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平成26年 (2014年) 9月 3日

国際課

CIRレポート 第1号

○範梅

今回のテーマで中国のことについて皆さんにご紹介したいですが、中国は紹介すべきところが多すぎて、何から紹介すれば良いか、迷ってしまいました。今回は私の出身地であり、山口県の姉妹関係の「山東省」についてご紹介いたします。

山東省は、中国大陸の東部沿海にあり、経済がかなり発達している省です。北京と上海の中間に位置し、海を隔てて日本と向かい合っています。面積は15・67万平方キロ、海岸線は3100キロ以上あり、人口は約9,400万人です。

ずっと昔から山東省は、日本と密接な往来がありました。秦の時代、始皇帝は徐福を派遣して、山東省の膠東半島から数千人を率いて東の日本へ向かわせました。山東省・琅ヤ台にはいまも、当時、徐福が東へ向かったときの遺跡が残っています。徐福の一行が着いたと言われる日本の和歌山県と山口県は、山東省と友好関係を結んでいます。

山東はもともと「孔孟の郷、礼儀の邦」と呼ばれています。孔子はこの地で誕生しました。「中華民族のシンボル」泰山はこの地にそそり立ち、「中華民族の揺りかご」黄河はこの地で海に注ぎます。

山東省は観光資源にも恵まれています。観光スポットは700余りあり、そのうち、ユネスコの世界遺産リストに登録されたものは2カ所(泰山と「曲阜三孔」)、国の歴史文化名城は六カ所、国の風景名勝地は3カ所、国の自然保護区は三カ所、国の森林公園は26カ所、国や省クラスのリゾート地は16カ所、「中国優秀観光都市」は12にのぼりました。

山東省の観光祭りの行事も豊富多彩です。ホォ坊の国際凧揚げ祭り、青島の国際ビール祭りと海洋祭、曲阜の国際孔子文化祭、泰山の国際登山祭り、カ沢の国際牡丹祭などです。このほか、修学旅行、書道の旅、ゴルフの旅、博物館の旅、生態系の観察旅行など、30以上のテーマ別の観光もあります。

また、山東は中国の四大料理の一つである「魯菜」の本場です。斉魯文化がしみ込んだ美味しい料理に、世界でも有名な青島ビールや張裕の葡萄酒を添えれば、人々はその味に満足するはずです。

山東省は、儒家の文化の薫陶を深く受けた孔子の里で、古い文化をもつ斉魯の郷です。だから人々は純朴で、社会の治安が良いです。山東の人々は、情熱的に客をもてなすので、山東の観光に来た人はきっと、自分の家に帰ったような感覚にとらわれるでしょう。

今年―2007年には山口県・山東省提携25周年を迎えます。これを契機にぜひ中国の山東省へお越しください。

おいでませ「孔子様の古里」――山東省へ!


○ジュリア


こんな質問を色んな人にされます:


「アメリカの家庭料理は、なんですか?」


簡単な質問にみえても、実際は簡単に答えられない質問です。


まずは、私の家族の家庭料理は他のアメリカ人の家庭料理と違う場合が多いです。


それは、アメリカは多文化社会だからです。


ヨーロッパ系ニューイングランド地域出身の私の家族ではローストチキンやシチューなどをよく食べますが、それに比べて、フロリダー州出身の台湾系の友達は、故郷マイアミにキューバ人が多いため、家族の家庭料理は台湾料理とキューバ料理が混ざったものを食べます。


私の親戚は南西部のニューメキシコ州に住み、テックスメックスというアメリカ風(特にテキサス風)のメキシコ料理や南西部のアメリカ先住民の料理の混ざったものをよく食べます。


つまり、アメリカの家庭料理は何かというと、地域によって人によって異なる、アメリカの移民の歴史を反映するものです。16世紀に渡ってきた西ヨーロッパ人から、20世紀に戦争を逃げてきたベトナム人まで、アメリカに入国してきた人達は母国の料理をアメリカの材料で作り、周りの人の文化に影響をされ、アメリカ料理というものができました。


