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コンテナ苗を活用した主伐ー再造林一貫作業推進研修会を開催しました
主伐後の再造林率向上に向けては、新技術の積極的な導入等による省力化と低コスト化が不可欠です。
山口県では、令和2年2月17日(月曜日)に、低コスト再造林を進めるため、「コンテナ苗を活用した主伐-再造林一貫作業推進研修会」を開催しました。当日は、苗木生産者の方や県内林業事業体をはじめ、国や県、市町の行政職員など、49名が参加されました。
始めに、森林整備課の職員が、森林資源の循環利用や主伐-再造林一貫作業について、また、コンテナ苗についての講義を行いました。
後半は、佐賀県からお招きした東部林業株式会社の栗原代表取締役と堤専務取締役より、自社の取組を紹介していただきました。東部林業株式会社は平成29年度に国有林間伐・再造林推進コンクールの主伐・再造林部門において、作業の効率化と作業コストの削減を発表して、最優秀賞を受賞されています。
講演では、労働生産性やコストを意識した作業システムや、事業体で実践されている安全対策など、多岐にわたる取組を御紹介いただきました。
県では、今後も全国の先進事例等を参考に、県内林業事業体への技術の普及・定着を図り、コンテナ苗の活用や低コスト再造林をさらに推進することとしています。
<研修全景>
<先進事例講演>