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食中毒予防・発生状況

ページ番号:0019480 更新日:2024年1月26日更新

トピックス

食中毒とは

 一般的には、飲食物を介して人の体の中に入った、病原微生物や有害物質によって起こるもので、多くの場合、比較的急性の胃腸炎症状(おう吐、下痢、腹痛)を主症状とする健康障害を言います。
 食中毒の主な原因として次のものがあります。

家庭でできる食中毒予防

 食中毒というと、飲食店などでの食事が原因と思われがちですが、家庭の食事でも発生する危険性がたくさん潜んでいます。
 また、家庭での食中毒は、風邪や寝冷えなどと間違われやすく、食中毒とは気付かないまま重症や死亡に至る場合もありますので、注意が必要です。
 食中毒は、基本的な予防方法をきちんと守れば、防ぐことができます。以下の6つのポイントなどを参考に、家庭での食中毒を防ぎましょう。

食中毒を防ぐには!(6つのポイント)

  1. 買い物をする時
    消費期限などの表示をよく確認して、新鮮なものを購入しましょう。
    肉や魚の水分が漏れないように、ビニール袋にそれぞれ分けて包みましょう。
    冷蔵や冷凍が必要な食品は、買い物の最後に買い、買ったらすぐに持ち帰りましょう。
  2. 保存する時
    冷蔵や冷凍の必要な食品はすぐに冷蔵庫や冷凍庫に入れましょう。
    冷蔵庫や冷凍庫の詰め過ぎに注意しましょう。
    肉汁などが他の食品に付かないように、食品ごとに別容器に入れて保存しましょう。
  3. 調理の下準備の時
    肉や魚、卵などを取り扱う前と後には、せっけんでよく手を洗いましょう。
    包丁やまな板、ふきん、たわしなどは、よく洗って熱湯や薬剤などで消毒しましょう。
    生の肉や魚を切った包丁、まな板で、野菜など生でそのまま食べるものを切らないようにしましょう。
    食品の解凍は、室温ではなく、冷蔵庫の中や電子レンジを使いましょう。
    冷凍食品は、料理に使う分だけ解凍し、冷凍や解凍を繰り返さないようにしましょう。
  4. 調理の時
    加熱して調理する魚、肉、卵などの食品は、十分に加熱しましょう。目安は、中心部の温度が75度で1分間以上です。
    調理を途中で長時間やめるようなときは、冷蔵庫に入れましょう。
  5. 食事の時
    食卓に着く前に手を洗いましょう。
    調理された食品は、室温に長く放置せず、早めに食べましょう。
    (O157は室温では15~20分間で2倍に増えます。)
  6. 食品が残った時
    冷蔵庫で早く冷えるように、浅い容器に小分けして保存しましょう。
    時間がたったものや少しでも危ないと思うものは、思い切って捨てましょう。

正しい手洗いしちょる?

 食中毒の多くは、目に見えない「細菌」や「ウイルス」が食べ物を通じて体の中に入ることで起こります。
 食べ物に細菌などをつけないためには、きちんと手を洗うことが大切です。正しい手洗いの習慣を身につけて、食中毒を防ぎましょう。
 正しい手洗いをしましょう

食中毒かな?と思ったら

 おう吐や腹痛、下痢など、食中毒と思われる症状が現れたら、すぐにかかりつけの医師に診てもらいましょう。
 腹痛や下痢のときは、市販の下痢止めの薬を服用したり、風邪だと判断して風邪薬を飲んだりすると、逆効果になる場合もありますので、医師に詳しく症状などを伝え、指示を仰ぎましょう。
 応急措置として、十分な水分を補給しましょう。腸を刺激する冷水よりは、ぬるま湯などを飲むとよいでしょう。

食肉による食中毒に注意しましょう!

 食肉の生食や加熱不十分による食中毒が多発しています。
 食中毒菌は、健康な牛や豚、鶏の体内にも生息していて、新鮮な肉でも「刺身」や「たたき」など生や半生で食べることは大変危険です。
 取扱いに十分注意して、おいしく・楽しく食べましょう!!

山口県における食中毒発生状況

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