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令和3年2月定例会 請願 安全・安心の医療・介護の実現と国民の命と健康を守ることについて
件名
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安全・安心の医療・介護の実現と国民の命と健康を守ることについて
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請願者
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山口市中央4丁目3-3 山口県労連会館
山口県労働組合総連合 議長 中野 敏彦
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紹介議員
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戸倉 多香子、木佐木 大助、藤本 一規、宮本 輝男、中嶋 光雄、井原 寿加子
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要旨
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2020年の新型コロナウイルスによるパンデミック(感染爆発)は、日本国内でも大きな影響を広げた。経済活動や国民生活にも深刻な影響を及ぼすとともに、「医療崩壊」などが取り沙汰され、国民の命と健康が脅かされる事態が広がった。この感染症対応の経験から明らかになったことは、感染症病床や集中治療室の大幅な不足や、それらを中心的に担っている公立・公的病院の重要性、医師・看護師・介護職員の人員不足、保健所の不足問題などである。これらの諸問題の背景には、90年代後半から続いてきた医療・介護・福祉など社会保障費の抑制策や、公衆衛生施策の縮減がある。
21世紀に入り、僅か20年の間に、SARS、新型インフルエンザ、MERS、そして今回の新型コロナウイルスと、新たなウイルス感染との闘いは短い間隔で求められ、今後も新たなウイルス感染への対応が必要になることは明らかである。
新型コロナウイルス感染対策の教訓を経て、国民の命と健康、暮らしを守るためにも、そして新たなウイルス感染や自然災害などの事態の際に経済活動への影響を最小限に抑え込むためにも、医療・介護・福祉、そして公衆衛生施策の拡充は喫緊の課題である。
国民が安心して暮らせる社会実現のために、下記事項について、国に対し意見書を提出されるよう請願する。
記
1 今後も発生が予想される新たな感染症拡大などの事態にも対応できるよう、医療・介護・福祉に十分な財源確保を行うこと。
2 公立公的病院の統合再編や地域医療構想を見直し、地域の声を踏まえた医療体制の充実を図ること。
3 安全・安心の医療・介護提供体制を確保するため、医師・看護師・医療技術職・介護職等を大幅に増員すること。
4 保健所の増設・保健師等の増員など公衆衛生行政の拡充を図ること。ウイルス研究、検査・検疫体制などを強化・拡充すること。
5 社会保障に関わる国民負担軽減を図ること。
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