復旧した部分の河川改修、先日の会見でも話題になりましたけども、それから、砂防系の事業等ですね、必要になると思います。必要な予算措置っていうのは、おそらく9月の県議会定例会の中で、何個か出てくると思いますけれども、それについて見通しというか、どういう姿勢で臨みたいっていうお考えでしょうか。


知事

 河川改修が事業の柱になりますので、これについての国の担当局による事業採択、スムーズに仕事がやっていける。で、仕事の過程において、JR西日本の工事の部分と、私どもの工事の部分がきちんと志を同じくして、取り組める。この3つが非常に大事なことだと思いますが、そのいずれについてもですね、支障があるというふうには、今現在考えておりません。


中国新聞

 補正予算での具体的な対応というのは、どういうふうに取られるのでしょうか。予算案ですね、についてはどういうふうに応対される予定ですか。


知事

 どういうふうにといいますと。


中国新聞

 事業費の計上とかの関係ですね。


知事

 必要な予算をきちんと付けていただくと。これをお願いしてまいるということですね。


中国新聞

 分かりました。あともう一点だけ、先日の会見受けて、コメントでもありましたけれども、山口線のSLやまぐち号のですね、運行についてもかなり前向きなご発言があって、検討しているという発言がありましたので、先日、知事の会見の中では、後ろ向きなんですけども、山口線に走るっていうことについて、強い期待感があると思うんですけど、あらためて、今回のSLやまぐち号を走らせたいというJRさんの考え方に対しては、どういうふうに受け止められてて、それに対して、県としてどんな協力というか、なんかできることがあるのかないのか、その辺りはいかがでしょうか。


知事

 県としてですね、あるいは河川の復旧事業の枠内で、JR西日本に対して何か特別なことをですね、協力しなきゃいかんことがあるとは考えていないんですが。

 SLやまぐち号は、山口県の観光のある意味ではシンボルでもありますし、それについて、いろんな手立てを講じて復活の努力をしたいと、JRが考えてくれていることは非常にありがたいことだと思います。山口県の区域に限って、それで完全に本格的にじゃなくてもですね、SLやまぐち号が県内を走ることができれば、こういう時期に、こういう時期にというのは、日本でオリンピックをやることになりましたので、そういうタイミングに山口県の観光のシンボルを動かすことができれば、大変な力になると期待しております。


中国新聞

 ありがとうございます。


日本経済新聞

 すみません、日経新聞ですけれども。県内経済のですね、景気の認識、今どういうふうであるかという話についてお聞きしたいんですけども、日銀下関支店のですね、今月の発表でですね、景気を上方修正したということがありまして、回復しているところなんですけども、知事は県内景気の現状ですね、どういうふうにご判断されているのか、消費税の引き上げに今の現状で判断する材料になるのですが、知事はどういうふうにお考えでしょうか。


知事

 基本的には日銀の判断の上に立ってですね、いろいろ判断させていただいております。それから、消費税の判断については、これはもう総理が判断されるに尽きるわけですけれども、その上でも日銀の判断というのは非常に大きいと思いますし、この間から有識者の意向も集約されたようですので、最終的には、総理がご判断されるという官房長官の説明どおりに進めていくものというふうに理解しております。


日本経済新聞

 そうしますと、日銀は回復傾向が強まっているという判断なんですが、知事ご自身の実感としても、輸出とかですね、生産拡大とかですね、こういったことが牽引役となっているのではないかと。


知事

 そうですね。自動車なんかについても、需要が非常に底堅く、という状況を事業者からも聞いておりますし、それらの判断に立って、総理の判断だと思います。


読売新聞

 東京のオリンピック開催の関係でですね、先日、福岡市と佐賀県知事がですね、開催前の各国の選手団の受け入れ、キャンプの受け皿としてですね、早くから誘致を表明されましてですね、山口県として、現状でですね、そういう考えがあるかお聞かせください。


知事

 オリンピックの参加者は、東京都の実行委員会において、いろいろなインフラ等整理しながら、組織的な対応をすると聞いておりますので、今のところ、私自身はおっしゃったようなニーズが、山口県にとってあるという認識には立っておりません。ただ、これを非常に大事な機会にして、山口県の伝統的な文化、いいところをですね、知っていただいて、将来の交流人口の増嵩(ぞうこう)につなげることができれば、非常にいいと思うんですが、福岡県、佐賀県のような取り組みもあるかもしれませんけれども、私はまだ、そういうふうな取り組みをする条件は整っていないと思っております。




作成:山口県総合企画部広報広聴課


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