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トップページ > 組織から探す > 健康増進課 > 感染症対策等・麻しん(はしか)の感染予防について

平成30年 (2018年) 6月 28日

健康増進課

麻しん(はしか)の感染予防について



 麻しんは、かつて「命定めの病」とも呼ばれ、子どもの命を奪う疾患として、広く恐れられていました。医療の進歩した現在でも、その重篤性に変わりはなく、発症した場合には死に至る危険性もある重大な疾患です。

 平成27年3月27日、世界保健機関西太平洋地域事務局により、日本が麻疹の排除状態にあることが認定されました。しかし、その後も海外からの輸入例を発端として、集団発生事例は起こっています。



 現在の流行地

 国外:FORTH(厚生労働省検疫所)情報参照 (別ウィンドウ)



 麻しん(はしか)とは


 麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症として知られています。


 感染方法


 麻しんウイルスの感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播し、その感染力は非常に強いと言われています。免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。


 症状


 感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。2~3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。

 肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1,000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。死亡する割合も、先進国であっても1,000人に1人と言われています。

 その他の合併症として、10万人に1人程度と頻度は高くないものの、麻しんウイルスに感染後、特に学童期に亜急性硬化性全脳炎(SSPE)と呼ばれる中枢神経疾患を発症することもあります。


 予防方法は…


 麻しんは感染力が強く、空気感染もするので、手洗い、マスクのみで予防はできません。麻しんの予防接種が最も有効な予防法といえます。

 また、麻しんの患者さんに接触した場合、72時間以内に麻しんワクチンの接種をすることも効果的であると考えられています。接触後5、6日以内であれば、γ-グロブリンの注射で発症を抑えることができる可能性がありますが、安易にとれる方法ではありません。詳しくは、かかりつけの医師とご相談ください。

 また、定期接種の対象者だけではなく、医療・教育関係者や海外渡航を計画している成人も、麻しんの罹患歴や予防接種歴が明らかでない場合は予防接種を検討してください。


 全国の発生動向に関する情報

発生動向調査(国立感染症研究所) (別ウィンドウ)


 予防接種


 麻しんの予防接種は、「MRワクチン(麻しん風しん二種混合ワクチン)」、または「麻しん単独ワクチン」を用いて行います。

 1歳から2歳の間に麻しんや、風しん(3日ばしか)にかかる可能性が高いので、1歳のお誕生日を迎えたらなるべく早く第1期の予防接種を受けるようにしましょう。

 第1期のワクチン接種については、1回の接種で免疫が十分つかなかった場合の用心と、年月がたって免疫が下がってくることを防ぐ目的で、2回の接種が行われています。第2期の接種は、小学校に入学1年前の幼児が対象です。

 予防接種後の主な副反応として、発熱、発疹のほか、注射部位の発赤、はれ(腫脹)などの局所反応や、じんましん、リンパ節のはれ、関節痛、熱性けいれんなどが報告されています。


 MRワクチンの定期接種

第1期

生後12月から24月に至るまでの間にある者

第2期

5歳以上7歳未満の者であって、小学校就学の始期に達する日の1年前の日から当該始期に達する日の前日までの間にある者

 ※予防接種を受ける方や保護者の判断で、第1期、第2期以外に麻しんの予防接種を受ける場合は、任意接種(自費)となります。


 リンク

予防接種情報(国立感染症研究所) (別ウィンドウ)

山口県医療情報ネット(予防接種実施機関) (別ウィンドウ)


【県民の皆様へ】

麻しんの予防対策は、予防接種を受けること以外にありません。また、麻しん含有ワクチンを2回接種することで、麻しんに対する免疫が強固になります。麻しんの感染を予防するため、また他の人に感染を広げないためにも予防接種を受けることが重要です。


定期接種(第1期・第2期)の対象年齢で、まだ接種を済ませていないお子様は、かかりつけの小児科で、できるだけ早く接種を済ませましょう。


また、すでに定期接種の年齢を過ぎている方(成人も含む)は、母子健康手帳などの記録で、ご自分が麻しん含有ワクチンの接種をしているかを確認し、1回も接種したことがない場合は、かかりつけの医療機関で対応を相談してください。


※麻しんの予防接種(定期接種)は、昭和53年から始まり、平成18年(2006年)6月からは、MRワクチンによる2回(第1期・第2期)の接種が開始になりました。また、平成20~24年度(2008~2014年度)の5年間に中学1年生又は高校1年生に相当する年齢であった方は、第3期又は第4期としてMRワクチンの接種を受けている可能性が高いため、まずは母子健康手帳や学校健康手帳などの記録を確認してみましょう。


麻しんの予防接種歴がない方は、できるだけ早めの接種を検討してください。

•麻しんが流行している国・地域(特にアジア地域)に渡航する前には、必ず麻しん含有ワクチンの接種歴を確認し、接種していない場合や、麻しんにかかったことがない場合(かかったかどうか分からない場合を含みます。)は、渡航前に接種を受けるようにしてください。

•麻しんは、感染後、約10~12日間の潜伏期間を経て発症してきます。

麻しん含有ワクチンの接種歴がない方で、発熱、咳、鼻水、眼球結膜の充血等の症状が出た場合は,約10~12日前の行動を思い出し、特に麻しん患者との接触があった場合や、海外あるいは国内で麻しんの発生が確認されていた場所に行っていた場合などは、麻しんにかかっていることを疑って、事前に医療機関へ電話連絡した上で受診してください。

症状がある場合は、公共交通機関の使用、人の集まるところに行くことを避けて、感染を広げないようにしてください。



【医療機関の方へ】

麻しんの定期の予防接種対象者に対する積極的な接種勧奨や、麻しん流行地域への渡航を予定している方への予防接種等の情報提供及び注意喚起について、引き続きご協力をお願いします。

また、麻しんが疑われる患者さんが受診された場合の対応手順や、窓口担当を含めた職員の接種歴等を今一度確認の上、院内感染対策の徹底をお願いします。

なお、麻しんは、平成20年(2008年)1月から全数把握疾患となっています。

麻しん(疑い含む)と診断された場合は、迅速な行政対応を行うため、できるだけ患者の診察終了前に管轄保健所へ電話連絡していただくとともに、麻しん病原体検査実施への協力(血液、咽頭ぬぐい液、尿の採取)をお願いします。



麻しん届出基準 (別ウィンドウ)

麻しん届出様式 (別ウィンドウ)

医師による麻しん届出ガイドライン 第五版 (別ウィンドウ)

医療機関での麻しん対応ガイドライン 第6版 (別ウィンドウ)




 相談先


 麻しんについてのご相談は、下記の窓口におたずねください。

相談窓口

電話番号

下関市立下関保健所

083-231-1530

岩国健康福祉センター

(岩国環境保健所)

0827-29-1521

柳井健康福祉センター

(柳井環境保健所)

0820-22-3631

周南健康福祉センター

(周南環境保健所)

0834-33-6423

山口健康福祉センター

(山口環境保健所)

083-934-2532

山口健康福祉センター防府支所

0835-22-3740

宇部健康福祉センター

(宇部環境保健所)

0836-31-3200

長門健康福祉センター

(長門環境保健所)

0837-22-2811

萩健康福祉センター

(萩環境保健所)

0838-25-2667


 関係リンク

麻しん(はしか)について(山口県感染症情報センター) (別ウィンドウ)

麻しんについて(厚生労働省) (別ウィンドウ)

麻疹(国立感染症研究所) (別ウィンドウ)

麻しん対策・ガイドライン(国立感染症研究所) (別ウィンドウ)


お問い合わせ先

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