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山口ブランドストーリー「維新から明治へ〜近代化の礎を築いた長州人脈〜」公開! 明治時代、長州で学んだ者たちが、政治だけでなく文化・教育・産業などの面でも日本に維新をもたらしたストーリーを紹介しましょう。   ください。

山口ブランドストーリー

4.「唐物」などの名品で培った
幕府との絆と高い美意識

室町時代は、生け花・書院造・茶の湯など、代表的な日本文化の多くが生まれた時代でした。そうした最先端の文化をリードしたのが将軍やその側近である同朋衆、禅僧、有力大名らが集った文化サロン「友社」であり、大内盛見(もりはる)もその有力な一員でした。

座敷飾りとして明や朝鮮半島由来の唐物が珍重され、足利義政が所持し大内氏に伝わったという「青磁筒花入(大内筒)」をはじめ、大内氏ゆかりの唐物は今も高く評価されています。唐物の目利きと飾り方、当時人気の山水図の画題などを記した「君大観左右帳記」を大内政弘(まさひろ)は同朋衆の能阿弥から贈られており、大内氏の美意識の高さがうかがわれます。


茶の湯に関しては、鋳物で有名だった筑前芦屋(福岡県芦屋町)で大内氏の庇護の下、芦屋釜など多くの名品が生まれました。その技巧の高さは今、8つの芦屋釜が国の重要文化財に指定されていることからも明らかです。


袱紗/大内桐金襴

数寄屋袋/大内桐金襴

また、大内氏は金糸で家紋などを織り込んだ豪華な織物を明に注文しています。それらは能の世界では最も華やかな衣装「唐織」、茶の世界では「大内桐金襴」の名物裂(めいぶつぎれ)として珍重されて今もその文様が尊ばれるなど、大内氏の高い美意識は現代に息づいています。


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