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平成21年 (2009年) 6月 18日
山口県精神保健福祉センターは、人々の心を守るための、“精神保健分野における総合技術センター”を目指しています。
当センターの主要目標は、広報啓発、人材養成、危機対応の3つです。
ア 県民一人ひとりへ正しい知識の普及と情報提供(広報啓発) イ 心の問題で他者を支援できる人材を養成する(人材養成) ウ コミュニティーの心の健康危機対応への技術支援(危機対応) |
当センターの21年度の重点課題はつぎの5つです。
1.ひきこもり対策の推進 2.自殺対策の推進 3.CRT関連活動の推進 4.依存症対策の推進 5.緻密な情報発信 |
現場主義(いま・ここで)
センター自らも現場を持ち、人々のニーズや時代の変化を察知する必要があります。技術の普及のためには保健所などに積極的にアウトリーチします。
人材育成(人づくり)
センターが直接相談や援助を行うだけでは、ごく限られた人々にしかサービスを提供することができないことから、相談や援助ができる人材を養成することを重視しています。この「人づくり」がセンターのもっとも重要な機能だと考えております。ケアにやりがいを感じる環境づくりと、情熱・技術を兼ね備えた人づくりが急務です。
危機対応(こころを守る)
コミュニティーが危機にさらされる時、人々のこころを守るべく、関係機関に対して素早いサポートができるようでありたいと考えております。
先進性(新しい取り組み)
時代のニーズを先取りした手法、プログラム、システムを開発していく必要があります。できれば、山口県から全国に発信したいと考えております。
連続性(つながり)
注意すべきは、技術同士の「つながり」です。事業ごとにソフトウェアがバラバラにならないように、つながりをもたせる工夫をしています。例えば、ひきこもりの家族アプローチとアルコール依存症の家族アプローチを共通化する試みなどをしています。援助技術は、1つ覚えれば他へも応用が利くほうが有用です。
重点化(センターらしさ)
限られたマンパワーの中で、他の機関では取り上げにくいセンターならではの取り組みを選択し、そこに集中する必要があります。
自立(成長を促すケア)
相談や援助において「相手の力を引き出す」ことが大切です。「してあげる」援助だけではなく、「自分でできるようになる」ことが重要です。ここが援助の難しさでもあり、おもしろさでもあります。
協働(ネットワーク)
援助は、しばしばいろいろな機関や人が協働します。公式な枠組みによる連携のみならず、援助者同士が個人につながっていることが大切です。公式・私的な関係の良さを組み合わせた「ハイブリッド」構造による「顔の見えるネットワーク」を重視しています。
循環(セルフヘルプ)
回復しつつある当事者(本人・家族)は、同じような境遇にある人々の良き理解者となり助け手となり得ます。自立を促す援助により、その人が他の人を援助できるようになるという「循環」の発想が大切です。人間にとって「自分が誰かの役に立っている」という実感は、生き甲斐や幸福と直結するものだからです。
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