日本海VS瀬戸内海の魚たち

山口県の漁獲高は全国屈指

ケンサキイカ

 山口県の日本海沿岸(北浦)では、ケンサキイカが豊富に獲れます。各県の水産研究センターのデータによると、山口県は全国第2位の漁獲量を誇ります。ケンサキイカは、肉厚で柔らかく、甘みが強い、「イカの女王」とも呼ばれる最高級のイカ。主要漁獲地の萩市や下関市などでは、それぞれ、ケンサキイカのブランド化を進めています。
  萩市では大井湊・須佐の両地区で多く水揚げされ、大井湊の活イカは、家庭でも活イカが味わえる「活イカパック」としても販売しています。須佐地区では、地名の由来ともいわれている「須佐之男命(すさのおのみこと)」の伝説にちなんで「須佐男命いか」と名づけ、このイカを味わえる店を須佐男命いか取扱い認定店としています。須佐では7月〜9月の毎週日曜日に、水槽で泳ぐ活イカの直売市が開かれ、イカ釣り漁師から直接買うことができます。また、下関市豊北町の特牛漁港に水揚げされるケンサキイカは、「下関北浦特牛(こっとい)イカ」、長門市仙崎の仙崎漁港で水揚げされるものは「仙崎イカ」と名づけられています。
【食べ方】
刺し身、焼く、煮る、揚げるなど、さまざまに味わえますが、特にプリプリの食感と甘さがたまらない活イカの刺し身は産地ならではのおいしさです。
【主な産地】
萩市、下関市、長門市
One Point Memo!

目に張りがあって身に透明感があるもの、または赤みがかった褐色のものが新鮮。

漁獲期:4月〜12月

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脂がのって新鮮!

瀬つきあじ

 「瀬つきあじ」は、やまぐちのブランド魚のひとつ。九州五島列島沖で生まれたマアジが対馬暖流に乗って山口県の日本海沿岸に来遊し、その一部が天然礁にすみつき、育ったものです。山口県沖の日本海には大小の島々や多くの天然礁(瀬)があり、プランクトンやシラスなど良質なエサも豊富なため、脂ののったおいしい「瀬つきあじ」に成長します。日本海側では主に中型まき網漁業及び一本釣りによって漁獲されます。まき網漁法の場合、夜間、アジの群れを船の側に集め、網で一気にまき取り、氷で冷やした海水が入った活け間(いけま)に入れ、鮮度を保ちます。
  品質の良さに加え、漁場からは水揚げされる漁港まで約二時間という近さも幸いして、鮮度抜群、お手頃価格で提供されています。
【食べ方】
刺し身、塩焼き、南蛮漬け、フライなどでおいしくいただけます。
【主な産地】
萩市、長門市、下関市
One Point Memo!

うろこがしっかりしていて光沢のあるもの、目が澄んでいて腹に張りがあり、エラが鮮紅色のものが良品。100グラム前後の中型のアジが脂がのっていてお薦め。

漁獲期:4月〜10月

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当地ならではの鮮度が魅力

甘だい

 萩は、甘だいのはえ縄漁発祥の地ともいわれ、漁獲量は全国第2位(平成18年)です。やまぐちのブランド魚「やまぐちの甘だい」は、萩見島沖の周辺の漁場で一尾ずつ丁寧に釣り上げられます。漁獲後直ちに氷水に漬けられ、そのまま萩や仙崎など近くの漁港に水揚げされるため、抜群の鮮度が保たれます。
  適度に脂が乗って淡泊、その名の由来になったともいわれるほのかな甘みが魅力。古くから高級料理に使われ、京都では「グジ」と呼ばれて珍重されてきました。
【食べ方】
一番のお薦め「お刺し身あまだい」をはじめ、煮物、焼き物、蒸し物などさまざまな料理で楽しめます。
【主な産地】
萩市、長門市
One Point Memo!

体が全体的に薄紅色でつやがあり目がくぼんでいないものを選ぶことがポイント。

漁獲期:一年中

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伝統漁法でとる周防瀬戸の美味

タコ



 多くの島々や入り組み、複雑な潮流の影響によって貝やエビ、カニ、小魚などのエサが豊富な周防瀬戸(山口県南東部の瀬戸内海海域)は、良質なタコの産地として古くから知られています。やまぐちのブランド魚「周防瀬戸のタコ」は、夏涼しく、冬暖かい水温に恵まれた当地で漁獲され、足が太く、身が柔らかいのが特徴です。
  周防瀬戸のタコは、「たこつぼ漁」や「かご漁」で漁獲されます。これらは、昼間は狭い穴や岩陰で過ごすというタコの習性を利用した漁獲法で、こうして漁獲したタコは活かしたまま市場に出荷されます。
【食べ方】
生刺し、浅ゆでや酢のもの、タコ飯、タコしゃぶ、タコ天などいろいろな料理で味と独特の歯ごたえを堪能しましょう。
【主な産地】
柳井市
One Point Memo!

指で吸盤に触れると吸い付くものや、体にふれると色が変わるものを選ぶ。

漁獲期:4月〜9月

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関西の夏の美味は山口ブランド

ハモ


 「梅雨の水を飲んでおいしくなる」といわれるハモは、夏の味覚として特に関西で珍重されていますが、漁獲量は全国第5位(平成18年)です。周防瀬戸とも呼ばれる山口県南東部の瀬戸内海海域は、産卵のため回遊してくるハモの好漁場。やまぐちのブランド魚「周防瀬戸のハモ」は小型底引き網漁業やはえなわ漁業で漁獲され、状態の良いものは生きたまま出荷されるので鮮度・味・品質ともに上々です。
  魚体は細長く、大きなものでは体長2mにも達するほど。身は淡泊なようでいて実は脂質が多く、うま味たっぷりです。
【食べ方】
湯引きして梅肉や酢みそで、または酢のものに。照り焼きやから揚げ、しゃぶしゃぶでもおいしくいただけます。
【主な産地】
防府市、柳井市、光市
One Point Memo!

小骨が多いので、魚屋さんに「骨切り」してもらうか、スーパー等では処理済のものを買うと便利。

漁獲期:6月〜8月

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鮮度最高、刺し身がお薦め

太刀魚

 サザン瀬戸の通称でも親しまれている周防瀬戸(山口県南東部の瀬戸内海海域)は、タチウオの好漁場。餌となる小魚が豊富なため、ほぼ一年中タチウオの群れが定着しており、ひき縄釣り漁業によって一尾ずつ丁寧に漁獲されています。やまぐちのブランド魚「周防瀬戸の太刀魚」は、漁獲後すぐに氷で冷やされ、鮮度を保ったまま関西方面などに主荷されています。
【食べ方】
新鮮な太刀魚は、刺し身が一番のお薦め。歯応えとあっさりした味が楽しめます。白身で淡泊な味は、塩焼き、照り焼き、から揚げ、フライ、ムニエル、南蛮漬けなどあらゆる料理に合います。
【主な産地】
柳井市、光市、岩国市
One Point Memo!

銀色の箔に光沢があり、腹に張りがあるものがおいしい。
アゴに鋭い歯を持っているので取り扱いにはご注意。

漁獲期:7月〜11月

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