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山口ブランドストーリー「維新から明治へ〜近代化の礎を築いた長州人脈〜」公開! 明治時代、長州で学んだ者たちが、政治だけでなく文化・教育・産業などの面でも日本に維新をもたらしたストーリーを紹介しましょう。   

匠の技 伝統的工芸品

萩ガラスイメージ

萩ガラス

維新の原動力長州藩士吉田松陰、門下生高杉晋作、さらに木戸孝允を知る人はあっても長州藩科学者、中嶋治平を知る人は少ないのではないでしょうか。
彼は幼少のころから朝鮮語、蘭語、英語を修め蘭人医師ポンペに師事して医学を究めコレラ流行時には萩を救い、また蘭人技術者ハルデスから学んだ鉄生産のための高炉や耐火煉瓦を研究し、写真技術の導入を計り、洋式軍艦を建造し、我国で最初に蒸気機関車を運転し、羊を飼育して羅紗を織り染め物の研究に没頭しました。
一方では高杉晋作に共鳴して苦境を救い、まさに維新の激動時に科学で未来を見据えていた萩の誇る先覚者でした。
その彼が萩の地で研究した一つが「萩ガラス」です。
維新の夢を見つつ、当時の最先端の技術である蒸気機関を使用してガラス産業の振興に努めた中島治平、彼の夢も攘夷開戦、蛤御門の変、長州征伐と続く激動の世にわずか数年で消え、その後永く萩ガラスは忘れられていました。
今145年を経て、古文書を紐解き、残された治平遺品を手掛かりに打ち捨てられた笠山産の石英玄武岩を最先端の技術と感性で鋳る。
治平が賭ける、その思いの結晶が、この「萩ガラス」である。ひんやりした手触りだが、その中には熱き思いが秘められています。

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