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生ごみリサイクル(家庭でできる取組)

ページ番号:0020813 更新日:2022年4月1日更新

生ごみ削減のための取組

 家庭から出る生ごみを減らすためのポイントは、

  1. 食材を買いすぎないこと
  2. 料理を作りすぎないこと
  3. 減量化・リサイクルなど処理すること

 の3つがあげられます。

 1や2のポイントは、

  • メニューを決めてから必要なものを必要なだけ購入する
  • 料理するときは、食材を使い切るような献立の工夫をする
  • 料理は食べ残さず、余っても、別の調理法で食べる工夫をする

 などいろいろあります。

 3の方法としては、生ごみ処理機による乾燥や、堆肥化などがあります。

 生ごみをリサイクルしてできた堆肥を家庭菜園やガーデニングなどに活用し、家庭内循環に取り組んでみませんか。

生ごみリサイクルの紹介

 生ごみをリサイクル(堆肥化)する工程には、生ごみの分解(1次処理)と、1次処理したものを土と混ぜ発酵熟成(2次処理)させる2つの工程があります。

 1次処理には、酸素を好む微生物や酸素を好まない微生物により分解する方法や乾燥させる方法などがあります。

1次処理手法の名称と特徴

名称

特徴

コンポスター

大型の専用プラスチック製容器を使用します

微生物分解

好気性

ダンボールコンポスト

ダンボール箱を利用します

電動処理機(バイオ型)

微生物の活動により生ごみを分解します

密閉式容器

酸素のない状態で働く微生物の活動を利用します

嫌気性

電動処理機(乾燥型)

電気で加熱し、生ごみを乾燥させて減量化します

乾燥型

 生ごみ処理機等の導入に当たって補助を行っている市町があります。
 詳しくは、お住まいの市町担当窓口にお問い合わせください。

~作ってみよう!ダンボールで生ごみリサイクル~

 家庭での生ごみリサイクルの取組の結果、毎日のごみ出しが楽になったという声も聞かれます。堆肥化による生ごみリサイクルは1次処理と2次処理の2段階でできますが、この1次処理の手法として、身近なダンボールを使った方法をご紹介します。​

準備するもの (1日の生ごみ排出量が500g程度の場合の目安)

  • 段ボール箱 :みかん箱程度の大きさで、波板が二層構造の段ボール
  • 箱の底を浮かせるもの :通気性を良くするために使用
  • ピートモス(15リットル) :シダや水苔が発酵した土
  • もみ殻くん炭(10リットル) :もみ殻を燻したもの
  • 木べらまたはシャベル :かきまぜるもの

作り方

作り方の画像

  1. 段ボールの上フタを立てて、テープで4角をとめます。
  2. 別の段ボールを半分に切り、ふたを作ります。
  3. ピートモスともみ殻くん炭を段ボール箱に入れ、よく混ぜ合わせます。
  4. 通気性の良い、雨水のかからない場所に設置します。
  5. 生ごみを入れ、毎日かき混ぜます。
  6. 3ヶ月くらいで、生ごみの投入をやめます。
  7. 1~2週間、時々攪拌します。
  8. 土と混ぜ、更に1~2ヶ月置きます。
  9. 堆肥として利用できます。

【投入時のポイント】

  • 生ごみは水を切らずに入れる(握って開いた時、すぐに崩れない程度の水分)​
    ​ 水が切れると乾燥し、発酵が進みません。
     乾燥している場合は少量の水を混ぜます。
  • 新鮮なうちに入れる(腐敗したものは入れない)
     腐敗した生ごみを入れると悪臭の原因になります。
  • 細かくして入れる
     生ごみを細かくすることで、早く処理が進みます。
  • 1日1回または、生ごみを入れる度、混ぜ合わせる
     好気性微生物により生ごみを分解するため、空気を入れる必要があります。
     かき混ぜる際は段ボールを傷つけないよう注意します。
  • 発こう促進剤(天ぷら廃油)を入れる
     発こう促進剤を加えることで、発酵が早く進みます。
  • 通気性を良くする
     発酵の際、多量の水分(水蒸気)が発生します。
  • ハエなど虫が隙間から入らないようしっかりフタをする

​【堆肥が使えるかどうかを判断する方法】

  • 色や形を見る:生ごみの形が判らなくなり、黒くなれば完熟しています。
  • 臭いをかぐ:わずかに特有のカビ臭いにおいがするものが良い堆肥です。
  • 水に浸ける:水を入れた容器に少量の堆肥を入れてかき混ぜ、底に沈むものが多いほど良い堆肥です。

生ごみが分解される様子を観察してみましょう

 発酵が進むとダンボールの中の温度があがりますので、温度計でコンポスト内の温度を測ってみましょう。また、その様子を日記に付けて観察してみましょう。
 生ごみリサイクル日記(Word:38KB)