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文化芸術関係表彰・山口県文化特別功労賞受賞者

ページ番号:0024376 更新日:2021年11月1日更新

受賞者一覧

第1回 平成14年4月24日表彰
第2回 平成18年11月27日表彰

住所、功績概要は受賞時のものです。

年度

部門

住所

氏名又は団体

功績概要

平成14
年度

陶芸

萩市

三輪 壽雪

(第11代三輪休雪)

作陶70余年、昭和58年重要無形文化財萩焼保持者(人間国宝)に認定され、卒寿を越えた後もその卓抜した造形力と本質を見据えた鋭い感性で陶芸界に新風を吹き込んでいる。その作品は「鬼萩割高台茶碗」などにみられるように常に新鮮であり、ますます休雪芸術として高い評価を受けている。
また、氏の創造への取組み姿勢は萩焼陶芸界のみならず、ジャンルを越えて広く芸術を志す作家の指針となっており、本県はもちろん、我が国芸術文化の振興への貢献は多大である。

作詞

東京都
小金井市

星野 哲郎

50年近く作詞家として第一線で創作活動を続けながら、4,000曲以上の作品を発表し、数多くのヒット作品と数々の賞に輝き、現在も歌謡界の第一人者として活躍中である。また、全国的な音楽関係団体の会長などの要職も務め、著作権の保護や後進の育成を通じて、我が国音楽界の発展に大きく貢献している。
昭和63年に地元東和町でスタートした「全日本えん歌蚤の市」を大島郡では7回開催し、島おこしに貢献するとともに、平成13年の「山口きらら博」のPR曲「お元気音頭」の作詞を通じて、山口県の元気発信に多大な貢献をした。

彫刻

東京都
清瀬市

澄川 喜一

青年期の6年間を岩国市で過ごし、昭和33年東京芸術大学彫刻専攻科を修了。昭和54年に平櫛田中賞を受賞以後、「そりのあるかたち」をテーマに、木や石の特性を生かした造形を通して、日本的感性をシャープに表現し、新しい空間芸術を展開した。
また、彫刻家として活躍するとともに、平成7年からは東京芸術大学学長として我が国の芸術文化の進展に大きく貢献し、平成8年に開館したシンフォニア岩国の名誉館長として本県文化の発展に尽力した功績は多大である。

平成18
年度

文学

下関市

古川 薫

作家として、幕末から明治にかけての転換期を題材とした格調高い歴史小説を中心に数多くの優れた作品を発表し、平成3年には直木賞を受賞した。
また、執筆活動を通じて、本県の歴史や人物を広く県内外に発信し、本県のイメージアップに多大な貢献をするとともに、昨年4月には、感謝の思いを込めた県民の寄付による文学碑が建立されるなど、その活動は県民の誇りとなっている。

美術

東京都
渋谷区

浦上 敏朗

半世紀に渡って収集した貴重な美術品のすべてを本県のために寄贈し、県立萩美術館・浦上記念館の開館の契機となるとともに、その後も寄贈を継続している。
また、同館の名誉館長として、展覧会事業の指導や専門職員の養成に努めるなど、美術館活動を通じて、本県文化の振興に尽力した功績は多大である。