様々な場所の特殊な食べ物を通して、アメリカの広さ、それぞれ地域の歴史や習慣やアメリカ人という人間がもう少し分かってくるのではないかと思います。


いくつかの例をあげます:


・東南部ルイジアナ州の名物「ガンボー」(西アフリカの言語でオクラという意味)という昔からアフリカで作られ、アメリカで周りのフランス人に影響をされたオクラ・魚・トマトシチュー


・今でも南部で殆ど毎日食べられている「グリッツ」という昔から地域のネイティブ・アメリカンが作っていたトウモロコシの粥


・東北部ニューイングランドの名物「チャウダー」という16世紀から作られているシーフードシチュー(今でも元々イギリス人が多かったボストンにはクリームシチュー、19世紀に入国してきたイタリア人が多かったニューヨークにはトマトシチュー)


・全国中でよく食べられる、同じ19世紀にニューヨークに渡ってきたイタリア人のパスタとピザや、東ヨーロッパ(特にルーマニア)のユーダイヤ系の移民の燻製食品「パストラミ」(ルーマニアには羊肉、アメリカには牛肉で作られるサンドウィッチの具)


・19世紀に渡ってきた中国人が作った現在どこに行っても食べられるアメリカ風中華料理


・1970年代に日系人コックが作ったカリフォルニアロールという生魚のない、のりが見えない裏巻きのアメリカ風巻き寿司(現在はメキシコロール、フィラデルフィアロール、スパイダーロールなどオリジナルの裏巻きの巻き寿司が大人気)


そして、つい最近渡ってきた移民達の色んな料理(ベトナム、タイ、インド、韓国、ブラジル、エチオピア、ギリシア、地中海など)の店で食事をする家族が増えてきています。


家で色んな国の料理に挑戦する家族も多く、アメリカの家庭料理っていうものはどんどん変わっていくものだといえましょう。



○ラケル

スペインに関する誤解・注目ポイント:

1.スペインはアフリカではなく、ヨーロッパにあります。しかし、北アフリカにある2つの市 (セウタとメリヤ)及びアフリカの海岸の近くにあるカナリア諸島がスペインの領土です。


2.スペインならフラメンコと闘牛…ではありません。北から南までスペインの文化は大分異なっています。地方によって歴史的及び地理的な理由で伝統、習慣、祭り、性格まで全く違います。たとえば、フラメンコは元々南スペインにあるアンダルシア地方の文化で、後にスペインの代表的なイメージとして(恐らく観光的な理由で)世界にPRされました。


3.そのフラメンコはみんな踊れるわけでもないです。好きなわけでもないです。アンダルシアには他の踊りもあり、北スペインも全く違う踊りがある。踊りなどに興味のない人も多いです。マドリッドでは「チョテイス」という伝統的な踊りがあるけど、若い人はあまり知りません。日本人が誰でも日本舞踊を踊れるとは限らないのと同じです。


4.闘牛は残酷だからという理由で、反対する人が多いですが、やめてほしいと思う人がいても、スペインの伝統として根付いているのでなかなかやめられないのが実情です。祭りの時はともかく、普段牛を見に行く若い人や大人も少ないです。本当に興味のある人は現在スペイン人の中で7%しかないようです。


5.トマト祭り(トマテイナ)はバレンシア州のブニョル村(人口:1万人以下)8月の最後の日曜日に祝う祭りです。国際テレビで紹介されたから有名になったけど、スペイン国の祭りではなく、その村だけの祭りです。


6.スペインではサビエルのことがあまり有名ではありません。それぞれの地域には聖人が何人もいるため、サビエルはナバラ州とイエスス会と関係ある人だけがよく知っているかもしれません。私もスペインでは山口に来る前にサビエルのことを少しだけ聞いたことがありました。ちなみに、現在私が山口に住んでいるのは、500年前山口まで来た最初のスペイン人のサビエルのおかげであると思います。



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