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教育長の部屋・平成29年（2018年）1月1日メッセージ
教育長メッセージ（平成29年1月1日）
明けましておめでとうございます。
新春を迎え、県民の皆様方に謹んで新年のお慶びを申し上げますとともに、平素から本県教育にお寄せいただいている温かい御支援と御協力に対しまして、心から感謝申し上げます。
さて、山口県教育委員会では、平成25年10月に策定した「山口県教育振興基本計画」（平成27年3月一部改定）に基づき、教育目標である「未来を拓くたくましい『やまぐちっ子』の育成」に向け、本県の教育課題に的確に対応した諸施策を総合的・計画的に推進しています。本年は、この計画の最終年度を迎えることから、目標の達成や、達成水準のさらなる向上を図るため、総仕上げとして取り組んでまいります。
こうした中、県政の最重要課題である人口減少の克服に向けた地方創生の取組が本格的な実行段階を迎えており、将来にわたり本県を支える人材の育成を担う教育の役割は、ますます重要となっております。
このため、昨年4月に市町立小・中学校での設置率が100％となった「コミュニティ・スクール」を核とし、子どもたちの育ちを見守り支援する「やまぐち型地域連携教育」の推進などに取り組んでいるところであり、今後は県立高校等へのコミュニティ・スクールの導入を推進し、義務教育段階からの地域と連携・協働する教育の一層の充実を図ることなどにより、やまぐちの未来を担う子どもたちを育む教育環境の更なる充実を図ってまいります。
私は、今後とも「活力みなぎる山口県」の実現に向けて、これまでの経験を活かしながら、引き続き市町教委等関係機関と緊密に連携して教育課題に積極的に挑戦し、本県教育の一層の充実・発展に努力してまいる所存でありますので、県民の皆様方の御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げます。
