伝統技と新開発のコラボ

山口県オリジナル酒米や桜酵母から作ったお酒

日本酒


 豊かな自然に包まれた山口県は、清らかな水と上質米にも恵まれ、これらを原料とする日本酒も、県内各地で生産されています。
  特に、山口県産業技術センターと山口県農業試験場のプロジェクトチームによって共同開発された新品種の山口県オリジナル酒米「西都の雫(さいとのしずく)」を用いて作られた新酒は、平成18年4月より県内13社から発売され、山口県の推進する地産地消を実践した新しい日本酒として、また、味わいも「端麗で切れが良い」と人気です。
  酒米「西都の雫」は、明治中期に山口県の農家が作った「穀良都(こくりょうみやこ)」を母に、「西海222号」(「山田錦」が片親)を父として交配・選抜した山口県独自の酒米です。この新酒米は稲の背丈が90センチメートル程度で、酒米品種の中では短く倒れにくいため、栽培しやすいのが特徴です。収量は「山田錦」よりも10〜15%多くなっています。
  また、山口県では平成12年に山口県産業技術センターと宇部高等工業専門学校及び県内の酒造会社の共同開発により、桜の花から酵母を分離させることに成功しました。この酵母は「やまぐち・桜酵母」と名づけられ、これを用いた日本酒が平成13年春から県内酒造場でいろいろなタイプのお酒として発売されています。食前酒にもぴったりのさっぱりした甘さが人気のものもあります。
【主な生産地】
岩国市、萩市、下関市、周南市、山口市、山陽小野田市、宇部市
One Point Memo!

「西都の雫」を用いて作られた新酒の銘柄は、酒造場により異なるが、いずれも「西都の雫」の証のプレートを目印につけている。
うち一つは平成18年全国新酒鑑評会で金賞を受賞した。
桜酵母を用いた日本酒は、香りのよいものや、やさしい味わいの低アルコールのものなどあり、飲みやすいと好評。

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コシの強さが自慢

そうめん

 夏の食卓に欠かせないそうめんは、奈良時代に中国から伝わったとされ、古くは索麺(さくめん)といっていたのがなまって「そうめん」というようになったといわれています。手延べそうめんは小麦粉に塩水を加えて練り、1本の帯状に切り出して表面に油を塗って、よりをかけながら少しずつ引き延ばして乾燥させます。「小日本」と呼ばれる下関市菊川町ではそうめん作りが盛ん。白いそうめんを乾かす風景は冬の風物詩です。コシの強さが自慢の菊川産そうめんは「菊川の糸」として昔から人気があります。最近ではオリゴ糖を多く含むヤーコンいもを練り込んだヤーコン麺が登場。ひと味違う食感が評判で、そうめんと合わせ、料理方法のバリエーションも広がっています。
【主な生産地】
下関市
One Point Memo!

そうめんは新しいものより時間をおくことで強さとなめらかさが増す。
2年、3年を経たもののほうが油臭さも抜けて人気がある。

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濃い味と香りが自慢

山口茶

 山口県のお茶の栽培の起源は約六百年前からといわれ、江戸時代には長州藩が振興策を講じたためお茶の栽培は各地に普及し、明治期には「防長茶」の銘柄で全国市場に名を広めていたと伝えられています。
  現在の山口茶は、昭和40年代から味と香り豊かな特産品として親しまれており、その9割以上は宇部市の北部・小野地区で生産され、「小野茶」へのネーミング変更も進んでいます。秋吉台を源とする厚東川が流れる小野地区は、豊かな自然ときれいな空気に恵まれ、その絶好の環境が、味が濃く、香りも秀逸なお茶の葉を育んでいます。小野藤河内を中心とした「宇部市大茶園」は1カ所にまとまっている茶園としては西日本一の面積(70ヘクタール)を誇っています。
  生産されるお茶は、食事に合う玄米茶や番茶からせん茶まで、幅広く人気です。
【主な生産地】
宇部市
One Point Memo!

平成15年にはアルミボトル入りの「山口のお茶小野茶」が発売され人気を呼んでいる。

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