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CIRレポート・0712_04_theme

ページ番号:0017545 更新日:2021年11月1日更新

CIRレポート 第3号(テーマ:クリスマス)

ラケル

スペインのクリスマスは長いです。基本は12月下旬ですが、クリスマスの飾り付けは11月ごろから1月6日まで行われており長期にわたりお祝いが続きます。お正月の祝いはクリスマスの中に含まれています。クリスマスで一番大切なことは家族を思い、家族と一緒に暖かい一時を過ごすことです。
以下、スペインのクリスマスシーズンのイベントカレンダー

クリスマス(と新年)シーズン
11月 店やデパートでクリスマスシーズン開始
12月21日 (~1月8日) 学生の冬休み (クリスマス休み)
12月22日 クリスマスの特別全国宝くじ (みんながすごく期待している)
12月24日 クリスマスイブ
12月25日 クリスマス
12月28日 スペインのエイプリル・フール
12月31日 大晦日
お正月
1月1日 元日
1月4日 私の誕生日(全国で祝うのは私の家族と友達だけ)
1月6日 三博士の日(以下に説明あり)。「キリスト子供」の宝くじ (クリスマスシーズン終了)

プレゼントはスペインの伝統の中で東方の三博士(東方の王様達は新約聖書に登場し、イエスの誕生時にやってきてこれを拝んだとされる人物)が子供にも大人にも1月6日の朝に持ってきますが、その伝統に加え、ここ数十年でサンタクロースの概念がスペインにも普及したことにより、12月25日の朝、プレゼントを贈る習慣も始まりました。幸運な子供は、12月25日と1月6日の両日ともプレゼントをもらいます。
私はこの季節に誕生日もありますので、年に1回だけプレゼントをもらいます。後は寂しいです。

家庭内の飾りはクリスマスツリーとベーレムです。ベーレムはキリスト降誕の情景を再現する馬小屋の模型です。普通はミニアチュアでサイズが大分異なっていますが、デパートや小学校などでも実物大の人形(生きている人間も!)と小屋が仮設されるところもあります。クリスマスの飾りなどは1月6日までずっとそのまま続きます。

ラケルの画像

スペインはクリスマスに独特なお菓子がありますが、クリスマスケーキなどはありません。12月31日24:00になると(1月1日になる瞬間)12回鳴る鐘の音と同時に、良い新年を迎えられるように、スペイン人みんなが幸運のぶどうを12個一つ一つ食べます。

一般的に家族がみんな揃う日は、24日の夕食、25日の昼食と1月6日の昼食です。31日の夕食は日本のクリスマスのように、友達と自由に祝うこともありますが、家族と夕食をとって、それからお正月パーティーに行く若者が多く見られます。

クリスマスの季節は子供にとって、幸せな時期ですが、大人にとってはお金の飛んでいく、また太り易い時期です。子供の時のように、クリスマスのことをずっと大好きでいられればいいなと思っています。

庄磊

クリスマスは中国の伝統的な祝日ではないため、国民全てがクリスマスを過ごすわけではありません。しかし、改革開放以来、国際化の影響で、中国、特に大都会ではクリスマスがどんどん賑やかになってきました。街にはイルミネーションが輝き、人々はプレゼントを交換したりしています。
中国のキリスト教徒は、当然クリスマスを祝いますが、キリスト教徒以外でも、流行に敏感な若者たちの間では、クリスマスはとても人気があります。都会の若者は洋食のレストランへ行ったり、クリスマスパーティを行ったりと賑やかに過ごします。

一般家庭でのクリスマスの過ごし方はそれぞれです。全く祝わない家庭もありますし、ちゃんとクリスマスツリー飾ったり、子供にプレゼントをあげたりする家庭もあります。
クリスマスは商売を行っている人にとっては、間違いなく大きなチャンスだと思います。さまざまな店は、このチャンスに大売り出しをします。

庄磊の画像

クリスマスの時期は、大学のキャンパスもとても賑やかです。私の大学では、クリスマスを迎えるために、クラスメートと一緒に教室を飾ります。まず、教室をどのように飾るか計画してから、みんなと一緒にドアに絵を貼ったり、窓に好きな絵を書いたりして、パーティを行います。今思い出しても、とても楽しい思い出です。

私の故郷の臨沂(りんぎ)では、毎年市役所が臨沂在住の外国人を招待して、クリスマスパーティを開催します。臨沂在住の日本の方々も毎年何人か参加しています。各国の参加者は一堂に会し、食事をしながら、会話を楽しみます。このように臨沂市ではクリスマスに和やかな雰囲気で、国際交流を行っています。

最後に、私は日本のクリスマスはドラマでしか見たことがありません。山口は日本のクリスマス発祥の地だと聞いていますので、山口で過ごすクリスマスをとても楽しみにしています!
それでは皆様、メリークリスマス!よいお年を!

ジョージア

ジョージアの画像1

アメリカのクリスマスは日本のお正月にとても似ています。クリスマス日が中心となっていますが、それまでの一ヶ月間の間はみんな買い物で忙しいです。どのショッピングモールに行ってもクリスマスプレゼントを買い求めてりお客さんで混み合っています。そして、なによりもクリスマスは年に一度家族が全員集まる時期です。アメリカは広いので離ればなれで暮らしている家族もたくさんいます。12月25日には家族とプレゼントを交換し合い、一日中のんびりして殆ど外出はしません。外出するのは教会に行くときぐらいです。ほかの店は休日となっています。

クリスマスイブにはこども達はサンタさんのためにクッキーと暖かいミルクとサンタさんへの手紙を残します。そして翌朝(よい子であれば)クリスマスツリーの下にはプレゼントが置いてあり、クッキーとミルクは食べられてサンタさんからの返事の手紙があります。一年間わるい子であったらプレゼントではなく石炭が貰えるという言い伝えです。

ジョージアの画像2

一日中家庭料理を味わいながら家族とのんびりします。クリスマスディナーは七面鳥やチキンを丸ごと焼いてほかにはいろいろな野菜とグレイビソースと一緒に食べます。人気があるのはマッシュポテト、スカッシュ(南瓜の一種)、とダイオウ(野菜)です。量が多いためその一週間後はみんなの昼食は七面鳥かチキンサンドになることもよくあります!

クリスマスツリーは近頃キリスト教ではない方の家の中でも飾られていることが多くなりました。クリスマスツリーは地域によっていろいろあります。ハワイのような暖かい州では、クリスマスツリーは輸入されているため、高価な物になりますので、よくプラスチック製のクリスマスツリーを組み立てて作ることがあります。もちろん寒いアメリカの東北の地域でも、便利なのでプラスチック製を使っている家庭もあります。しかし、自然に生えている場所では自分で切って持って帰ってくることもできます。

12月になると日本では年賀状を送ると同じように、アメリカではクリスマスカードを送ります。友達や遠く離れた家族にクリスマスの挨拶とよく写真とその年の主な出来事も入れて送ります。これは何枚も何枚も送ることになりますので、最近ではパソコンで作ることが流行っています。

アメリカのクリスマスは毎年普段会えない家族や友達に会えることができるので、私にとっては一番楽しみにしている季節です!みなさんもよいクリスマスを過ごすことができますように!メリークリスマス!