ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織で探す > 環境生活部 > 生活衛生課 > 腸炎ビブリオによる食中毒

本文

腸炎ビブリオによる食中毒

ページ番号:0019329 更新日:2021年11月1日更新

主にいる場所

 海水域に分布している
 5月から10月の水温の高い夏季に多く検出される

腸炎ビブリオ

特徴

 水温が20℃以上になると急激に増える
 増える速度が速い(大腸菌の2倍の速さ)
 塩分を好むが真水に弱い

原因となる食品

 海産魚介類の刺身や魚介類から二次汚染を受けた食品など

刺身

潜伏期間(症状が出るまでの時間)

 通常10~24時間程度

主な症状

 腹痛、水様の激しい下痢、嘔吐、発熱

症状

防止対策

  • 菌を増やさないようにしましょう
    • 魚介類は、購入から保管、調理直前まで低温(4℃以下の冷蔵)で保管しましょう
    • 調理後の食品は、できるだけ速やかに食べましょう(2時間以内)
    • 調理後、食べるまで時間があるときは、必ず冷蔵庫で保管しましょう
  • 二次汚染を防ぎましょう
    • 魚介類は真水でよく洗いましょう
    • 魚介類を扱ったまな板などの調理器具や手は、十分に洗ってから次の調理に取りかかりましょう
  • 加熱する
    熱には特に弱いので、献立によっては70℃、1分以上の加熱処理を徹底しましょう

冷蔵庫

一口メモ

  • 発症する菌量
    • これまでの食中毒例から、10万個以上の菌数で発症すると考えられています
    • 温度が高くなると急激に数を増やすので、夏の暑い時期、海産魚介類の刺身などは特に注意が必要です(35℃~37℃で9~13分に1回増えます)
  • こんな食中毒例も…
    • 塩分を好むので、魚介類を扱ったまな板を十分洗わずに野菜の塩漬けを作り、食中毒になった例もあります
  • 生食用鮮魚介類は表示があります
    • 鮮魚の場合「生食用」「刺身用」などの表示があります
    • ゆでガニでは、食べる前の加熱の要否の表示があります
    • 生で食べる場合は、表示に十分注意しましょう

関連情報(リンク)

 生鮮魚介類における腸炎ビブリオ(リスクプロファイル)<外部リンク>(食品安全委員会)
 腸炎ビブリオ感染症とは<外部リンク>(国立感染症研究所)

Adobe Reader<外部リンク>
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)