
■山口県を支える基礎素材型産業
山口県の瀬戸内海沿岸では、大正時代より造船、化学、機械、金属などの工場が次々に進出。第二次大戦後は、石油化学コンビナートが形成され、全国有数の工業県に発展しました。宇部・山陽小野田などの西部地域では、美祢市のカルスト台地から産出する石灰石を原材料とするセメント製造工場が立地し、周南・岩国など東部地域の石油精製コンビナートでは、ソーダなど化学製品を生産する企業が集中しています。

■輸送用機械、医薬品、電子部品メーカーが集結
山口県は鉄鋼、石油、化学製品などの基礎素材型産業に加えて、輸送用機械の製造も盛んです。自動車の「マツダ」、鉄道車両の「日立製作所」、造船の「三菱重工業」など、大手輸送用機械メーカーが揃い、その周辺に関連産業が集積しています。またメカトロニクス・電子部品関連産業や、充実した港湾・空港・高速道路網を生かした流通業なども発展。さらに、近年では医薬品分野や環境分野の進出がめざましく、医薬品の分野では、多くの医薬品製造施設が山口県に立地し、年間の医薬品生産額は全国トップクラスです。さらに宇部を中心に、光・照明・医療産業クラスターの形成を目指す「やまぐち・うべ・メディカル・イノベーション・クラスター構想」も産学公連携で進んでいます。また、環境の分野では、「環境産業マルチパーク構想」のもと、産学公連携によって新たな環境ビジネスが続々と誕生しています。
カーソルをあわせると産業別の主要企業がわかります。



