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トップページ > 組織から探す > 森林企画課 > ローカル山だより・素材生産技術パワーアップ研修~ロジックモデル等を活用した支援力向上~を開催

平成29年 (2017年) 9月 25日

森林企画課

素材生産技術パワーアップ研修~ロジックモデル等を活用した支援力向上~を開催!

 はじめに

 県森林企画課では、今年度から県産木材の生産力強化を目的に新たに取り組みを開始した「素材生産技術パワーアップ研修」により、林業担い手対策(主伐技能者育成)及び指導者育成対策(コーディネーター育成)に取り組んでいます。

 特に、本県林業の成長産業化を図る上で地域の実情や特徴を踏まえた対策をコーディネートできる人材の育成が喫緊の課題であることから、この度の研修では、指導者育成として、平成29年9月25日(月曜日)に「ロジックモデル等を活用した支援力向上研修」を開催しました。

 講師には、非営利組織のマネジメントや財団など法人の立上げ支援、非営利組織のコンサルティングに定評がある、(株) PubliCo(パブリコ)代表取締役CEO 長浜洋二先生を招き、地域のコーディネーターとしての役割が期待される森林組合職員及び林業普及指導員34人を対象に、課題の抽出・解決能力の向上を目的に取り組みました。


 森林・林業の現状等を把握

 まず、研修の前段では、受講生の議論が進むよう、森林企画課職員が森林・林業における現状の課題と今後の見通しについて情報提供を行いました。

 この中では、これまでの素材生産力の強化に向けた各種取り組みにより、森林組合の素材生産量は年々、増加しているものの、1森林組合当たりの素材生産量や1m3当たりの素材生産費とも全国平均に遠く及ばないこと、また、20年後の森林資源の未来予測では、このまま進むとほとんどが高齢級林分となることから、早い段階での主伐・再造林による齢級の平準化が急がれることなどが強調されました。


 地域ごとにチームを組み、対応を検討

 森林企画課職員からの情報提供を受けた後、長浜先生の研修では、森林組合管轄ごとにチームを組み、それぞれの事業体が抱える課題解決策の策定に向け演習に取り組みました。

 演習は、森林組合決算資料を用いた収益シミュレーションやステークホルダー(利害関係者)の整理から始まり、問題構造を分析するとともに、自分たちが策定した対策の評価と優先順位付けを行いました。

 長浜先生からは、問題を掘り下げて考えることの重要性が説かれ、トヨタ自動車では、「なぜなぜ5回」として、原因の向こうに隠れている「真因」を突き止め、改善を図っていることなどが紹介されました。

 研修の終わりには、班ごとに導き出した「向こう5年間の施策ロードマップ」及び「直近6ヶ月の実行計画」をエクセルシートに取りまとめ、森林組合職員が代表し、この成果を発表しました。

 施策ロードマップには、高性能林業機械の積極的な導入や技術力の向上が時系列で描かれ、今後の取組が期待されるものとなりました。


 おわりに

 研修を終えた受講生からは、「具体的な数値を用いたことで漠然としていた課題が明確になった」、「問題点のしぼり込みの過程で具体的な行動プランを見出すことが出来たように感じる」、「地域に戻りこの研修の経験を活かしたい」等々、前向きな意見が多く聞かれ、大きな成果が得られたよう感じました。

 人材育成を行う上でこのような機会を設けることが極めて重要であることから、県森林企画課では、今後もこの研修を継続し、林業の成長産業化に向けた取組を加速化させることとしています。




演習の状況 森林組合職員による成果発表

              演習の状況        森林組合職員による成果発表

お問い合わせ先

森林企画課



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