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電気洗濯機による事故
事故事例1
洗濯機に手を入れたら、洗濯物に指が巻き込まれて薬指を切断した。
事故事例2
洗濯が終了したと思ってふたを開けて手を入れたら、まだ回っていて、シーツが指にからんで薬指を切断した。
原因(事例1)
洗濯槽の回転が完全に停止していないうちに手を入れたため、指を切断したものです。また、洗濯槽のブレーキ
が摩耗して故障した状態で使用していました。
原因(事例2)
フタのロック機構が壊れた状態で使用していたため、洗濯槽の回転中に手を入れてしまって指を切断したものです。
アドバイス
- 洗濯機の回転が完全に止まるまでは、絶対に中の洗濯物に触れないでください。
- 特に古くなった製品は、ブレーキが劣化して回転が停止するまでに時間がかかる場合があります。
- (社)日本電機工業会では、「ふたを開けてから15秒以内に脱水槽が止まらない場合は、故障のおそれがあります。
速やかに、ご購入の販売店にご相談ください」と呼びかけています。機器の異変に気がついたら使用を中止して、点検を受けてください。
詳細は、nite(独立行政法人製品評価技術基盤機構)(PDF:143KB)のポスターを御確認ください。