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浅層暗渠工法を紹介します

ページ番号:0022462 更新日:2022年11月22日更新

1 はじめに

本県の農地の約8割を占める水田において汎用化を推進し、麦・大豆などの畑作物の作付拡大を進め、食料自給率向上を図ることが重要となっています。
そこで、農業農村整備事業において、降雨等による表面水の早期排除等が可能で、収穫量の増大や品質向上効果が期待でき、更には営農の効率化や労力の軽減も可能となる「浅層暗渠」を導入しています。

2 工法の概要

浅層暗渠とは、田面を重機で掘削することなく地下約40cmの比較的浅い位置に暗渠パイプ(径50mm)と弾丸暗渠を約4m間隔で格子状に施工するものです。暗渠パイプについては、ポリエチレン製のシートをパイプ形成機によりブルドーザーにて土中に引き込む時点でパイプ化します。

3 効果の概要

降雨後の田面水を早期に解除することから、農作業時に機械や足がはまらない。作物の根における湿害が防げ、収量や品質が向上します。
また、土壌実験の結果、水田の土壌においても畑地化指標において向上を示す値が得られています。更に、工事費が反当り概ね20万円程度と安く、工期も短くて、地域で一体的に取り組むことで各種補助事業において実施することが可能です。

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